<2007年3月>

【なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?なぜ?】 3月31日(土)

宮崎初のプロコーチ、たぬきコーチ。
宮崎最年少のプロ・カラーセラピスト、姫。
宮崎唯一の成幸英語インストラクター、Jackieナカモト。

この3人がそれぞれの分野のエッセンスを伝授する、「グリーンレッスン」。
今日はシリーズ第2回ということで、さらにパワーアップした内容となった。

姫は、不思議なほど短期間で夢を実現させてきた2つの「秘密のツール」を、公的に初公開。
驚くことに、そのうちの1つは小学生時代から実践してきたそうだ。
2つ目も彼女独自の感性で使っているもので、オジサン2人が科学的な裏づけを解説。

私Jackieナカモトは、今回限定で準備した、スペシャル教材でレッスン。
音とリズム、ゲームを楽しんでいるうちに、英会話のトレーニングが終わっている。
しかも、大人のための成功哲学と人生論が、しっかり織り交ぜてあるという秘伝プログラムだ。

たぬきコーチのワークショップは、あいかわらず大きな気づきを与えてくれる、さすがだ。
あまりに内容が濃いので、ここではライブでなくても理解できる「なぜ?の5連発」だけをレポート。

人生における「目的」と「目標」は別モノ。
しかし、人は往々にして、この2つを取り違えて失敗する。
そこで、欲しいもの、達成したいことについて、「なぜ」を相手(または自分)に5回聞いてみる。

私の例。
「喫茶店のマスターになりたい」→「なぜ、なりたいんだろう?」
→「自分の店が持ちたいから」→「なぜ、持ちたいんだろう?」
→「学生時代からの夢だから」→「なぜ、それが夢なんだろう?」
→「ゆったりと過ごしたいから」→「なぜ、そうなんだろう?」
→「忙しくて時間がないから」→「なぜ、時間がないと困るんだろう?」
→「人を元気づける余裕が持てないから」

このやりとりで、喫茶店のマスターになるという「目標」から、
(1)ゆったりと過ごしたい
(2)人を元気づけたい
という、根本的な「目的」が見えてくる。

つまり私は、あまりドタバタせず、時間と気持ちにゆとりを持って生きることを望んでいる。
願わくば、落ち込んでいる人を励まし、迷っている人の背中を押すような仕事をしたい。
要するに、「職業名」は教師だろうと喫茶店のマスターだろうと、何でも構わないわけだ。

逆に、もし「目標」が達成できなかったとしても、「目的」に沿っていればショックを受けないともいえる。
たぬきコーチの場合は、「喜笑願見」(人が喜ぶ笑顔を見たい)という「目的」に沿って行動する。
だからたまには儲けという「目標」度外視で、ボランティア講師など引き受けたりするのだ。

今回も、参加者の人が「来てよかった!」と感想を述べてくれた。
やる気に満ちて、ニコニコと帰っていった。
やっぱり、やってよかったな〜。

充実感の分だけ、心地よい疲労感も。
帰って爆睡、そしていつもの温泉へ。
ロウリュ2本、水風呂2本、露天風呂。
また瞬間爆睡。

*****

【迷走&瞑想】 3月30日(金)その2

あれからジョギングに出た。
今回は5km、とにかく歩かないことが目標。
そのまんま東さんと同じ(笑)、「New Balance」のシューズ。
黙々と走っていると、なんとなく瞑想をしているような感じになる。
当分は学問と走りに集中するので、瞑想はジョギングで兼ねるか。

大淀川の堤防を走っていると、ライトアップされた桜がきれいだ。
ライトアップされていない桜も、きっときれいだ。

前回立ち止まった歩道橋も、なんとかクリア。
ところが最後に、心臓破りの坂がある。
ここで都合よくランナーズハイ!と思ったら、登りきったところできた(笑)。
大塚台のてっぺんから、宮崎トップ3の美しい夜景が広がる。
そういえば、サンフランシスコの「100万ドルの夜景」って、電気代のことらしい。

