楽しいミカン狩り
日南市隈谷 (3月16日)
友人にさそわれて日南市隈谷にミカン狩りに行きました。
山中をぬける道路を走っていると菜の花が見当たりました。3月中旬です。それを撮影してから右に折れると黒潮ロードというしゃれた名前の道になりました。海岸線を走る道のようですが、実際は山中を走ります。カモメではなくイノシシが出るような道です。しばらく走ると隈谷に着きました。私のふるさとの農村にも似たおだやかな風景でした。

珍しかったのは「ミカン園を守る犬」がいたことです。最近はこのあたりでも野猿が出没するとかで、それがミカンの実をとって食べます。しかし犬がいると猿は近寄らないそうで、その為に「ミカン園」を常駐とする番犬なのです。その園の持ち主が犬にエサを定期的に持参してやっています。ちゃんと名前もあって「まつ」といいます。ビーグル種の黒い犬で、農作業に人が来ると近くで遊んでいます。夜もミカン園で寝る犬を、ちょっと寂しそうな感じもしましたが、人が思うほど寂しくないのかもしれません。

友人は農家の長女です。農家にとっては長男なら働きの加勢になりありがたいものですが、女の子はそうもいきません。きっと親は「この子が男の子なら…」と何度も思ったことでしょう。しかし子どもは親の心がよくわかります。多分「男の子なみ」の働きをしたのでしょう。そうしていると気持も「男の子のようにしっかり」してきます。これを「長女気質」といいます。可愛くてしっかりしていれば言うことはありません。ちょっと「お姉さん気質」ですから、気弱な男の子から慕われたりします。逆に「横暴な男の子」は許せずにケンカしたりします。(これは一般論です。)
さて、ミカン山でお弁当を食べ写真を撮って、おみやげにミカンをたくさん貰い楽しい一日を過ごしました。下はその写真集です。
こんにちは! 菜の花が咲いていた
家の縁側で 母と娘の笑顔
父と娘の珍しいツーショット 竹林の前で
運搬機を持つ母上 金柑を摘む

高原町にある霞神社です。ひところのブームは去って参拝客も少なくカメラにはいいところでした。山頂の近くの欄干には擬宝珠がありそのそばで写しました。寺院らしく赤で、みっちーがポーズをとり、手が髪の毛をさわるように私が注文しました。いいポーズです。

あなたが学生の頃、稲刈りをしてお昼に帰ってテレビをつけると、私がニュースを読んでて、その顔を見るといつもホっとして疲れが吹き飛んでた…そして声にも癒されました…。あなたの胸に残こったその思いは、いま私に伝わりましたよ…

霞権現は島津重豪藩主もよく祭りました。農畜産と縁結びには強い力があり、ことに白蛇様は霧島六所権現の使いとして喜ばれます。近年はパワースポットとし若い男女に人気があります。
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