大きな丸太材でもあれば一木彫刻もやぶさかではない。

しかし、技巧的に寄木造りでの作品づくりが、当面の課題だから「棟上げ」という表現が相応しい。

　長くした首は誇張だが、全体の部位がそれにつりあうスリムさを踏襲する必要がある。

鳥と違って参考になる人体が自前でいいのだから、簡単ではないが困ることない。

今回、公募展等に挑戦するなら所有する材料を無償で提供することを関係者に告知した。

対象者を、廣末勝さん・甲斐梅吉さん・鈴木唯治さん3名にした。

害虫にあった材料なのだが、害の広がりを防ぐ手もないので、

駆除し補強しながら作品にできれば材として有効活用できると考えたからです。
　

私は2～3年のうちに彫刻（鳥刻）分野で、これまで以上に世間を席巻します。　

この技巧と表現をもってすれば、全国的に開かれるはずです！！

私の管理が悪かったのですが・・　　告知！関係者の方へ

害虫ヒラタキクイムシに侵入されてしまったヘラノキ材があります。

ヒラタキクイムシは日本全国に分布しています。なかでもヒラタキクイムシは本州以南に広く生息。北海道などの北日本には「ナラヒラタキクイムシ」が多く生息しています。また、ヒラタキクイムシより高温の環境を好み、西日本を中心に東海地域まで拡大する外来種「アフリカヒラタキクイムシ」は、生活環境への適応力に優れ日中に飛翔。繁殖能力が高く、年に数回発生するとてもやっかいな存在。

●害虫を駆除しつつ、作品にしました。材は2011年に仕入れた県内産です。

●木取りを工夫し、虫に侵された補修をいとわなければ、十分大きな作品がきると思います。

●公募展等や大物に挑戦しようとされる方がいれば、無料で差し上げます。

●カットアウトも無償で手伝いしますが、モデリングもしくは図面（正面図と側面あるいは上面図）を

添えてください。鳥種によって私的図面もありますが、創り手の主体的想像性を尊重します。

　＊モデリング・図面を制作する方法や拡大して利用するなど楽しんでみたいと思います。

●現物を確認いただき、必要でしたら構想を練っておいてください。

１，毎月2回のワークスペースに参加

２，バードカービングへの創作意欲あり

３，共同研究を楽しむことができる

４，自宅での創作環境に創意・工夫あり

上記４点からから　廣末・甲斐・鈴木さん3名を推薦させていただきます。