ふれあいハイキングありがとう

73 平成15年11月9日(日) 曇・雨(温度20〜24度) 2/2クロ
山名  烏帽子岳(1126M 宮崎県西都市 標高差約670M)
行程  6:30 自宅(JR駅)発−
 8:30 烏帽子岳林道入口(ふれあい市民ハイキング受付)神事
 9:00 出発(標高460M)〜
 9:30 登山道入口(580M)〜
11:00 7合目(870M?)〜
11:35 烏帽子岳山頂(1126M)=昼食=12:05出発〜
12:45 権現山(1110M)〜
13:00 烏帽子岳より下山開始〜
14:00 登山道入口〜
14:25 林道入口(ふれあい市民ハイキング)ぜんざい会
15:00 出発-
15:45 さいと温泉−
17:45 選挙投票−
18:00 自宅
食事 おにぎり・卵スープ・麦茶・柿・チョコレート・ぜんざい(2杯)・漬け物
温泉  さいと温泉 ☆☆☆☆ 500円 0983−43−1000
参加者 NO(no55)、TO(no60)、KO(m)、TA(m)、TA(w)、YA(w)  6名
 □ 気まぐれ天気・・・

  出発前まで、今日の天気はハッキリしない。3日前までは晴れの予報で、前日には晴れのち曇り、当日の予報は曇りのち雨そして曇りと・・・どれが本当の予報なのだろうか。女心と秋の空かな。
 
10月中旬に、西都山岳会から「烏帽子岳ふれあい市民ハイキング 主催:銀鏡・上揚地区 後援:西都市 協力:西都山岳会」の案内が来ていた。昨年、同企画で龍房山登山に参加したので案内が来たのだろう、そのときは天気もよく、楽しかったので、今年も是非参加したいと思っていたので、早速カレンダーに書き込んでいたのだった。

 近所のいつものグループ6名で参加することとし、6:30出発、8:30前に西都市銀鏡・上揚地区の烏帽子岳登山口(林道入口)に集合・受付を済ませた。
 そして、参加者全員で、登山の安全を祈願する神事を終え、9:00出発。今日の天気は気まぐれであるが、山頂でのすばらしい展望(と案内書やガイドブックには書いてあった)を期待しつつ、曇・小雨の中を歩き始めた。

 □ 小雨の中、山頂へ・・・

○安全祈願の神事

○竹林の中の林道

○登山口
 
 竹林のなかの林道を約30分歩き、9:30登山口に到着する。
烏帽子岳(えぼしだけ)は、神楽で有名な西都・銀鏡地区を代表する山だそうである。名前のとおり、烏帽子にて山の形は三角形で、登山口からは急登が続く道であった。 
 登りはじめて、1時間半過ぎ(シシ平前)から、TOが貧血気味で顔面蒼白となりペースダウンする。そして、先頭が山頂到達時刻であろう11時となり、7合目付近でこの後どうするか協議し、雨で滑りやすくTOはUターンを決めた。前回の高千穂峰縦走でのTUさんの件もあり「山は逃げない、下山できる体力を残して、Uターンするのも登山でのマナー」との教訓を得たばっかりの登山であったので、方針はすぐ出た。
 山では、自己管理が重要であり、自分のペースと自分の限界を知らないと他人に迷惑をかけることとなる。

 遅れた分を取り戻そうと、一人雨の中を登るが、急にペースを上げたのできつい、9合目過ぎでやっと追いつく。
 烏帽子岳山頂に11時35分に到着、そしてさっそく昼食。快晴であれば、西に石堂山・天包山、南に霧島連山、東に竜房山、尾鈴山等遠見通すことができると聞いていたのに、雲で一山も見えず、地図で方角を確認し見えたつもりの展望。ただただ残念。

 昼食後、権現山に行くのに、手間取り(行き過ぎて)、やっと見つけたのでした。13時に下山開始。

○シシ平から
   山頂望む






○落葉の中のカエル

 ○木根の階段

 ○烏帽子岳の山頂

 ○権現山の鎖

○下山後の山頂




 ぜんざいの
   もてなし○ 

 □ もてなしのぜんざいを・・・

 下山は、順調に行き、1時間25分で到着。
下山後、地区の方々が、雨の中、準備していただいた<ぜんざい>をいただく。
昨年もお世話になったが、銀鏡・上揚地区の方には、今年も大変お世話になりました。
 メンバーの一人が、今年も最高齢(81歳)の登山者として記念品をいただいた。本人はすまなそうにしていたが、皆びっくり。地区の奥さんがぜんざいを渡しながら「昨年の、あのおじさんですか、覚えていますよ。お元気で。また来てください。」「ありがとう。また来れました」と・・・・ふれあいの一コマ。

 地区と西都山岳会の皆さんお疲れ様でした、お世話になり、ありがとうございました。

 帰路、さいと温泉にて一風呂。今回も山では常に最悪の場合を考えておくことが必要であると感じた一日であった。早めの決断が、迷惑をかけないし、山を楽しむ秘訣であるとも。