作品創作の環境についてⅡ

2015年に大分県で有機農業をしているドイツ人夫妻からヤギを譲り受けました。

除草とミルクが目的でした。昭和40年代ごろまでは、どこの農家でも見かけましたが、農業の効率化が優先するようになると、

畜産も牛や豚に代わりすっかり姿を見なくなりました。
 
 日本ヤギ学会が20年ほど前にできて各地でヤギを飼育する生活・仕事環境を訴える取り組みが始まりました。

 気ままで人懐っこいヤギとの生活は豊かな自然と共存して暮らすことで、創作に精神的な楽しさをもたらしています

   

写真は子供時代のヤギ♀(ハルカ)です。台の上でお昼寝・妻がミルクをあげ、懐かしい子育て時代を思い出してるようです。こんな可愛い姿だったのです


     
数年すると、ハルカも大きくなり妻に抵抗する
ことから、妻は、現在ハルカを怖がっています。
      ノラネコと対話                          鶏小屋とヤギ小屋

   
  秋は楓がきれい!今は亡き知人から頂いた。        佐土原町船野の稜線見える。サシバの巣があったらしい       時にはアナグマも・・・現れる。

               いつも・・・表現したいと思ったものを創作します!

    
授乳期のハルカは公募展入選しヤギ学会でも展示した。   ハルカをベンチに孫と爺さん語る。 県美展入賞。      「 グレタの警鐘」は'20県美展で選外となった。


        「みやざき総合美展」へ提言をします!
           県美術展と宮日美術展が統合し「みやざき総合美展」となるという新聞記事がありました。

        今後計画は、学識経験者の方々の検討をもって2020年5月に発表されるようです。


  

   私は、その計画骨子に・・

     県民参画で運営力増し、多くの創作者を迎える合理的・スピーディな運営してほしい。

   審査も県民参画で客観性・透明性あるオープンな評価を実施し真に愛好家を育てる仕組み望みたい。

   審査にクラスを設け受賞者を広げ、見合った社会評価を与えうる環境を構築できないか。

   という問題意識に沿い一県民として、どんな美術展を望むか?!問題提起したいと発表しました。


潜在する多くの美術愛好家等とともに高め会う芸術事業

芸術の創作者・愛好家・鑑賞者・購入者などパイを大きくする地域活性を願って!

「新美術展」に期待する提言

 下記どおり「新美術展」への提言をさせていただきます。提案者は、学識経験者ではありません。

      鳥刻(彫刻)を通じ創作・普及等に携わってきた実践家です。

      机上文化論と違います。「新たな美術展」が模索されている中、実践経験を参照いただければ幸いと

    考え提言させていただきました。

                              2020 3.23  鳥刻家  渡邊 耕作


1、       事業を主催者だけでなく、一般人(専門性ある)参画型にすることを貫く。

q, 「新美術展」は、主催を、県民参画のものとする。

  初回「新美術展開催準備会」として、会の成長を見定めつつ発展・進化させる。

 

d, 審査は、「客観性と透明性」を重視する。一般審査委員を加え、また複数の審査実務者を置く。

 

e, 開催準備は「業務専従者」に加え、受付事務・会場設営・監視・審査委員・実務のボランティアを募り開催。

 

2、潜在する作者含めて、出品しやすい仕掛けをつくること。

a, 「作品受付事務局」を県内各地に設置。

イ、      西臼杵地区  ロ、延岡  ハ、日向・東臼杵地区  ニ、西都・児湯地区

ホ、宮崎市・東諸地区  ヘ、小林・高原地区  ト、都城・三股地区  チ、日南地区

リ、串間地区 ・・・・ 9地区に搬入・出 「受付事務局」を置く

 

b, 従来の一局集中/搬入・出 受付口(美術館地下)廃止(美術館地下は作品保管と通用口とする)

各地「受付事務局」で、審査基準に達するか否かを分別し搬入手続きを行う。

 

c, 受付は、期間を(代理人を認める)1日とする。翌日美術館搬入する。(分散搬入出により可能と考える)

また立体・平面作品のサイズ基準をつくり、搬入・出手数料を出品者に求める。(受益者負担原則) 

*宮崎市・東諸県地区は、美術館を搬入・出とするため、手数料ないが、手続きは屋外に設け搬入を同日とする。

 

g、各地「受付事務局」を 主催者(宮日各地局員含む)業務専従者・高校美術教師(任意)・

一般参画者で構成する。

    

  写真(上)は、甲斐梅吉(宮崎市)さんが県美展で入選した作品です。京都で(関西地区)のバードカービングに関わってこられた方。定年して宮崎に帰郷され
  KOKOUTAROUでバードカービングを続けられています。  愛好者の中でも切磋琢磨の大きな要
(カナメ)的存在です。



