<2007年7月>
【「かれん」フィナーレ】 7月30日(月)
妹の夢の形、手作りケーキと焼き菓子の店「かれん」 。
本日をもって、9年間の営業のフィナーレです。
今まで「かれん」を応援してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
離婚して、ちょうど10年になります。
「かれん」が9年です。
この間、妹も私もそれぞれ別の意味でがんばってきました。
私が疲れて店に寄ると、そこには一生懸命ケーキを作る妹の姿がありました。
それが消えてしまうのは、励みがなくなるようで、やはりちょっと寂しい気がします。
「かれん」、ラストランのここ数日間は、すごいの一言です。
子どもからご年配までのお客様からのたくさんのお手紙、温かいお言葉、中には泣いてしまわれる方まで。
こんなにたくさんのお客様に深く愛されていたのかと、正直驚きました。
職人気質の妹が、妥協せずに「素材にこだわり」「手作り」を貫いてきたことが、お客さんにはちゃんと通じていました。
誠実な態度というのは、本当に通じるものなんですね。
10年という時を経て、たとえ短時間でも娘を来店させてくれたこと。
これまでの長い長い経緯を思うと、不思議なくらいです。
思いは通じる、いつか返ってくる。
そう信じ続けた10年間でした。
私も妹も「成功」はできなかったかもしれないけれど、「成長」はできた。
「かれん」という夢を9年間も見せてくれた妹を誇りに思うし、とても感謝しています。
「かれん」を妹と家族が手放すことで、そこに新しい何かが入ってくる予感があります。
毎日のように弁当を作り、店を手伝い、妹が倒れると必死で看病してきた母。
これからは少しゆっくりして、娘と食事や買い物を楽しんでほしい。
その母を送り迎えして、毎朝毎晩店のシャッターを開け閉めしてきた父。
最終日の今日、道路の向こう側から、店の写真を撮り続ける姿が印象的だった。
店の経営というものは、見かけと違って、決してきれいごとだけではなかった。
家族だけが、そのドラマの一部始終を見てきた。
本当にみんな、ご苦労さまでした。
*****
【娘の来店】 7月29日(日)
朝から夕方まで、産業カウンセラー養成講座。
11月までの日程表を見ると、そろそろ折り返し地点か。
週末を資格取得に捧げる同志60名、どこまでいけるか。
終わって携帯を見ると、明日でフィナーレを向かえる「かれん」の妹からメール。
「しえりちゃんが花を持ってきてくれたよ」
一瞬、頭の中が真っ白になった。
妹に電話してみると、娘がメッセージを添えた花を持ってきたという。
「久しぶりだけど、顔を見てすぐにわかった。
テニス部に入ったみたいで、日焼けして真っ黒だったよ。
お母さんか誰かに連れてきてもらったみたい」
私はそのときコンビニにいたのだが、電話を切って、不覚にも泣きそうになった。
7月9日に書いたように、「かれん」がなくなる前に、一度でいいから娘に来てほしかった。
みんなが娘を愛した、大切な思い出の場所のひとつだから。
娘の両親にお願いしようかと思ったのだが、ぐずぐず迷ったまま今日になってしまった。
新聞で閉店の知らせを見て、花まで買って連れて来てくれたのだろうか。
彼らの心づかいに、心の中で何度もお礼を言った。
それと同時に、入れ違いで娘に会えなかった父と母のガッカリした様子に胸が痛んだ。
もう10年近く、かわいがっていた孫と言葉を交わすどころか、元気な顔さえ見せてあげられない。
父さん、母さん、本当にごめんね。
両親も歳をとった。
私なんかどうでもいい。
なんとか寂しい祖父母としての願いをかなえてやりたい。
夜は宮崎の夏祭り、「えれこっちゃ宮崎」。
えれこっちゃとは、「たいへんなことだ」の意味。
本当に今日という日は、「えれこっちゃ」だった…。
祭会場となった、橘通りの路上。
昔ここを、娘を肩車して走った。
まだ小さかった娘は、私の肩の上で大はしゃぎしていた。
そのまま、どこまでも走り続けられる気がしていた。
*****
【人生の定義】 7月28日(土)
休日のワンパターン、早朝文筆→喫茶店でモーニング→昼過ぎまで本屋。
午後は読書か映画、そしていつものトレーニング。
今日のジムでは、歩くと足がカックンとなるほど追い込む。
「世界最速のインディアン」をDVDで見る。
映画の予告編を見て楽しみにしていたのだが、これは…よかった!