シャワーを浴びて、ていねいに体を洗う。
ビューティーアーティザン(美の職人)、60歳にはとても見えない田中宥久子さんはこう言う。
「人間の体は、一枚の皮でつながっている。
顔だけをきれいにするのではなく、体全体を整えてトータルで美しく」
顔だけをマッサージして頭皮を放っておいたら、顔と首まで皮膚がたるむというのだ。

この考え方は、先日収録したCDの中でも、姫がくり返し強調している。
部分を美しくするコツは、全体のバランスを整えることだと。
内面が大切というのは、心のどこかでキレイゴトと感じていたが、そうではなかった。
外と内は、驚くほど関連しているのだ。
このCD、ビジネス抜きで多くの男女に聞いてほしいな〜。

*****

【それがどうしたの?】 3月30日(金)

あるサイトに、18日に紹介したドキュメンタリー映画、「不都合な真実」について書いた。
書き込まれたコメントは、出演している元アメリカ副大統領、アル・ゴア氏への批判。
地球温暖化の危機を訴えながら、自宅では電気やガスを浪費しているとか。

同じ作品に対して、人によってこんなにも見方が違うんだな〜。
改めて、自分の考え方を明確にする機会を与えてもらった。
以下は、私からの返答を転記したもの。

+++++(ここから)

「政治家個人」がどうのこうのではなくて、「地球温暖化」が問題だと思うのですが…。
皮肉や毒舌も刺激的ですが、本質を議論しませんか。

いわゆる「床屋談義」は苦手です。
少なくとも私は、彼ほどの活動をしていないので、そう簡単に人を裁くことはできません。

以前、「一杯のかけそば」という物語がベストセラーになりました。
多くの人が涙しました。
その後、作者が実は「とんでもない人間だ」とマスコミでバッシングされました。

ある方の、すばらしい内容の講演を聞いたことがあります。
自分の人生が一変するくらい、とてもいい影響を受けました。
その後、「あいつは言っていることとやっていることが違う」という非難がネット上をにぎわしました。

当時の私の感想は、次の通りです。
「それがどうしたの?」

人々は「内容に」感動し、影響を受けたわけです。
まさか、その作家や講演者が「完全無欠の清く正しく美しい人間」だと信じるような、ナイーブな大人はいませんよね?
お互い自分自身のことを考えれば、よくわかると思います(笑)。

では、なぜそのようなことになったのか?
答は明らかです。
彼らが有名になり、たくさんのお金を稼いだから。
もっと短く表現すると、「嫉妬」ですよね。

私個人の趣向としては、そういうアウトプットはしたくないんですね。
それはなぜかというと、「嫉妬する」ということは、自分の意識深くに「私は彼のようにはなれないんだ」と言い聞かせていることと同じだから。

私の言う「本質」の意味の補足を。
ゴア氏をこきおろして、地球温暖化が緩和されるのなら、いくらでもやりますってことです(笑)。

+++++(ここまで)

朝はもちろんモーニング、昼はジョギング用のシューズを買いに行った。
さあ、明日はいよいよ「グリーンレッスン」!(当日飛び入り歓迎)
これからワークショップの最終チェックをする。
参加してくれる人たちのために、今回も参加費の10倍の価値を提供するぞ〜!

参加費といえば、逆に講演会やセミナーに参加するとき、私が常々心がけていることを。
それは、出ないうちから単純に「高い」と判断してしまわないこと。
理由は2つある。

1つは、やる側に対して失礼だから。
「あなたの提供する内容に、そんな価値はない」と言ってるのといっしょだし(笑)。
27日にも書いたが、私はその講師の今までの経験と、コンテンツとしてまとめた労力も込みで判断する。
成功への近道の「レシピ」をもらうようなもんだよね、実際。
それが見えていないと、「安物買いの銭失い」や「ローリスク・ローリターン」の人生に終わってしまうのだ。

2つめは、その後の人生に与える影響も含めて考えること。
あるセミナー(3泊4日で10万円)で、初日の午前中で「もうモトを取った!」と思ったことがある。
そのときにピン!ときた講師の一言が、今後ずーっと自分にいい影響を与え続けると確信したからだ。
そんな「ミサイル」を心に打ち込まれないまま、数年間を悩みながら過ごすことを思えば、「安かった」。



