みんなの思い
2004年11月17日に、小さなワークショップを開いて、皆の思いを話してもらいました。

1.単一通貨(法定通貨。日本の場合「円」)によって引き起こされると思われる弊害
  • 環境破壊―お金を払っても戻らない
  • 争い。戦争
  • 搾取。人の領土に行って資源を奪う。
  • 貯金の仕組み(戦争に使われている)・利子。
  • 資本主義の弊害。儲ければいい。売れればよい。→大量生産―大量消費―大量廃棄―ごみ
  • 物の価値が下がる
  • 命がお金で買われる(ペットショップ・人身売買など)。商品価値のないものは抹殺される。
  • お金中心になってしまう生き方。お金がないと生きていけない。
  • お金の為に働かされている。生活の為に本当はしたくもない仕事をする。
  • 自由がなくなっていく
  • 心のゆとりがなくなる
  • サラ金の看板・CMであふれている。
  • お金がないために、自殺する。自己破産。
  • 死んだ後もお金がかかる
  • 明日、食べられるかどうか不安。心配。
  • 円が崩れた時にあわてる
  • 始めが貧乏だと、ずっと貧乏。
  • 持っている人はどんどん増やせる。が、お金がある所しか増えない。
  • 貧富の差が生じることによって、人間関係がギクシャクし、ストレスが生じる。
  • 不公平である(農作物が売買される円の価値と、株の円が同じなのは不公平)
  • 誰かがつけた価値観で物の値段が決まる
  • 地域差がある。地域の農作物が消えていく。
  • 近くにあるものと遠くにあるものが同じ価値になってしまう。
  • 物は変わらないのに、お金にかわること。
  • 心の大切さ忘れる
  • 不正をしたくなるー顔が見えないから、適当にやってしまえ。
  • 物を作る時、思いがこもらない
  • ただの「物」として扱い、感謝の気持ちが薄れる。
  • 閉塞感を感じる。
  • 空気とかにまでお金を払うようになる。
  • 「お金を貯めておきなさい」と子供の頃からずっと言われてきた
  • 主婦は価値がないと思われる
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  • お金目当ての犯罪
  • 身内での遺産相続争い
  • お金がある、ないで「勝組み」「負組み」の線を引かれる。

2.地域通貨の魅力と可能性
  • 人と人のつながり
  • 顔が見えるので会話ができるー人と人のつながり
  • 顔が見えるので、安心して交換ができる
  • 感謝の気持ち
  • 個人の存在価値。認め合う。
  • コミュニティーの再構築
  • 心地よい暮らしへの緩やかなシフトチェンジ
  • 自分たちでルールを作っていける
  • 「搾取」でなく、シェアし合える。→循環型
  • ちょるによって安くなるし、どこでも買い物したい
  • 思いが伝わる人とのつながりが楽しい
  • 円のシステムが壊れた後も、平然と生活できる
  • 自分が提供する物やサービスに対して、正当に評価してもらえる
  • 大企業の企業名・ブランド名など有名だと高い金額がついているが、地域通貨だと、ブランド名に対して支払う必要がなくなる。
  • 切り捨てられていた、評価されなかった仕事が評価されるようになる
  • 地域資源が有効に使われ、正当な評価を得られる。
  • 地域の活性化・グロバリーゼーション
  • お金がなくても生きていける方法
  • お金の為に無理に働かなくていい
  • 労働の短縮
  • あったかい
  • 命が大事にされる
  • 犯罪が少なくなる
  • お金に頼らないので、戦争もする必要がなくなる
  • 学歴や資格がなくても、自分が提供できるサービスで喜んでもらえる。
  • 異世代交流

3.あなたが望む理想の世の中・生活
  • オーガニックフード
  • 循環型社会
  • 自然エネルギー
  • 自給自足
  • 地球全ての人が平和で安心して生きていける
  • スタープラン(NPO H-imagineが掲げる未来予想図・環境都市宮崎プロジェクト)
  • 移動はトラム(路面電車)や自転車。自分で設計したエコハウスに住み、お祭りや季節の風物詩を楽しみ、宮崎がエコキャピタルになり、世界から人が観光に来る。宿泊は「ちょる」で泊まれる。
  • こどもと遊ぶ時間がある
  • 最小限の労働でゆとりのある生活〜一緒に食事・一緒にお皿を洗い、子供が帰ってきた時に家にいて迎えたい
  • 夫婦で子育てできる家庭(現状は、お金の為に休日返上で遅くまで残業する。)
  • 一人ひとりが本当に好きなことがやれる
  • 自分の好きなことをやり続けたい
  • 半分農業。半分好きなことできたら幸せ♪
  • 自分の家で必要なものは自分で作る
  • 住んでいる地域でまかなえるのが理想
  • お互いが必要として自分が生かされる
  • 物々交換は少し多めにできたら余ったものを差し上げる。現実的なのは地域通貨。
  • 生産する人から近い
  • いろんな価値を認められる
  • シンプル
  • 優しい
  • 安心して嘘をつかなくていい
  • 貧富の差がなくなり、世界中のこどもたちが安心して笑顔でいられる社会
  • 情報操作されない、個人の存在が尊重される社会
  • 自給自足の地球に優しいクリーンな生活でみんなが笑顔で暮らせる心豊かな世界

4.理想の暮らしのため、具体的に使えそうな地域通貨の導入の仕方(もっとこうなるといいなぁ)
  • 公共交通機関が「ちょる」で乗れるといい。その為には、動力源のエネルギーを地元で生産する(太陽熱・電車・車)
  • タクシーも「ちょる」が使えるになる
  • 宿泊施設で「ちょる」が使えるようにする
  • 使用できるところをもっと増やしたい←“「マイ箸」持参は1割引”を実施している意識の高い店から「ちょる」の話を持っていく。
  • メジャーな店で「ちょる」が使えるようにする
  • 銀行でも「ちょる」を扱ってもらえるようにする
  • 「ちょる」が使える店を使用する
  • 農業や林業など、労働力のないところを「ちょる」でバイト
  • エコレス(エコレストラン)やつぶつぶクッキング
  • 自分の家でありながら、バックパッカーに宿泊を提供し、できることから自給自足を手伝ってもらう。
  • 人口1〜2万人の町に的を絞って、10年くらいのスパーンで地域通貨で循環する理想郷を作る
  • 「食」も大事だけど、文化や芸術でも「ちょる」が使えるようにする。子供たちに触れさせて、感性を育てたい

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