作品創作の環境について 33

水辺風景にショウブを

加え風にそよぐ葉を構想!

工芸部門の残念な展示。

 

ヒメコウホネの自生する池にカワセミとショウブの葉も加えたい。 

近所に歴史資料館裏に栽培しているので、訪ねたが、それらしい人や植物が観察できなかった。

翌日、市民の森公園を訪ねた。

菖蒲園の池を管理している方に合って、話を伺うことができた。

 2月下旬は、やっとショウブが芽吹きだした時期なのだそうだ。

写真上が市民の森公園のショウブ 2.21 ショウブ池には、水はなく手入れ段階

自然の認識力の低さに恥じるとともに、だからこそ現場の観察の大切さを自覚した。

水深50センチほどの水辺でのショウブの開花前の葉が、どのくらい水面に出て風を受けなびいているかを想像している。

 これから何度かの肥料をやり池の清掃をされているようで、5月末から2週間ほどに花ショウブ祭りを予定しているようです。

 花は、紫・白・青・ピンクの4色らしい・・。今年は、ぜひ見学したいと思った。


その後、県立美術館に、「総合美展」を訪ねた。

工芸部門の展示方法が、出品者として残念に思うことがあるので、その確認です。



工芸部門のエントリーに66点があり、入選・入賞作品が28点・無鑑査2点の計30点が展示されます。

 工芸も、平面的なものと立体的なものがありますが、

30点のうち18点(60%)の立体的なものが、高さ60cmの展示台をロの字型にして展示されていました。

写真は、私の作品の写真を撮ることしか許可されていないので、図1にしました。

ロの字型の展示台に、展示作品の60%が、悪く言えば「じゅっぱひとからげ」に展示されています。


図1・高さ60cmの展示台がロの字型

作品の、裏側を鑑賞するならば、対岸の台からになるのですが、3メートルほど離れているのです。

 立体的なものは、彫刻と同じく多角的視点で鑑賞してもらいたいと思うのです。 

 そうした鑑賞のできる動線と展示方法が模索できないものでしょうか!




図2・私の考える展示案

図2は、私の考えた展示案を載せました。

例えば、ロの字型を切り離して島として展示してほしいものです。

しかし、記録にしとどめます。

いつか実績積んで、実行委員会に伝えることができる関係になった時伝えようと思います。

それではまた・・ご覧ください。


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