買い物に行く途中、車の運転席から撮った大淀川。
この橋のこちら側には歩道がなくて、川面を走っているような感じがいい。

*****

【あなたはあなた、私は私】 3月29日(木)

今日は午前中に年休をとっていたので、さっそく喫茶店へ。
これじゃあ、仕事を辞めたら毎朝モーニングに行っちゃうよ(笑)。

トーストをかじりながら、珈琲を飲む。
週刊誌をに目を通すのは、このときだけ。
興味を引いた記事が、2つあった。

1つは「ラジオで脳トレ!」(週刊現代4.7.)
脳神経外科医の板倉徹教授によると、テレビよりもラジオのほうが、脳にはいいそうだ。
音声だけで映像がないことによって、想像力を喚起し、前頭前野を活性化させるという。
これについては、私自身の英語学習体験で思い当たるフシがある。

実は私は、ラジオ講座だけで英語を身につけた。
耳で聞くことに集中することで、発音・アクセント・リズム・イントネーションが身につく。
会話の場面や話者の表情をイメージすることで、イメージ力も確かに伸びた。
テレビだと、意識が視覚と聴覚に分散されるようで、私には合わなかった。

もう1つは、「サラリーマンよ、ただ狂え!」(週刊ポスト4.6.)
宗教評論家、ひろさちやさんの提言。
要約すると誤解を招きそうだが、内容はこんな感じ。
「人生に目的や意味、生きがいを持たず、今あるがままの人生を好きになることが大切だ」

ドイツの哲学者ショーペンハウアーの、「ヤマアラシのジレンマ」にたとえた提言もよかった。
私はメタファー、たとえ話が大好きなのだ。

2匹のヤマアラシが、寒さをしのぐために抱き合おうとした。
しかし、相手のトゲに刺されて痛いので離れる。
それでは寒いのでまた近づくが、やはり痛いから離れる…。

どんな人間関係であろうと、人は孤独を癒されることはなく、孤独を生きなければならない。
その上で人間関係を築くのに大事なのが、「正しいことを言わない」(笑)ことだとか。
「正論サマ」は、往々にして人を傷つけたり、嫌な思いをさせるからなあ。

もう1つは、「あなたはあなたのままでいい」と、ありのままの相手を認めること。
これを読んで、ふと思い出した詩があるので書いておく。

+++++(ここから)

「ゲシュタルトの祈り」

私は私のことをして、
あなたはあなたのことをする。

私は、
あなたの期待にこたえるために
この世界にいるのではない。

あなたは、
私の期待にこたえるために
この世界にいるのではない。

あなたはあなたであり、
私は私である。

それでも偶然お互いを見つけることができれば、
それはすばらしいことだ。

たとえお互いを見つけられなくても、
それはしかたのないことだ。

(フリッツ・パールズ)

+++++(ここまで)

午後はずっと部活指導、夜は卒業生たちと、ちゃんこ鍋「木瀬桜」へ。
またまたまた来てしまった、もうほとんど鍋中毒だァ。
「美味〜し!」

東国原知事、インフルエンザで緊急入院したらしい。
公務がなかったのは、3月4日の1日だけらしい。
去年から分刻みのスケジュールで働きずくめだったので、これを機会にゆっくり休養してほしいものだ。
本人はそれどころじゃないだろうが、これはきっと「休め」というサインなのだろう。

*****

【人がうまくいったとき】 3月28日(水)

今日は新入生登校日、そして英語科の送別会。
春は別れと出会いの…。
あ、これ、23日に書いたな(笑)。

昨日の「高いか安いか?」について、ある人からおもしろいことを言われた。
「高いというのが口ぐせの人は、お金持ちにはなれない」
理由は、潜在意識に「私にはお金がない」と言い聞かせるのと同じことだからだとか。
そんな考え方もあったか〜(笑)。

そういえば、人が何かでうまくいったときに、主に3種類の反応がある。
(1)いっしょになって喜び、お祝いする。
(2)嫉妬して、陰口を言う。
(3)無視するフリをする。

上の考え方でいくと、タイプ(2)と(3)は、自分自身にこう語りかけていることになる。
「私はあの人のようにはなれない、私はあの人のようにはなれない…」
そう考えるとコワイよね、気をつけよう。

