<2004年8月>
高校時代の同窓会。
懐かしい顔ぶればかりだったが、みんなまだまだ若くて安心した。
昔の仲間はいい。
部屋に戻ると、窓から川辺の花火大会が見えた。
花火を見るのは大好きだが、なぜか寂しくもなる。
春に桜を見るときも、同じ気持ちになることがある。
(2004/8/7)
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英語教育達人セミナーの夏休みバージョン、「eステップ」で初めて講演する。
他の有名講師たちにはとてもかなわないが、やる気のある参加者たちのおかげで、気持ちよく話すことができた。
今までは全国の英語授業の達人を招待して、セミナーを運営する立場にいたが、やはり講師となって初めて見えてくるものもある。
いつも最高のコンテンツを惜しげもなく公開する「達人セミナー」は、全国の英語教師のボランティアで成り立っている。
参加費は、講師の交通費と宿泊費のカンパとして、わずか3000円(学生は1000円)。
別名「達人になりたいなあセミナー」、気軽に参加できて、明日からすぐ使えるネタ満載の楽しいセミナーだ。
(2004/8/8)
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がんばった自分へのごほうびに、昨夜から山奥の露天風呂で過ごす。
湯けむりの中、満天の星空を見上げて体と心を開放するひとときは、最高に気持ちがいい。
癒しとエネルギー・チャージ完了、といったところだ。
宮崎は車でちょっと走れば海、山、川に行くことができるし、市街地も私にとっては十分に都会なので、住むには日本一だ。
オーストラリアのエアーズロックとフィリピンのカオハガン島が、私的海外の癒しの地ベスト2だが、地元宮崎にもたくさんの秘密の場所がある。
今日は火山の噴火でできたコバルト色の湖を見て、森の木に吊るしたハンモックで昼寝してきた。
途中で立ち寄った「夢見が丘」の茶房で、日本最長である17メートルの一枚板カウンターと出合った。
ここの名物社長さんが、わざわざ佐賀から木を運んで加工したものだ。
同じ木から作ったものがあと2枚、それぞれ1千万円で展示販売してあった。
珈琲を飲みながら、閃いた。
このカウンターを宮崎の海まで持ってきて、細長い喫茶店を作ろうと。
前面はガラス張りで、海を見ながら珈琲を飲むのだ。
またひとつ、ワクワクする夢ができた。
(2004/8/10)
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納税日本一の斎藤一人さんの一番弟子、柴村恵美子さんの講演会に行く。
いつもながら明るく元気で、聞いているこちらまでエネルギーがあふれてくる。
一人さんの最新のテープも聞くことができて、学びと気づきの多い夜だった。
いつも感心するのは、一人さんも恵美子さんも、どんなことでも超カンタンに話してくれること。
たとえ大人でも、みんな本当はシンプルでわかりやすいのが好きなんだよな。
難しいことは嫌いなんだ。
インターネット上でさまざまな情報を伝えるのもいいが、ライブのセミナーも臨場感があって、得るものが多いことを実感した。
文武企画に「222の会」というお気楽な集まりがあって、たまに喫茶店でミーティングをやっているのだが、これを発展させてセミナー形式にしてみようかな。
英語学習や成功法則、ハッピーになるコツをみんなでシェアするのは楽しい。
(2004/8/11)
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「みなさん、一生に一度しかない2004年の夏をエンジョイしてますか?」
喫茶店で読んだ週刊誌にあった、ある女優の言葉。
そうそう、このノリでいかないと。
ちょっと不愉快なことがあったので、ハッとなった。
自分に「ちょうどいい」ことが起きるのだから、精神レベルを上げるしかないのだ。
今日もらった旅行のおみやげのしおりに、こんなことが書いてあった。
昔の人は言いました
愚痴って暮らすも一生
怒って暮らすも一生
泣いて暮らすも一生
笑って暮らすも一生
どうせ同じ一生なら
笑って暮らさなきゃ損々…
多少アレンジしましたが
とにかくそういうことなのだ
今日届いたメルマガでは、こうだ。
こういう視点に立てば「人生は、かなり面白くなる」ことに気づきました。
それは、今悩んでいることって、あとになるとけっこう笑えるということです。
あなたは、10年前に悩んでいたことを、今も気に病んでいますか?
そしてもし、半年後にこの世を去るとしたら、今の悩みをなんとか解消しようと頑張りますか?