聖地でのレースをめざして旅するおじいちゃんを、温かく手助けしてくれる人々。
25年越しの夢を実現しようとする姿に、思わず感情移入してしまった。
「こういうマシンでスピードに挑む時は、5分が一生に勝る。
一生よりも、充実した5分間だ」
「危険が人生に味をつける。
リスクを恐れてはいかん、それが生きるってことだ。
いい女性が周りにいてくれれば、それにこしたことはない」
「夢を追わない人間は、野菜と同じだ」
「ボクシングを観戦してる奴は、好きなことを言う。
あそこはよろめいた、とか、あそこはああするべきだった、とか。
それよりも、リングで闘ってる男をほめるべきだ」
「時にはルールを曲げることも必要だ」
ケンタッキーフライドチキン創始者の、カーネル・サンダース。
彼は60を過ぎた定年後、1000社以上の会社に断られても営業を続けたという。
夢を実現させたいなら、少なくとも夢に向かってスタートしたいなら、何歳になっていても関係はない。
ところで人生の定義は、「生まれてから死ぬまで」ではない。
今までの年月は、すでに過ぎ去って消えてしまったのだ。
人生とは、「今日から死ぬまで」なのだ。
*****
【オンのためのオフ】 7月27日(金)
とにかく私は、ありとあらゆる流行に乗り遅れてしまう。
ブームが過ぎた頃に出会い、一人孤独に衝撃を受ける(笑)。
「デスノート」というマンガにも、今日初めて読んでハマッた。
今日は夕方まで7月24日作成の時間割通りに過ごし、トレーニングは完全オフ。
疲労がたまってきているので、筋肉を発達させるためにもしっかり休む。
というわけで、「デスノート」全13巻に夜中まで没頭。
オフのためのオフではない。
オンのための積極的なオフ。
前向きな休息も練習のうち。
*****
【病気のおかげ】 7月26日(木)
入院していた同僚の先生が、すっかり元気になって笑顔で復帰。
手術をした後しばらくは、力が入らずに身動きがとれなかったそうだ。
「普通に生活できる」ことのすばらしさを、しみじみ味わっているという。
普通に起きられる。
普通に歩ける。
普通に物が持てる。
「それがどれだけ大変なことなのか、わかりました」
医者や看護婦と患者の関係は、教師と生徒の関係と似ているところがある。
彼らにとってはワンオブゼムの出来事でも、本人にとっては人生のすべてなのだ。
親にとっては世界中で唯一の、かけがえのない子どもである。
ベテランの看護婦は、飲み物のふたを取ってから渡してくれる。
若い看護婦は、性格はいいのだが、そのあたりの心配りに欠けていた。
患者の立場になってみて、その差に気づいたという。
「今まで生徒に対して、大ざっぱに接してきたかもしれません」
この先生にとって、果たして病気は「悪いこと」だったのか。
あたりまえのことに幸せを感じ、感謝できるようになったのは、なぜか。
日々私たちに起こる「不愉快な出来事」は、何かを教えてくれているのかもしれない。
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【今を美しく】 7月25日(水)
予想通り、朝から肩と腹筋が筋肉痛。
痛みの起きないようなトレーニングでは、筋肉は発達しない。
今までの細胞に刺激を与えて壊し、それに耐えられるように再生することで、より強く大きくなる。
「そんなに鍛えてどうするの」と言われそうだが、どうしよう?(笑)
すでに40代中盤の体じゃないが、病気でもして寝込んだら、また元に戻ってしまうだろうし。
要は「今」よりしなやかに美しく生きたい、ってことじゃないでしょうか。
「どうせまた垢がたまるんだから、風呂に入ってキレイにしても無駄だ」なんて人はいないだろう。
それを言うなら、「どうせ死ぬんだから、何をやっても無意味だ」というのと同じで。
今与えられた条件の中で、最高のパフォーマンスができるように努力せんとイカンと思うのだ。
宇宙飛行士は、普通の人なら吐きそうになるようなトレーニングをくり返す。
しかし数日間の無重力状態から地上に戻ると、筋力が衰えて立ち上がることも、花束を受け取ることもできない。
肺の筋肉が弱くなって、呼吸さえ難しくなるケースもあるのだそうだ。
それがわかってるなら、最初から鍛える意味ないじゃん、というわけにはいかないのだ。
*****
【時間割】 7月24日(火)
朝起きて、何?この倦怠感は、と思ったら。
イデデデッツ!
昨日鍛えた大胸筋と上腕三頭筋が、いわゆるひとつの筋肉痛。
師匠のボディビルダーKさんにメールで報告すると、
「全身が終わる頃には、起き上がれなくなります」と、サワヤカな返事が。
普通のフィットネス好きと、ボディビルの世界の違いがよくわかった。
今夜は、腹筋と肩を集中的に鍛える。
教えてもらったのは、筋肉を限界まで追い込む「ドロップセット法」。
毎回ターゲットの部分を変えて、一週間でワンセット。
明日も筋肉痛間違いなし。
実は昨日、小学生みたいに、夏休みの計画表を作った。
日頃「45分授業+10分休み時間」のリズムで過ごしているので、その表にやりたいことを書き込む。
今日その通りにやってみたら、効果抜群!