(1)のタイプが成功する人だ、と何かの本で読んだ。
この場合、潜在意識には次のように言い聞かせているわけだ。
「幸運が私に近づいてきている、次はきっと私の番だ…」
プラス思考だね〜(笑)。

たった1曲だけがおめあてで、CDアルバムを買う。
1杯の珈琲を飲むだけのために、喫茶店に出かける。
ゆとりある人生には、時として「ムダ」も必要。
でもその中で、偶然&必然、意外な人や情報に出会ったりするんだよね。
そんな「遊び心」が好きだな、私は。

*****

【高いか安いか?】 3月27日(火)

コーチャーズハイヤー 研修コーチ育成講座」の、体験バージョンを受講。
スカイプキャスト(複数が同時参加できるインターネット電話)を使ったイベントだ。
今の自分にとって必要な内容だと確信したので、その場で申し込んだ。
基礎プログラム5過程と、実践プログラム12過程で、合計10万円。

あらゆる投資の中で人生最大のリターンが期待できるのは、「自己投資」だと思っている。
最高のレッスンは、その道のプロに直接教わるのがいちばんの近道だと、体験上知っている。
だから、自分にとって本当に必要な学習には、お金と時間をケチらない。
生活には節約も大切だが、お金は「使わなければ使わないほどいい」とは限らない。

今まで私が自己投資してきた主なものは、次の3つ。
(1)英語
(2)武道
(3)読書
いずれも私の生活や人生に、ストレートに影響しているものだ。

俗に言う比較的「高い」授業料としては、社会人になってからは次の通り。
(1)「成功の9ステップ」 10万円
(2)「フォトリーディング」 10万円
(3)「産業カウンセラー養成講座」 20万円
(4)「研修コーチ養成講座」 10万円

合計50万円の、自分のスキルとメンタルを高めるための投資。
高い?
たしかに質素とはいえない。
でも、(1)〜(4)で身につけたスキルを活用して、モトをとる程度の投資回収さえできないだろうか?
さらに、人の役にも立って社会に還元することもできないだろうか?

今回申し込んだオンライン講座は、研修やセミナーの講師を育成するプログラム。
私はこの講座のファシリテーターのような、ワークショップが合理的で説得力のある講師になりたい。
彼がおそらく数百万円のコストをかけて学び、成功と失敗を体験してきたエッセンスを効率よく教わる。
「たった」10万円の投資で…。

最近、あることに、ある値段がついた。
Aさんは、「高すぎる!」とクレームをつけてきた。
Bさんは、「なんでそんなに安いの?」と聞いてきた。
でも、値段は「同じ数字」なのである。

左手を10℃の水に、右手を50℃のお湯につけておく。
その後、両手を25℃のぬるま湯につけてみる。
左手は「暖かい」、右手は「冷たい」と感じるだろう。
同じ25℃なのに。
左手に、右手が経験している「熱さ」を理解することはできない。

*****

【水はなんにも知らないよ】 3月26日(月)

部活指導のあと、送別会が2つ重なる。
部活の卒業生と、学校を離任する職員。

部活のほうは、某格安ファミリーレストランで。
生徒たちと楽しくやっていたが、トイレに入ってビックリ。
便器は臭いし、手洗い場は水びたし。
店の掃除が行き届いていないというより、使う側に問題がありそうだ。

ある著名な経営コンサルタントが、「一流になるには?」と問う部下に言った。
「飛行機に乗ったとき、ファーストクラスのトイレを見て来なさい」
部下がその通りにすると、エコノミークラスのトイレとの差に驚いたという。
ゴミはもちろん、手洗い場に水一滴飛び散っていない。
乗務員がトイレ掃除に差をつけることはないから、状況は乗客がつくったことになる。

一流だから、自分が使ったトイレをきれいにして出るのか。
トイレをきれいに使うような人が、自然と一流になるのか。
まあ両方だろうが、なんとなく後者の可能性に興味をそそられる。

「トイレをきれいに使っていただいて、ありがとうございます」という表示を、駅のトイレで見かけた。
しかし、そのトイレはメチャクチャ汚ない(笑)。
それを見て、プレッシャーで汚せなくなる効果を狙ったのか。
それともスピリチュアル的に、先に感謝することで、いい現象を引き寄せようとしたのか。
「トイレをきれいに使っていただくよう、ご協力ください」のほうが、スッキリしてよかったかも。



