九重山群と一面ミヤマキリシマ

65 平成15年6月7日(土) 快晴(温度16〜26度)  2/2クロ
山名 天狗ヶ城(1781m 大分県久住町)
& 中岳(1790m 同上)
&星生山(1762m 大分県久住町?熊本県九重町?)
行程 4:30自宅発−5:30延岡市ー6:30三重町ー7:30久住町ー

8:10大曲登山口(1230m)〜900すがもり越(1510m)〜北千里ヶ浜(1465m)〜10:00久住分れ(1640m)〜10:50天狗ヶ城(1781m)〜11:10中岳(1790m)〜11:45御池(1710m)=昼食=12:20出発〜12:40久住分れ〜星生山(1762m)〜15:20牧ノ戸峠登山口(1330m)<約21300歩>

ー赤川温泉ー20:20自宅近着ー22:00自宅着
食事 おにぎり ・麦茶 ・漬物ほか
温泉 赤川温泉(大分県久住町) ☆☆☆☆☆ (入浴料500円)
  0974−76−0081  http://www.akagawaonsen.com 
参加者 NO(no47)、TO(no51)、TA(m)、MA(w)、YA(w)       5名

 □ 晴れたらいいね・・・ 

 土日はこのところ、ずっと雨が続いている。TAさんから、日帰りでの九重山群登山の誘いがあった、「えー、久住まで日帰りですか?、1泊しなくて大丈夫ですか?」「大丈夫だよ、先週同じコースを行き、時間も確かめてあるから」「そうですか・・・・それなら」と参加することとなった。

 朝4時30分、出発。こんなに早く出るのは、久し振りであるが、今回はよく眠れたので、それほど眠くない。日向を過ぎようとしているころ日の出を迎えた。天気予報とおり、北上するにつれ、晴れてきた。
 一気に三重町を過ぎ、清川町まで来た。清川町のコンビ二で、朝食、昼食の買い込みと地図のコピーそして一休み。

 今回は、当初6名の予定であったが、前日1名キャンセルで、5名となった。車はMAさんの7名乗り、運転手はNOとTAさんが交互でしたので、余裕をもって行くことが出来た。8時前にTAのスケジュール通り登山口に着く、こんなに早く着くとは皆信じられないようであった。牧ノ戸峠登山口では、今日の天気を待っていたかのように、大勢の登山者が、列をつくっていた。

 □ すべてがパノラマ登山で・・・

 ○大曲登山口

○登山者

○砂防ダム工事中

 時間どおり8時10分に登山口発、このコースは思っていたよりも、すがもり越に簡単に到達できた。今回は、いつもの25000分の1の地図のほか、10000分の1の地図を準備してきたので、ルートが非常に判り易い。この地図は特別に注文して手に入れたものであり、冬山では重宝している。
 北千里ヶ浜に降り、歩く。今日で何回目であろうか、ただ今日は、非常に人が多く、いつも静かに迎えてくれた、あの北千里ヶ浜と雰囲気が違うようである。

 硫黄山を右手に見ながら久住分れを目指すが、急登が続く。三股山を後ろに、左に天狗ヶ城、中岳と山のパノラマの中にいる独特の景色を満喫する。
 汗が出はじめた、久住分れに着き、時間調整のため、TO,NOは久住山はパスして中岳で5名落ち合うこととし、3名は久住山に向かう。
 

○登山ツアー

○北千里ヶ浜の硫黄山

○ミヤマキリシマ

 天狗ケ城の途中、福岡から来ている老人に話しかけられた。一人で来ていて、今日は法華院温泉に泊まるとのこと、もう少し、時間にゆとりが取れる年代になったらそうしたい。中岳で、時間通り集合、そこでお決まり?の記念写真。
 久住山と御池で望める場所で昼食をとることとした。


○御池

○久住山

○中岳

 昼食後、今年春から登山禁止が解除になったという、星生山を目指す、ここははじめてのコースであり、今回一番楽しみにしてきた所である。
 登るにつれ、右手の硫黄山が眼下に、西千里ヶ浜が左手下に見え始める、この左右の景色のコントラストが非常に面白い。北千里ヶ浜の風景を、まさに上下逆にしてようである。解禁したばかりで、登る人は少ないが、この景色、きっと愛好家は増えそうである。


○ミヤマキリシマ

○ベニドウダン

○ミヤマキリシマ

 ミヤマキリシマの満開の山裾を通る。今回のすばらしい天気と8年ぶりにすばらしいと言われている咲き誇った花に感謝しながら下山する。
 
 満足の18時間・・・

 下山後、帰路に着くが、すばらしい山の景色に余韻が強く皆帰る気がしないようである。
 赤川温泉で汗を落とした、川の音を聞きながらのさっぱりとした温泉であった、温泉水を飲むこともでき、炭酸水のようで、冷やしたら結構いけるかも。
 車中はすばらしい景色の話で、時間の経つのも早く、20時過ぎには自宅近くに着くが、皆で夕食をとなり、ついついビールで乾杯、そこで22時になってしまった。