霧島烏帽子岳の縦走

74 平成15年11月30日(日) 曇(温度20度) 2/2クロ
山名  烏帽子岳(988M 鹿児島県牧園町 +100M−440M)
行程  8:00 自宅発−
10:00 烏帽子岳林道入口(H935M)〜
10:20 造林小屋〜
10:30 登山道入口(H890M)〜
10:50 烏帽子岳山頂(H988M)〜
11:10 南ピーク(H928M)=昼食=南側に下山開始11:30〜
13:00 南側道路の駐車帯(H550M)に下山〜
13:50 湯之谷温泉前−<タクシー>−
14:10 烏帽子岳林道入口(H935M)−
14:20 新湯温泉−
17:50 自宅
食事 おにぎり・パン・コーヒー・飴
温泉  新湯温泉 ☆☆☆☆ 500円 0995−78−2255
参加者 NO(no56)                         1名
 □ 気まぐれ天気・・・
  前回の西都烏帽子岳の時も、天気はハッキリしなかったが今日もそうであった。
昨日は、TAさんから「大森岳に行きませんか」と声がかかり、未歩であったので同行したかったが、私用で断わった。昨日も天気予報では晴れであったが、実際は雨で、TAの登山報告では雨で大変だったとのこと。今日こそは晴れるだろうと思っているが、どこに行くのか?出発時間?は朝起きて実際の空を見て決めることにしてとりあえず寝ることにした。
 
 朝、西の空が明るい。この前買った、「鹿児島県の山」に載っていた「烏帽子岳」が気になっていたので、今日は霧島の烏帽子岳に朝7時決定。天気と同じ、いつものゴロニャンの気まぐれ山歩である。 
 今回のメンバーは1名。さみしいが、気まぐれで気ままな山歩と・・・・10時烏帽子岳林道入口に到着。一面曇、雨の降らないことを祈りつつ歩き始めた。

 □ 落ち葉ジュータンが山頂まで・・・

○中央が烏帽子岳

○烏帽子岳林道標

○烏帽子岳山頂

○落ち葉のジュータンが心地よい
 よく整備された林道を約30分歩き、登山口に到着する。
登りはじめてすぐ、落ち葉のジュータンが続く、歩くことが心地よい。紅葉の時期は過ぎているが、その紅葉のすばらしさを思わせる落ち葉が一面にあり、地面に添わせてデジカメで写す。天気はすっきりしないが、雨は降らないようで、時折太陽の光が木々の間から差し込んでくる。烏帽子岳の山頂はなかなか姿を見せないし、見せても全景がはっきりしない。

 簡単に烏帽子岳山頂に到着。植林が囲まれ展望はない。記録写真は義務的に済ませ、「鹿児島県の山」の解説によると、烏帽子岳の南側のピークが展望がすばらしいと書いてあったので、足を伸ばすこととした。
 ピークから見る高千穂の峰の形は、三角形そのもので、スマートにすっきりとしている。この形に見えるのはこの方角だけであろうが、あまりにも整った形で何か高千穂の峰らしくない。そんな気がした。高千穂の峰の左に、中岳、新燃岳、韓国岳と霧島連山が一望できた。

□ 下山はルートなき道を・・・  

 △の高千穂の峰

 ○南に下山開始

 ○職場兼店舗の樹下

○紅葉
 ここまで、簡単すぎて、ちょっと体力が余ったので、往復路の予定を変更して、案内書にはないが南側に下山し縦走することとした。地図を見ると高度差約400M南に下山すれば、道路に突き当たるはずであり、それ程迷うこともなさそうである・・・所要時間1時間とみて下山開始・・・。南側斜面は一面植林され、確かな山道はなく、杉の間をどこにでも下ることができるので、逆にどこを下っているのか判らなくなってくる。途中方角と高度を確認しつつ下る。沢に降りるかどうか迷いつつも、次第に道を走る車のエンジンの音が大きくなってきたので、ほっとし、目の前に道が開けた。ルートのない道は時間がかかる、予想より30分程度オーバーしていた。

 下山した地点は、以前駐車した駐車帯の所で、いつも車体いっぱいに籠を展示し、その横の樹の下で、籠を編んでいるFUさんが居た。お土産にとリュックに入る小さな籠を買い丸尾に向け歩き始める。途中は紅葉の撮影タイム・・・
湯之谷温泉前でタクシーに乗車し、「新湯温泉前まで、お願いします。」と 

<参考 パンフより>
 新湯温泉:海抜920M霧島山奥ひなびた山峡に在し赤松林に囲まれた一軒宿。         春は山桜につつじが全山をピンクに染め尽くす。
        夏は避暑地として南国の軽井沢。
        秋は全山燃える紅葉の真只中。
        冬は霧氷の花が咲く天国。
        薬草の露天風呂からの星空の展望は感激の一言・・・・・。