職場の送別会で、大淀川沿いのホテル会場に移動。
夕焼けに染まる川面が見渡せる、私の大好きなエリアだ。
川端康成が感激して連泊、「たまゆら」の脚本を書いたという話もうなずける。
校長あいさつの「散る花びらも、残る花びらも、いつか散る花びら」という言葉が印象的だった。

帰りに寄った書店で、「水はなんにも知らないよ」という新刊を買う。
やっと出たか、科学者による「トンデモ本」に対するマトモな批判本。
なんで今まで科学者たちが沈黙していたのか、不思議だった。

水に「ありがとう」と声をかけたり文字を見せると、美しい結晶に変わる。
「ばかやろう」などの悪い言葉になると、汚い形になる。
素敵なファンタジーではあるが、それをあたかも事実と思い込ませるような写真集。
それが今日の本で批判されている、「水は答えを知っている」シリーズ本だ。

科学じゃないのに、科学であるように見せかける、または誤解を解こうとしない態度。
宗教なのに、宗教じゃないように見せかける、アヤシゲ団体と本質は同じだ。
単なるマジックなのに、超能力のように見せかけて、商売に利用する輩もしかり。
これについては、コラム「科学かスピリチュアルか」に詳しく書いている。

それにしても、「掃除本」多いな〜。
立ち読みで何冊か目を通したが、どれもこれも似たような内容ばかり。
掃除をしたら運が良くなる、お金が入ってくる、などなど。
ユニークではあるが、掃除は生活の基本であって、効用を求めて熱狂するのもどうか。
まあ、何ごとも極めれば「道」になるんだろうけど…。

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【フリマに学ぶ】 3月25日(日)

今日は彼女のお供で、宮崎駅でのフリーマーケット初体験。
なんせ多忙な二人なので、準備はほとんどしていない。
朝行って会場の受付を済ませてから、ゆる〜く準備を始める。
早くからテントを立てて本格的な店を作っている人を横目に、シートなど買いに行く。
出品するのは、主に彼女の洋服。



ちなみに「フリーマーケット」は、“Free(自由な) Market”ではなく、“Flea(ノミ) Market”。
ノミがついているような古着を売っていたことが、語源だそうだ。
英語教師になってから知った(笑)。

たかがフリマと言うなかれ。
「見る側・買う側」から「売る側」に回ったら、風景が全然違った。

デパートなどで服を見ていると、すぐに近づいてきて「何かお探しですか?」と言う店員がいる。
放っておいてくれ、自分のペースでゆっくり見て、必要があればこっちから声をかけるから。
ついて来られるのはプレッシャーだし、「売りつけられた感」は不愉快なもの。
せっかく一生懸命やっても、彼女たちは結果として誤ったアプローチをしていることになる。

ところが売る側になると、ついお客さんに声をかけたくなるのだ。
イカンイカンと、服を見に来たお客を放っておいたら、逆にあっちから声をかけてくる。
フリマのお客さんはけっこう常連で、コミュニケーション好きの人が多かった。
品揃えのいい午前中に集中して来るのも、慣れているからかもしれない。

理屈屋の私と違って、感性派の彼女はうまい。
話したそうにしている人には自然に声をかけて、そうでない人はそっとしておく。
ブランドものばかりで300円というのもあるだろうが、立ち寄った人はほとんど全員が買っていく。
ファンになってまとめ買いしていく人もいて、初めてにしては売れに売れた。

やってみて実感したのだが、フリーマーケットは、みんながハッピーになれるグッド・システムだ。
不要になったものを売ってお金をもらう人、欲しいものをすごく安くで買える人、人出がにぎわってうれしい場所の提供者。
これって、日本の商人が理想とする「三方善し」の形態ではないか?
アメリカには「Win-Win(お互いに勝つ)」といって、交渉相手とメリットを分かち合うという概念があるが、まだまだ。
日本人の発想は、その上をいく「Win-Win-Win」なのだ。

