作品創作の環境について 110
旅で心洗濯・しかし疲れた。
妻に見送られ出発した。
11日出発予定だったが、
佐賀方面に線状降水帯警報出ていたので翌日にした。
勇ましく自転車を積み込んだりガスコンロでコーヒー等と準備したけど
利用することもなく2泊3日の車中泊旅行となった。
有明海の干潟を求めた鹿島の到着時間は満潮。
午後7:00以後は干潟になると聞いたが、疲れて眠い・・。
それに宿泊場所なのでウィスキーを飲み酔っ払いゴーチン・・・。
朝の干潮時を期待したが・・・雨。
*申しわけない!観光パンフレット写真で紹介します。
吉野ケ里遺跡も駐車場を開場をしないまま車が立ち往生。あきらめて久留米に移動した。
しかし、北九州を襲った線状降水帯による道路被害で渋滞が続く。
久留米市鳥類センター到着するも大雨となり入場あきらめて、
久留米市美術館に行く、唯一屋内でゆっくりと鑑賞できた。
「アーツ・アンド・クラフッ」が開催されていた。
クラフッの起源・日本で継承されてきた過去の思いや加わってきた自分の思考変遷を思い返すことができた。
美術館1階では、「青木繁記念大賞ビエンナーレ」が開催。 今年で終了の当公募展なので、
よい機会を得た。 全国からの318人の作家から443点が出品され、
入賞12点と入選79点が展示されていた。
大賞作品は、女子のペイント塗れで横になった作品であったが、
素晴らしいリアリティを感じ「なるほど!」でした。
東京以北からの入選作品は見なかったが、出品そのものがなかったのだろうか・・・!?
東京以北からの入選作品は見なかったが、出品そのものがなかったのだろうか・・・!?
公募展は、なんらかの地域性が反映するものかもしれない。
宮崎からの入賞・入選もぜんぶで8点(?)ほどあり、
宮崎総合美術展などでも鑑賞してきた作家であった。
鑑賞を終えたら、雨も上がっていたので、
再度久留米鳥類センターを訪ね、施設の展示鳥類を楽しんだ。
その後、「おおむた動物園」や「熊本市動植物園」など観賞したが、
地域行政の施設に使われる税金の在り方を垣間見たようだ。
「おおむた動物園」では、若い飼育員たちが、懸命に施設の充実に力を傾けているようだが、
暗中模索状態に見えた。(*パンフレットでの紹介です)
左写真「不知火の海です。
その地の暮らしの豊かさなど含めていろいろな人々のありようを生に感じることができる。
加えて自転車で移動し土地に関われると、さらに深まる。
雨で、そうしたふれあいはなかったが普段なら行くこともない、
山道を超えて不知火の海を訪れ、
労働歌/作曲家として、知られる「荒木栄」が、
たぶん生活したのではなかろうか・・?という土地に行けたことがよかった。
しかし、老齢に疲れる旅でもあった。
既存の交通機関に依存では、自由度が落ちる。
まして、宿泊費を加えると経済的負担で縮小計画になりかねない・・。
これからの自分に相応しい旅のありかたを研究したいものです。
gorosuke@miyazaki-catv.ne.jp