その場の感覚で無計画に行動していたら、あっという間に時間が過ぎてしまう。
「今日は何をやったっけ」という感覚が、「1ヶ月間、何をやってたんだ」という後悔につながる。
ところが生徒がやっている時間割制だと、毎日少しずつでもまんべんなく学習できるのだ。
06:00〜07:30(朝時間) プロテイン・ジュース/英語音読/読書
07:30〜08:15(朝課外) 産業カウンセラー受験勉強
08:45〜09:30(1時間目) 英語学習
09:40〜10:25(2時間目) コーチング・ファシリテーション・研修コーチ学習
10:35〜11:20(3時間目) 文筆活動
11:30〜12:15(4時間目) 学習・文筆の予備
12:15〜13:00(昼休み) 軽めの昼食/昼寝
13:00〜13:10(清掃) 不要物の処分/整理整頓
13:20〜14:05(5時間目) ビジネス・自己啓発プログラム
14:15〜15:00(6時間目) 英語授業ネタ集め・編集
15:10〜15:55(7時間目) 文筆活動ネタ集め・編集
16:30〜18:00(部活動) 格闘技・武道の理論と技術研究
18:00〜20:00(夕休み) 軽めの夕食・リラックス
20:00〜22:00(ジム) 筋トレ・有酸素・ストレッチ/マラソン
22:00〜23:00(夜時間) プロテイン/瞑想/読書
今日やってみて、これはいい!と実感。
どうせ突発的なことで崩れる部分が出てくるので、基本的には「規律」に従って行動していないと。
外的なことへの「反応」によってドタバタしているうちに、人生が終わってしまう。
ちなみに、これは月曜日から金曜日までの計画。
土曜日と日曜日の朝は、喫茶店でのんびりモーニング。
文筆活動に集中したり、映画を見たり、遊びに行ったりと自由に過ごす。
ちなみに日曜日だけは節制せずに、ランチもディナーも超豪華版で好きなだけ食べる。
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【iPodとボディビル】 7月23日(月)
iPodの使い方でわからないことがあって、解説書を読んでもうまくいかない。
そこにタイミングよく、親しくしている書店の人が集金に来た。
彼はiPodに詳しくて、ヘルプを求めたらあっという間に解決。
夜、ジムで知り合ったボディビルダーKさんにも質問。
「どうしたらそんなに筋肉が大きくなりますか?」
彼はサワヤカな笑顔で、地獄のトレーニングを教えてくれた。
死ぬかと思った、ヘルプ・ミーである。
逃げ出そうにも、彼が横で見ているからやるしかない。
思わず違う世界が見えた(笑)。
あっという間に、胸がパンッパンに張る。
今まで何をしてきたのオレは?という感じ。
気にしていた体脂肪もほぼ取れたので、これからはKさんの方法に従って鍛えることにする。
今日思ったのは、やはり人に聞いたほうが早いな、ということ。
私は基本的に独学タイプだが、マイペースにありがちな弱点は「我流」と「甘さ」。
ある分野で圧倒的な成果を上げている人をモデリングすれば、効果が目に見えて加速する。
何をやるにもコーチが必要だ、と感じた。
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【トリオTHEキャンペーン】 7月22日(日)
珍しくまる一日休み!
さっそく喫茶店へモーニング。
今日の宮崎は、気温36℃の暑さ。
デパートの書店に行き、最近お知り合いになった中井俊已さんの「ハッピーになろうよ。」を買う。
「プチ紳士を探せ!運動」の人脈の達人、志賀内泰弘さんから紹介していただいた方だ。
中井さんは元教師で、今は作家・教育コンサルタントとして本の執筆や講演で活躍されている。
私の理想の人生のひとつなので、いろいろと学ばせていただいているところだ。
小学生みたいに、「夏休みの計画」を立てた。
今やりたいプロジェクトをカードに書き出していったら、あっという間に数十枚。
優先順位をつけて80対20の法則を使わなかったら、3年以上かかりそうだ(笑)。
たしかブルーハーツの歌にあったが、「あれもしたい!これもしたい!」という感じ。
夜は、茂田指圧センターの茂田さんに自宅まで来てもらう。
茂田さんは、あの有名な浪越徳治郎さんの直弟子。
母と、妹と、妹の店を手伝ってくれた叔母さんに、出張指圧のプレゼントだ。
茂田指圧センターでは「トリオTHEキャンペーン」というのをやっている。
面識or紹介のある人なら、宮崎市内で3人一緒に予約をすれば、出張料金無料!になる。