いちばん書きたかったのは、実はここから先。
今日のフリマで、おばあちゃんが一人でやっている店があった。
何か事情があるのだろうが、とにかく地味。
品揃えを見ても、まず売れなさそうなものばかり。
実際に、なかなかお客さんが来ない。
でも、炎天下(今日は夏のように暑かった!)にじっと立って待っている。

ダメなのだあ〜〜〜〜〜!!!(涙)
ああいうお年寄りを見ると、私は絶対にガマンできない。
なんとかしてやらないと…。
しかしここに、私よりさらに「おじいちゃんおばあちゃんに弱い人」がいた。
彼女のほうが、すでにウルウルしている。

彼女はすかさず、「よかったら使ってください」と、自分のイスをおばあちゃん持って行った。
おばあちゃんは驚いた様子だったが、遠慮して受け取ろうとしなかった。
だいぶ時間が過ぎて、限界にきた私がおばあちゃんの店で入浴剤を買う。
別に必要はないのだが、あえて買うとしたら、それくらいしか見当たらなかったのだ。
彼女のもとに戻ってしばらくすると、今度は意を決したように、おばあちゃんがこちらへやって来た。

「私は今まで、奥さん(彼女のこと)のような方から優しくしてもらったことは初めてです。
声をかけてもらって本当にうれしかったから、お礼を言いにきました。
ありがとうございました…」

見ると、おばあちゃんは泣いている。
自分の店に戻りながら、しわくちゃのティッシュで何度も涙をぬぐっている。
私も目頭が熱くなった。
このことだけで、今日ここに来たかいがあったというものだ。

やっぱり、やっぱり、人にはやさしくしよう。
どんなやり方でもいいから、何の仕事でもいいから。
すべての行動は、人をハッピーにさせることにつなげよう。
そう、何度も何度も彼女と話し合ったことでした。

与えると言ったら傲慢だが、他人に施しをすることは、自分の幸せにつながる。
与えれば与えられる、投げかけたものが返ってくる。
こう言うと、「私はお金もないし、人にあげられるものは何もありません」と言う人がいる。
しかし今日のおばあちゃんは、お金よりも、たった数秒間のやさしい心づかいに感激してくれた。

お金よりも大切なものって、どうやらありそうだ…。

今日のオマケとして、仏教の教えである「無財の七施」をメモしておく。
お金がなくたって、人に施せるものはこんなにたくさんある。

1. 身施(奉仕作業)
2. 心施(思いやりの心)
3. 眼施(優しいまなざし)
4. 和顔施(穏やかな笑顔)
5. 言施(心を癒す言葉)
6. 床座施(座席を他人に譲る)
7. 房舎施(寝る場所を提供する)

*****

【私の読書法】 3月24日(土)

喫茶店でモーニング→「戸田書店」→「TSUTAYA」→「BOOK OFF」。
休日の朝のパーフェクトパターン。
とにかく、喫茶店(行くのも経営するのも)と本(読むのも書くのも)が好き。
これだけで何時間でも過ごせるという、安上がりな人間なのだ。

今日BOOK OFFで買った「心理療法テクニックのススメ」、一見地味だが、あまりのおもしろさにひっくり返った。
こういう本との出合いがあるから、書店パトロールはやめられないんだよな〜。
その時の自分のテーマによって、アンテナにひっかかる本が全然違ってくるし。

私の場合は、結果としていつも10冊くらい並行して読んでいる。
ジャンルは主に「英語・英語学習法・英語指導法」、「武道・格闘技・トレーニング」、「ビジネス・心理学・エッセイ」、「マンガ・雑誌」の4つ。
生活直結の実用系読書だから、小説はあまり読まない。
本当は、木陰のハンモックでペーパーバックを読むくらいのゆとりがあるといいんだけど。

最近聞いて「なるほどね〜」と思った言葉。
「本を読む時間がないというが、本を読まないから時間がなくなるのだ」
運動も同じだな。
「運動をする時間がないというが、運動しないから時間がなくなるのだ」
病気になって、人より早く死んじゃうからね。