そんなことよりも、「楽しいことをする」「しておきたかったことをする」ことに意識が向かいますよね。
だから「もう、悩まない」と決めてしまう。
今日楽しめることは先延ばしせず、たった今楽しみましょう。
気に入っている喫茶店で、マスターや娘さんとゆっくり話せたのもよかった。
いつも不思議と、ちゃんとフォローしてくれる人や言葉に出会う。
そう考えると、けっこうラッキーかもしれない。
理屈屋や評論家ではなく、楽しい実践者でありたいと思う。
「朝4時起きの錬金術」を読んで、早寝早起きの生活に切り替えた。
学生時代の「ウエストが胸囲を上回ったら切腹!」宣言に基づいて、なまってきた体を鍛え直している。
寄付のしすぎ?で銀行口座の残高がピンチなので、億万長者の習慣「収入の1割を貯蓄に回す」ため、積立定期預金を始めた。
(2004/8/19)
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テコンドー同好会の生徒たちと、焼肉を食べた。
南九州大会でよくがんばったので、私からのオゴリだ。
生徒たちが、ブルース・リーが映画で着ていた服をプレゼントしてくれた。
入賞した生徒の中には、私の高校時代と同じようなヤンチャ者もいる。
ある教師からは、「勉強から逃げるためにテコンドーをしている」などと言われたりもした。
そんなヤツらが始業式で表彰されるのが、オレはうれしい。
(2004/8/20)
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最近はシンクロニシティというか、不思議な偶然が続く。
あるものがほしいと思うと、驚くほど早くそれが手に入ったり、情報を与えてくれる人と出会うのだ。
潜在意識や波動について聞きかじっているから、当然のことと理解はしているのだが、それにしても実現するのが早くなった。
「成功と幸せ」について、いつも考えている。
特にこの3年間はたくさんの本を読み、テープを聴き、セミナーにも参加してきた。
ようやく情報のバランスもとれてきて、実生活に生かせるようになったようだ。
(2004/8/20)
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行きつけのジャズ喫茶、B♭(ビー・フラット)でライブがあった。
何の知識もないがジャズは大好きで、美味しい食事と生演奏をたっぷり楽しんだ。
テナーサックス・ピアノ・ボーカルとも、とても楽しそうだった。
やっぱり、仕事は自分の好きなことをやるのがいちばんだな。
いかにも面白そうに働いている人って、めったに見かけないもん。
(2004/8/27)
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高校教師を定年退職して、小さな出版社を始めた人のところに遊びに行く。
こういう人って、いっしょにいて楽しいんだよなあ。
話が盛り上がって、あっという間に数時間が過ぎてしまった。
定年まで今の職場で働くとは思えないが、もしそうなったとしても、まったく別のことを始めるだろう。
人それぞれだが、いつまでも同じ地位にしがみつくような生き方は、自分的にはカッコ悪いから。
ヒゲをはやした小さな喫茶店のマスターにでもなって、下手なピアノを弾きながら人生を語るじいちゃんでいたい。
最近わかってきたのだが、私は将来、小さな庵を結んで晴耕雨読の生活がしたいのだ。
喫茶店のマスターになりたいと思ったのは、尊敬する片岡鶴太郎さんのドラマ「季節はずれの海岸物語」がきっかけだが、喫茶店は庵の象徴なのかもしれない。
その夢のために、今働いているようなものだ。
(2004/8/28)
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朝5時起床。
台風が過ぎ去った明け方の星が美しかったので、ジョギングに出かけた。
西の空には、まん丸い月が浮かんでいた。
ジョギングといっても、その日の気分で散歩になったりする。
早朝の風景を楽しみながら、少し体を動かしていい汗をかけば十分。
一人でいろいろなことを考えたり感じたりする、大切なひとときだ。
途中でごみを拾ったごほうびなのか、すばらしい朝焼けになった。
丘の上に立って、思わず息をのんだ。
こんな一瞬の光景を見逃すのは、あまりにも惜しい。
毎日会社に行くという現実があっても、自然にふれる自分だけの時間を持っていることで、心にゆとりが出てくる。
薄暗い草むらから聞こえてくる虫の音に気づくと、心が和む。
あまりあくせくせず、いつでも雲の流れがわかるような、そんな生活をしていきたい。
(2004/8/31)