1人でも出張料金1000円、2人なら半額というから、助かる人も多いのでは。
よかったら私が紹介するので、希望される方はいつでも連絡を。
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【ご飯をいただく】 7月21日(土)
朝から夕方まで、産業カウンセラー養成講座。
今日は自分のカウンセリング演習を録音し、一語一句書き取る課題が出される。
来年1月の筆記試験に備えて、そろそろ本格的な勉強を始めなければ…。
学校が全面的に協力してくれているので、絶対に合格する必要がある。
夜は、タイ料理の「アンサナー」で打上げ。
日頃トレーニングと節制をしているので、週に一度は好きなように食べている。
タイの人たちの丁寧な手作りで、2時間くらいかけて腹いっぱい食べた。
「メシを食うのではない
ご飯をいただくのです」
いつも通るお寺の入り口にある、今月の言葉。
なるほど、食べ物のほとんどすべてが「生き物」。
動物も、植物も。
小学校で「いただきます」と言わせるのはおかしいと、保護者のクレームがあるそうだ。
手を合わせるのは学校の先生にではなく、「いのちをいただく」ということ。
その食べ物が目の前に出されるまでの、すべての動植物や人々への感謝の表現だ。
給食費を出しているんだから食べて当然だ、という考え方はちょっと悲しい。
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【平穏無事】 7月20日(金)
勤務先の高校の終業式。
体育館の中は、スチームサウナのような蒸し暑さ。
「明日から夏休み♪」って日じゃないと、生徒は耐えられんかったぞこりゃ(汗)。
校長先生から、「1学期が平穏無事に終わった」という話があった。
「平穏無事」というのは、当然のことのように思えるが、実はとてもありがたいのだと。
もしこれが戦時中だったら…などと考えると、何も起こらない普通の日が最上の日となる。
ちょっと歯が痛んだり、風邪で熱があったりしただけでもそう。
特に何もないということが、どれだけ貴重に思えることか。
普通に生活できている人が「退屈」なんて言うのは、傲慢なのかもしれない。
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【オンライブ&ビリーズブートキャンプ】 7月19日(木)
今日で仕事が一段落したので、プチ打上げと称して喫茶「On Live」に行く。
ここはまさに、私が将来やりたい喫茶店の理想のイメージ。
お客さんに媚びない、そのコンセプトがいい。
食事メニューは、美味しいパスタとオムレツだけ。
普通のカフェレストと違って、たった2つに限定した潔さが気に入っている。
あとは喫茶メニューのみで、最近はアイスティーの味の深さにビックリ。
大好きなイングリッシュマフィンを手作りで出してくれるのは、宮崎でもここだけ。
小さな店の中は、プロデザイナーのマスターによるシブいアレンジ。
カウンターもなく、種類もバラバラのテーブルとイス。
トータルで不思議とくつろげる雰囲気をかもし出している。
大きな窓から、レンガを敷きつめた四季通りが見下ろせる。
仕事帰りの人がちょっと立ち寄って、しばらく休憩したら出て行く。
マスターとママさんも、お客さんとはサラッとした応対で、それでいて温かい。
う〜ん、将来は絶対、こんな喫茶店を作るぞ!
夜は久しぶりに(といっても数日間)、ジムに行ってガシガシ鍛える。
ウォーキングでは物足りなくて、最初から走って汗を流す。
全身の筋肉にビシバシ刺激を入れて、パンプアップ。
よ〜しこれだ、またこのボディ感覚が戻ってきた。
最初忙しくて疲れていたのだが、ジムに入ったとたん、みんなの「氣」にやられた。
今流行りのビリーのように、「脂肪が燃えてるぞ〜」「筋肉が発達してるぞ〜」という、
一種の「波動」がビンビン伝わってきたのだ。
まいったねこりゃ、気がついたら午前0時前(笑)。
勢いついでに、家に戻って「ビリーズ・ブートキャンプ」のDVDを見る。
売れてるというだけあって、たしかにオモシロイ。
テンションが高くて、声のかけ方とかも上手いし、思わずやりたくなってしまうね。
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【半径3メートル】 7月18日(水)
生徒にどうしても見せておきたかった映画「不都合な真実」を、夏休み前に英語リスニングを兼ねて見せる。
