<2008年12月>

【別れぎわ】 2008年12月31日(木)

恋人や夫婦が別れる時、人は大きく2つに分かれる。
相手の悪口を言う人。
相手の悪口を言わない人。

過去の人たちとの別れにあたって、少なくとも後者の態度を貫いてきた。
私は長年ろくでもない男ではあったが、そのことだけは誇れる。
そしてその流儀は、さまざまな出来事に対しても同じだったと思う。

さて今年、2008年。
最高の年だったともいえるし、最悪の年だったともいえる。
人目につく派手な舞台にも立ったし、誰も見ない地味な舞台裏で苦しみもした。

今、天国と地獄を味わった一年間が終わろうとしている。
これもまたひとつの「別れぎわ」である。
退屈させられなかった出来事の連続に、感謝して去ろうと思う。

ありがとう、2008年。
おかげで私は一皮むけて、大きく成長できた。
男としても、夫としても、父親としても、教師としても、カウンセラーとしても、文筆家としても、武道家としても。

君のことは、忘れられない一年間として、一生語り継ぐことになるだろう。
そして2009年以降は、さらに素晴らしい日々が待っているはずだ。
別れた恋人や妻のことを美しく書き続けた結果、人生最良のパートナーと出会えたように。

妻へ。
もし君がいなかったら、こんなに濃い一年間を乗り越えることはできなかった。
そして今年の幕が下ろされる直前に、「最高のクリスマスプレゼント」をありがとう。

*****

【ご無沙汰しています】 2008年12月29日(火)

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すっかり放置状態だった掲示板、久しぶりに開きました。
夏の大怪我からいろいろと心境の変化もあり、今までやってきた活動のほとんどを手放してみました。
特に何もしなくても、意外と回っていくもんだなあ、というのが実感です。

「文武両道」の更新もストップしたので、心配して連絡をくださった方々には申し訳なく思っています。
インターネットに慣れ親しんで以来、常に存在をアピールしておかねば、という錯覚に陥っていたようです。
親友のブログのログ解析に、「中元康夫 自殺」の検索歴があったと聞いた時には、さすがに苦笑しましたが。

「To Doリスト」を作って、やるべきことをチェックしながらテンションを上げていた頃が懐かしい感じがします。
今年の後半は、「Not To Do List(やらなくても済むこと)」の作成期間だったのかもしれません。
おかげで、人生にはまだまだ膨大な時間が残っている事実に気づかされました。

そんな思いを抱きつつ、今年も数冊の本とノートを持って、年末恒例の霧島温泉に引きこもってきます。
もしコメントをいただいても、すぐにはお返しすることができないので、ごめんなさい。
今夜は、大好きな露天風呂につかりまくります。

まあ例年のことではありますが、私は年賀状を書きません。
読者のみなさまは近い関係にある方が多いので、この場をもって年末のご挨拶とさせていただきます。
どうぞ心安らかに、よいお年を(^_^)

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