3月15日 (2013)
古事記には日向神話がかなりの部分をしめている。国生み、天孫降臨、海幸彦山幸彦、神武天皇の東征までがえがかれている。日向を舞台に神々が活躍する。天と地が始めて分かれたときに神があらわれた。これら神話と伝説のなかに宮崎は大きな地位をしめる。ニニギの命は高天原から日向の高千穂へ天降った。あるとき海岸で美しい娘とであった。コノハナサクヤヒメと言った。
諸岩則俊さんの写真で神話ゆかりの地を紹介します。
雲海に突き出た山々はまさに霧島。天孫降臨に輝く神話と伝説の山である。この山には韓国までみわたせる韓国岳やえびの高原があり夏涼しく冬は樹氷が美しい。霧島は山々の総称である。ミヤマキリシマ・ツツジの群落がある。
山幸彦伝説のワニを葬った山といわれる鰐塚山です。1118メートル。現在はテレビの鉄塔が並ぶ。夕陽なかに望む。NHK、MRT、UMK、それに各種の無線の中継施設があり日向灘をのぞみ壮観である。
青島です。釣り針をなくした山幸彦は、海神の力をかりて鯛の喉からみつけ、ワタツミを立ち、青島でトヨタマ姫と平和に暮らした。
日向神話の世界は写真家の諸岩則俊のライフワークである。今年は古事記編纂1300年を迎えた。
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