元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏が地球温暖化の危機を訴える、アカデミー受賞のドキュメンタリーだ。
そこで語られている内容に、私は大きな衝撃を受けた。
「このままでは、ヤバイ…」
ところが生徒の大半は、半分も見ないうちに寝てしまった。
環境問題など関係ないとでも思っているのか、ラブコメディの映画と反応が違いすぎる。
その状況を見て、私は映画以上に衝撃を受けた。
「このままでは、別の意味でヤバイ…」
恋愛やファッションも大事だが、自分の半径3メートルにしか反応しない生き方ではマズイ。
いや、その半径3メートルだけでも環境を守る意識を持てば、地球温暖化は防げるのだろうが…。
いくら若いといっても、意識の焦点があまりにもズレている。
自分が直接痛い目に合うまで、人は事の重大さに気づかない。
その愚かさを補うのは、「学ぶこと」と「想像力」である。
その2つを身につけてこなかった者は、危機に直面したとき「なぜ?」と叫びながら災害に巻き込まれるしかない。
しかし、ここでちょっと発想を転換。
私は「プチ紳士&淑女を探せ!運動」の九州支局長だった。
大多数のマイナスを嘆くのではなく、数少ないプラスを発見するのが使命であった。
よく見ると、わずか数名ではあるが、ゴア氏のプレゼンテーションに真剣に見入っている生徒たちがいる。
映画のあと、「先生、勉強になりました」と話しかけてきた子も。
焦らず、信じよう。
*****
【父】 7月17日(火)
父の72歳の誕生日。
あまりにも頑丈で元気な人なので、古希のお祝いも忘れているうちに、この歳になった。
朝起きてフルーツジュースを作っている父に、「誕生日おめでとう」と言う。
父は苦笑いしながら、「まあ、健康に働けてありがたいことだよな」。
朝から晩まで、そして週末も、現役の息子より忙しい。
中学校の校長を退職したあと、好きな歴史関係の仕事をしながら、多くのボランティア活動に取り組んでいる。
頼まれ事を片っぱしから引き受けて、人のために奔走するのが使命だと思っているかのようだ。
毎朝毎夕、犬の散歩に行く。
さらに、夜は5キロのウォーキング。
たまの休みも庭仕事。
多動性症候群か?と思うほどだ。
父とは、あまりじっくり話す機会がない。
そこで来月、3泊4日で男同士の旅をすることにした。
宮崎〜湯布院〜福岡のドライブで、久しぶりに父方の親戚を訪ねる。
まさか数時間無言のままということはないだろうから(笑)、またレポートしたい。
*****
【レインボーコーラス】 7月16日(月)
母が参加しているシニアコーラスの発表会に行く。
メンバーは全員、60歳以上(最高齢84歳)。
約20曲を熱唱する熟年男女のパワーに圧倒される。
歌は脳にもいいよね。
大きな呼吸で酸素がいっぱい入るし、歌を覚えることで脳細胞も活性化する。
英語の暗唱・音読と同じくらい効果があるのでは?
私は観客席から、ビデオカメラ担当。
過去に辛い目にあった母が、「川の流れのように」を歌っているのを見たとき、涙が出そうになる。
本人は覚えた歌詞を間違えないように、必死だったそうだが(笑)。
「雨に降られて ぬかるんだ道でも いつかはまた 晴れる日が来るから」
夜は家族全員で、回転寿司に行って食べる。
誕生日の前夜祭ということで、グルメに無縁の父の希望が通った。
私は海産物を食べないので、すべて別注の子どもメニュー(ウィンナー巻きとか)。
いつまでこうして、全員元気で食事ができるのだろうか。
あと何度、この蒸し暑い季節をいっしょに過ごせるのだろうか。
40過ぎて独身の息子に、愚痴ひとつ言わない両親。
ずっと会えない孫娘に、会わせてやりたい。
早く、二人目の孫の顔を見せてやりたい。
*****
【台風一過】 7月15日(日)
子どもの頃は、「台風一家」って思ってたなあ。
宮崎市では、思ったほど大きな被害はなかったようだ。
さっそく喫茶店でモーニングを食べたあと、堀切峠までひとっ走り。
海はまだ、いつものコバルトブルーには戻ってない。
でも抜けるような青空は最高、全開した窓から入ってくる風も心地いい。
ホント〜に宮崎っていいなあ、オレは一生ここに住む。
県外からの観光客たちが、口々に「きれいー!」と感動していた。
ずっとマイナーな存在だったが、観光宮崎が復活して大満足な私だ。
トップページの写真も、宮崎シリーズに変えた。
市内に戻ってきて、今度は別の喫茶店で、本日2回目のモーニング(笑)。
昨日のリベンジである。
明日も休みなので、またモーニングに行ける。
+++++
注文していた新しい名刺が届きました。
個性勝負、ちょっとカッコイイでしょ?