3、        客観性・透明性ある評価を出品者(特に選外者)に伝える

r、各部門に(上級・中級・初級)を設ける。級別に13位を決める。(補足必要)

d, 審査は、「客観性と透明性」を重視する。一般審査委員を加え、また複数の審査実務者を置く。

 

f, 選外作品は、特に「理由」を丁寧に出品者に口頭(文書)等で伝え、再挑戦を促す。

 

i, 審査員を複数化(県外者だけでなく、県内の創作実力者も含める)オープンな集団的審査評価の「あり方」を確立していく。
技術/3表現力・芸術性/4地域性/3計=10点満点>

 *入選を地元審査員で決め、展示キャパ数を展示する。選外者には上記採点を添える。

 *展示期間中期に中央審査委員とともにオープンに審査し入賞者を決める。



4、     入賞作品の評価・活用の可能性を探求すること。

l、入賞作品への賞金額増やす。少なくとも絵画・彫刻・工芸は、書道・写真に比べ高額とする。
また各部門・宮崎県という地域性ある人・素材・テーマに評価高める。 

 

p、希望する、県内公共施設に入賞作品の展示(無償・有償あり)。運搬費用補助する。

 

        5、     県内の一大イベントに位置付ける工夫と努力をすること。

鑑賞料を引き上げ、価値ある展示会を開催毎に検証・総括し改善していく。

 

j、広報を宮日報道のみにせず、他メディアに協力依頼の創意工夫。・主催構成の変化

をアピール。またSNSで情報拡散する。そのための出品者の同意・承諾を求める。

 

k、県外・国外へ積極的に主催者として宣伝力を工夫・努力し観光事業としても貢献する。

 

m, 開催期間を1ケ月ほど行い、美術館全館および周辺公園等を活用。県一大イベント!!

 

n, 会期中公園広場で仮設テントを設置し、県内各地からの物産展を同時開催する。

 

o,  経済効果あるかもしれない協賛団体を絞って、確実にスポンサー契約し意見反映する。

 

6、予想・目標した計画上の予算裏付け

収入目標額・・20,500、000万円  (県予算のおよそ3倍の目標)

費   目

単  価

数  量

金  額

出品料

4,000

2,500 品

1、000、000

入場料

500

7,000

3、500、000

広告料

50,000

団体・企業・各自治体

2、500、000

イベント出店料

20,0001

累計200店

4、000、000

県予算

 

一式

7,000、000

搬出入手数料

1,000/一点

1,500

1,500、000

スポンサー賞金

50,000

20

1,000.000

 

 

合  計

20、500、000

支出予想額・・

費 目

単 価

数 量

金 額

備 考

準備会経費

 

 

1,000、000

広報・会議等・交流

ボランティア経費

 

 

2,000,000

閉会準備等全般・受付・会場設営警備等全般・審査委員・審査実務

受付実務経費

50万円

地域差設ける

9地区

4,500、000

業務専従者は別途記載(搬入・出・運搬等・・)

業務専従者費

 

実績検証

2,000,000

受付時・展示撤収・運搬等

メディア宣伝費

 

実績検証

1,000,000

準備会・開催準備・開催・入賞・入選・準備会終了と今後の確認

紙/宣伝費

 

実績検証

1,000,000

その他媒介

 

実績検証

500,000

仮設テント備品

予備費

 

実績検証

2,000,000

想定

中央審査委員

謝金・宿泊・交流

旅費・・等

20万円(一人)

12

6部門×2

出品数に応じ変更可。

2,400,000

500、000(準備会員との交流会等)

審査員制度が成長したら・・中央審査委員は不要にすることもある。

入賞賞金

平均5万円

6部門×3レベル×3入賞

2、700、000

これに

スポンサー賞金も加算

入賞作品

普及支援費

2万円

25

  500、000

移動費・設置費等

合計


 

 

計2,010万円

 

400,000備費)


●県民参画による。

●客観性・透明性重視で「新県美術展」の評価を高める。

●「人・テーマ・素材」を見つめた地方性強める。

上記コンセプトにした「新美術展」提言は、あくまで一つの設計図です。

2021~2022には コロナウルス感染の終息を願って、その時を祝う「県民上げた祭典」
になればと考えて計画づくりしました。

 

7、スケジュール・・準備会段階は、合意に基づく組織・運営を民主的に構築する段階

日 程

準 備 会

県民ボランティア

 

 

マスコミ報道

県・市町村広報

 

5月

 

 

5月に新美術展要綱発表と宮日記事

6

発足

 

 

 

 

 

 

7

会議→組織・審査法について

 

受付事務局準備

 

 

 

後援・スポンサー

8

会議→審査

発足・随時参画

 

 

9

 

会議

 

 

 

 

10

会議

 

 

 

 

11

会議

 

 

 

 

12

会議

 

 

2021

 

1

会議

 

 

 

2

 

3

 

会議

 

 

会議  総括会議

 

新美術展開催(予定)

具体的なスケジュールは、時間と合意をつくりながら・・進める。


現在、324日時点では、2021年秋以降に開催準備の進むことが望ましい!!とも考える。



以上です。

このホームページに関心ある方は、忌憚ないご意見をメール等の
文書でいただければ幸いです。


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