http://www.otoko-meishi.com/
ちなみに、よく聞かれるプロフィールの似顔絵ですが、こちらで注文しました。
いろんなバージョンがあって、楽しいですよ。
http://www.kefy.co.jp/nigaoe/
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【引きこもり】 7月14日(土)
朝起きたら、台風だった。
それでも久しぶりの休みだったので、喫茶店でモーニングをと、車でいそいそ出かける。
ところが、どの店に行っても臨時休業。
ああ、休日の朝のモーニングがないと、私のリズムは大きく狂ってしまうのだ。
しかたなくトースト用の食パンを買おうと、豪雨の中コンビニに立ち寄るが、なんと品切れ。
家に入れられて退屈そうなイヌとともに、ゆるやかな午後を過ごす。
本を読んだり文章を書くのは好きだが、出られないとなると、出たくなる。
夕方、少し暴風雨がおさまったので、近くのマンガ喫茶に行き、雑誌類に片っぱしから目を通す。
ふと手にしたマンガ、紫門ふみさんの「小早川伸木の恋」はよかった。
1〜5巻をイッキ読みしたが、特に5巻には離婚や娘の話も出てきて、思わずウルウル。
「課長 島耕作」の弘兼憲史&紫門ふみ夫妻の作品には、昔から感性が合う。
「離れて育っても、親の生き方が正しければ、子どもは理解してくれるのだ!」
「娘が成長して大人になったとき、彼女に恥じない生き方をしていたいんだ」
(10歳年上の女性を駅で抱きしめながら)
「世の中にはこういうこともあるってことを、今日知って、いつか思い出してくれれば…
そのことで世界が広がって、生きやすくなる人も、中にはいるだろう?」
*****
【弱そうなボク】 7月13日(金)
台風が近づいているため、午前中で生徒たちを帰す。
週末の台風は、夜中に過ぎる台風と同じくらい役立たずと評判が悪い(笑)。
しかし3連休の前の半ドンだったので、生徒たちは大喜びだった。
帰る前に2人の女子生徒たちが相談室に来て、私の印象を語っていった。
「いつもニコニコしてて、カワイイ」
「格闘技やってるなんてウソでしょ」
「体とか、ふわふわしてそう」
「ネクタイ、ピンクだし」
そ、そんなに弱そうに見えるのか(笑)。
ちょっと悔しかったので、若い頃の写真を見せて、鍛え上げた超合金ボディ?に触れさせた。
あまりのギャップに、2人ともかなり驚いていた。
人は見かけじゃワカランのだ、はっはっは。
夜は雨風が強くなる。
ジムに行ったら、さすがにガラガラだった。
独り、黙々と鍛える。
*****
【考え、行動し、継続する】 7月12日(木)
「英語でしゃべらナイト」の録画を見ていたら、我が心の師、郷ひろみさんが出ていた。
ニューヨークに拠点を構えているので、英語は台本なしでペラペラ。
もう50歳というのに、ストイックに体を鍛え、ボイストレーニングはもちろん、常に自分を磨いている。
「人生には、3つの大切なことがある。
考えること(thought)、行動すること(action)、そして継続すること(continuation)」
私が手帳に書いていることと、まったく同じだ。
私は「考えること」といっしょに、「感じること(feeling)」を加えているが。
瞬間のひらめきは、今までの情報と経験の集大成だから。
「プロフェッショナル」の録画も見る。
馬の調教師や、ワインのソムリエなど。
印象に残った言葉をいくつか。
「一勝より、一生」(私なら、“一笑”かな)
「個性の伸ばし方は、できるだけそばにいてやること」
「日々の積み重ねしか、熟成に至る道はない」
「頭の中に、マップをイメージしている」
時間を節約するため、テレビ番組はすべて録画で見る。
録画がたまってきて、本当に見たいものしか見なくなるからだ。
あまり感心しないやり方だが、ハードディスクの2倍速で流し、いいところだけ標準に戻す。
+++++
6月23日の日記に書いた「プチ紳士を探せ!運動」に賛同・登録してくださった方へ。
おかげで北海道・東京・埼玉・宮崎と、サポーターが増えてきました。
いい活動だとわかっていても、なかなか行動を起こせないものです。
心からお礼を言います、ありがとう。
メルマガも心が和む話ばかりなので、よかったらどうぞ。
ここで宣言してくださった方には、今後Jackieナカモトの「ひとり新聞」ほか、いい情報があったら送りますね。
あくまでも「がんばらない」活動なので、「ゆるめの不定期」で(笑)。
近い将来、希望者で「プチ紳士&淑女パーティー」でもやりましょう(^
^)v
もし、実は登録済みで私に連絡していないという方は、コメント記入かメッセージ送信でお知らせください。
*****
【鏡の法則】 7月11日(水)
日々カウンセラーとして多くの悩み事を聞いていて、最近あることに気がついた。
「原因と結果の法則」というものだ。
悩みという「結果」が今目の前にあるということは、誰もが無意識のうちに、どこかで「原因」をつくっている。
特に多いのが、女性が父親や夫との関係に問題を持っているケース。
大切にすべき人をないがしろにしてきた「原因」が、自分の大切な子どもがいじめられる「結果」を招いている、というように。
今すぐ「鏡の法則」を読んで気づいてくれ!と思う。
私も最近読み返して、この法則の深い意味を改めて味わった。
同書は最近、「コミック鏡の法則」としても出版された。
購入して読んだが、ある意味マンガのほうが、イメージとして理解が深まる感じがする。
現在、著者の解説(動画)が見られるキャンペーンもやっている。
*****
【「休息」妹に】 7月10日(火)
私と姫のデザイン&書の師匠、TAO先生(有名なグラフィックデザイナー)。
宮崎市四季通りの喫茶店「On Live」のマスターでもあります。
今夜も講座だったんですが、私たちに型抜きを指導しながら、ご自分でも何やら作っておられる様子。
あとで聞いたら、「店を閉じる妹さんに」だそうです。
タイトルは「休息」。
思わずウルウルきました。
あんなカッコよくて温かいオヤジになりたいぜ。
TAO師匠、「ありがと。いつもいつも、これからも。」
よりによって師匠ご自身の作品で、お礼を言ってみました(笑)。
*****
【「かれん」終止符】 7月9日(月)
妹が体力の限界と体調不良により、手作りケーキと焼き菓子の店「かれん」を、今月いっぱいで閉める決心をしたそうです。
開店から今まで9年間、精一杯やってきた妹を、誇りに思います。
「かれん」を応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。
1つだけ心残りがあるとしたら、娘をもう一度、「かれん」に連れてきたかったな、ということ。
私にとっても、いろんな想いが詰まった9年間でした。
残りあとわずかな期間、最後のケーキ作りに励む妹です。
以前ほどの商品はありませんが、もしよかったらご来店いただき、奥にいる妹に一言声をかけてやってください。
*****
【反面教師も教師のうち?】 7月8日(日)
ある講座に参加したところ、久しぶりに典型的な「講義形式」を体験した。
国立大学の女性教授が、6時間!早口でまくし立てる。
演習もなし、質疑応答もなし、講演者の動きもなし。
今日は「勉強」というより、よく言えば「修行」、悪く言えば「拷問」だった。
コーチングの研修や英語教育達人セミナーでは、一方通行の講義がほとんどない。
「体験させてから説明する」
「説明してから体験させる」
のどちらかなので、ただじっと聞き続けるパターン大学の一般教養以来。
ストレス解消に、ジムでガンガン汗を流す。
温泉の居酒屋(けっこう美味し)で食事をして、そのまま露天風呂へ。
がんばった日には、いつも自分へのごほうびがある。
現実逃避でノートに落書きしていた、くだらない「つぶやき」を2つ。
長いものは、「コラム」に入れた。
■人生の午後
ユングは
40歳から始まる中年期を
「人生の午後」と呼んだ
「午後」にやることは
「朝」や「午前」とは違って
午後には午後に向いた
過ごし方がある
そう考えると
そのあとに迎える
「夕方」や「夜」「深夜」にも
それぞれ それなりに
味わいがある
■人生の秋
人生を季節にたとえると
少年から青年までが
春と秋
中年からは
秋
秋ほど味わい深い
季節はない
空気は ピンと張り
空と海は 透き通るほど青く
紅葉した木々は 美しく燃える
冬には 冬で
ボーナス
クリスマス
大晦日
正月と
けっこう楽しいことが多い
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【映画の見方】 7月7日(土)
定期テストが終わると、英語のリスニングも兼ねて、生徒に洋画を1本見せる。
私なりのテーマというか、伝えたいメッセージが明確な映画ばかりだ。
一生懸命見る子がほとんどだが、テスト疲れからか、そうでない子もいる。
その様子を見ながら、気づきや学びの場面を見逃して、「もったいないな〜」と思う。
「この映画、もう見たよー!」
気持ちはわかるが、それなら映画は、ストーリーだけ追えばいいということになる。
私は2〜3回はザラで、大好きな映画なら30回以上見たものもある。
そのたびに、新しい発見がある。
ちょっと深いことを書くと、映画でも本でも人の話でも、また自分の前に同じものが現れたとする。
それはひょっとすると、「あなたはまだ、この内容を本当には理解していませんよ」という意味なのかも。
必要だから、引き寄せられたという考え方もできる。
(ちなみにこの話、私の生徒たちはバッチリ理解してくれた)
映画というものは、ディテール(細部)のしかけを見逃しては、楽しさが半減してしまう。
製作者が、一瞬の場面や主人公の周りの状況設定に、どれだけ神経を使っているか。
だからこそ、何度もくり返し見る効用が出てくる。
それまで私語をしていた生徒が、笑い声が出たり、驚きの声が上がったときだけ、慌てて画面を見る。
残念ながら、その映画から得られるものは何もないだろう。
今までそうやって、成長のための数々のサインを、よそ見したまま過ごしてきたはずだ。
映画は劇場スクリーンで見るために作られたものだから、できるだけ映画館に足を運びたい。
上映が終わったものならDVDしかないが、上映中なのに「DVDが出るまで待とう」というのは、私的にはブー。
果たしてそれまで生きていられるかわからないし(笑)、映画はやっぱり「今を生きろ!」である。
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【どん底からヒーローへ】 7月6日(金)
ジムでウォーキングしながら、テレビで東国原知事が出演しているバラエティ番組を見る。
タレントの大竹まことさんが宮崎に来て、地鶏を食べたあと、夜の街を知事と一緒に歩く場面。
地元の人たちは、知事の姿を見て大喜び。
みんな笑顔で手を振って、握手を求めてくる。
すごいよな〜、東国原英夫。
あれだけ人生のどん底を経験して、全国の人たちからボロクソ言われながら、今はヒーロー。
前に書いたサイン会のときも、ものすごい拍手の中を会場まで歩くのを見て、感動した。
一度トコトン堕ちて、自力で這い上がってくるプロセスこそ、男の人生だ。
私も離婚をしたあとは、ボロボロになっていた。
それまで築き上げてきたものを、すべて失った。
何よりも大切にしていたものを、情け容赦なく奪われた。
同じ状況にある人以外は、誰も味方してくれなかった。
調子がよかったときだけチヤホヤしていた連中は、みんな去っていった。
事実と違う噂を立てられ、ヒドイ仕打ちも受けた。
無理して普通にしていると、自由になってお気楽に遊び回っていると言われた。
あの時期、どれだけ悔し涙を流したことか…。
今私を支えてくれる人は、ダメな過去の私をひっくるめて、受け入れてくれている。
当時の「そのまんま東」にとっての、大竹まことみたいな存在だ。
こういう人たちを、私は大事にしていきたい。
東国原知事とステージは違うが、私もこのプロセスを経て、いつかピークに駆け上ってやる。
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【宝地図の望月俊孝さん】 7月5日(木)
あの宝地図の望月俊孝さんのブログで、私のことを紹介していただいた。
http://plaza.rakuten.co.jp/wakuwakumap/diary/200707020000/
著名人なのに丁寧なメールまでいただき、ちょっとビックリ。
これでは、ファンも増えるはずだ。
望月さんのセミナー、宮崎でも実現させようと思う。
プチ紳士運動in宮崎(九州)のホームページ、近日中に開設されることになった。
賛同いただける方は、下の「サポーターズクラブへ。」から登録していただくと同時に、掲示版にも一言コメントをお願いします。
「プチ紳士を探せ!」運動
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【ダイヤモンドの男】 7月4日(水)
私がイチオシのいい男、大谷主水(オオタニモンド)くんが一時帰国。
テコンドーのオリンピック候補という実力者で、現在はプロのモデルとして台湾で活躍中。
あ、ちなみに日本人。
要するに、テコンドー界の魔裟斗みたいな存在。
最初私が引き込んだんだけど、あっという間に日本のトップに。
K-1に紹介しとけば、今頃は間違いなく魔裟斗と人気を二分してたはず…。
彼が先日、うちの高校のテコンドー同好会の指導に来てくれた。
生徒たちは大喜び&技のスピードと迫力に大興奮。
「また来てください」by同好会全員。
外見はもちろん、性格もよく、武道家らしく礼儀正しい。
彼はたぶん、これから俳優などの芸能界で活躍していくと思う。
ダイヤモンドの「モンド」くん。
みなさん、ぜひ今のうちからお見知りおきを。
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【同時進行プロジェクト】 7月3日(火)
夜寝る前、手帳に描いた「ビジョンマップ」を眺めながら、あれこれ考える。
今かかえている複数のプロジェクトを、どうバランスよく完成に近づけていくか。
自分を「外」と「内」から磨きながら、どのように社会貢献につなげていくか。
ここにリストアップしたら夜が明けるほど、やりたいことがたくさんある。
どれもじっくり取り組みたいが、時間は有限。
紙に書き出した数々のオブジェクトは、時間のかかるものばかり。
Take action!
Just do it!
「年中夢求」で、好きなことをやり続けるだけだ。
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【リアルボディ】 7月2日(月)
夜はジムで、ガシガシ鍛える。
体脂肪はほぼ落ちたから、あとは筋肉をどうデザインしていくか。
「船木誠勝流リアルボディ改造術」が、私のバイブル&肉体モデル。
リアルボディの定義は、
「一般的なサイズの服が着られて、服を脱いだらシャープで各筋肉の部位が美しく際立ったボディ」
年末には、写真のような体が完成する予定。
温泉やジムに行くと、いつも思う。
体型を「よく見せよう」とする人は多いが、「よくしよう」とする人は少ない。
理論通りに「有酸素運動+筋トレ+ダイエット」をすれば、誰でもシェイプアップできるのに。
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【後半戦開始】 7月1日(日)
来年からの再起をかけた、今年一年間の準備期間。
すでに半年が過ぎ、今日はその後半の初日。
まずは喫茶店のモーニングで充電。
午後は美容室に行ったあと、相棒とともに、最近ハマっている極楽湯の露天風呂でゆるむ。
食事をしていると、年配の男性が段差に足をとられて倒れ、テーブルで背中を強く打った。
プチ紳士&淑女としては、もちろんすぐに駆け寄って手当てをする。
が、目の前のテーブルに幼い娘と座っていた父親は、知らん顔で食事を続けている。
いや別にいいよ、でもね、教育上よろしくないような?