BOOK OFFで安く買ってきた本には、どんどん線を引いたり書込みをする。
新品の本にはそれができずに、ポストイットの小さなやつを貼っておき、あとでパソコンに入力する。
単純な抜書きのリスト、真ん中のテーマから放射状にキーワードを書いていく「マインドマップ」で。
新聞記事のスクラップが趣味のおじいちゃんなんかと、似たようなものだ。

読書メモはあとで何度か見返して、自分への「血肉化」を図る。
とはいうものの、「情報は、使わなければゴミと同じだ」という考え方には、半分賛成で半分反対。
賛成の部分は、たくさん読んでいる割には、情報を活かし切れていない自分への反省を込めて。
反対の部分は、小説やマンガのように、別の人生を疑似体験して楽しむ読書もあっていいという気持ち。

ただ、みんなわかってないよなあ、ということがひとつだけある。
「使わない=ゴミ」論の人は、たぶん、学問の本当の価値を理解していないのではないか。
おじいちゃんの膨大なスクラップ帳は、死んでしまえばただのゴミで、何の価値もなくなるだろう。
しかし、新聞を切り抜いてのりで貼るプロセスにおいて、おじいちゃんの中で何が起きているか。
結果として情報が「表面的な活用」をされなくても、その過程における「内的な成長」を軽んじてはならない。

私の文武両道人生のモデルの一人、大学教授で武道家の内田樹さんは言う。
「物事はわかりやすくではなく、ややこしく!
しかし、その過程にこそ神は宿ると、学ぶ人は知っている」
この言葉にピンときた人は、私のお友だちです。

遅い昼食は、カップ焼きそば「UFO」。
即席めんはめったに食べないが、たま〜に食べると美味し。
ピンク色の魚肉ソーセージにマヨネーズをつけておかずにすると、さらに美味し!

即席めんには、スタンダードなこだわりがある。
ラーメンなら「チャルメラ」「出前一丁」「札幌一番みそラーメン」「うまかっちゃん」。
いずれも昭和の定番であり、これ以外のアレンジめんは邪道と決めている。
去年県庁で講演をしたときに、「即席ラーメン専門家」と紹介されたが(笑)、単に保守的なだけである。
ちなみにスナック菓子は、「サッポロポテト」「バーベキュー味」「カールうすあじ」「おにぎりせんべい」。

*****

【パパも卒業式】 3月23日(金)

小学生としての娘の登校を見送る、最後の朝。
思いを込めた2冊の本とカードを、直接手渡す。
感慨深い日となったが、お互い淡々とした明るいリズムがよかった。
詳しくは「娘への手紙」に書く。

職場の高校は、終業式と離任式。
春は出会いの季節ではあるが、その前に別れがある。
呼吸と同じで、読んで字のごとく、まず吐いてから吸うのだ。
何かを手放せば、何かが与えられる。
バランスがいいというか、よくできてるよ。

私は本年度、19年目にして初めてクラス担任がなかった。
授業担当だけだから、最後のホームルームもない。
ところが放課後に生徒たちに呼ばれて、一人一人にお礼を言われた。
プレゼントや、温かい言葉でいっぱいの色紙までもらって、感激。



「ナカモト先生の英語の授業は、楽しかった」
これがいちばん多かった。
でも、「英語の力がついた」というコメントは少ない。
英語教師としては、ちょっと反省だな。

いちばん印象的だったのが、ある女子生徒から涙ながらに言われたこと。
「私がダンスをやってることを、誰もいいって言ってくれなかった。
でもナカモト先生だけが、応援してくれた」
彼女の言葉を聞いて、自分の方向性が改めて定まった。
私の教師としての「立ち位置」は、やはり、生徒のいいところを見つけて伸ばすこと。

そう思ったら、午後に来年度人事の発表があり、私は念願のカウンセラーになっていた。
先輩カウンセラーの見習いで一年間学び、本格的にはそれを引き継ぐ形となりそうだ。
私費20万円を投資して、4月から産業カウンセラーの養成講座に通うことにした。
こういう決断をすると、不思議とすぐにいいことが起きる。
私の本気度を、校長が認めてくれたのだろう、感謝。

さらに、新任研修のキャップにも選ばれた。
年に何回か、研修会を企画運営する。
これもまた、セミナー講師として勉強中の、私の大好きな仕事。
いずれも最高のポジションを与えてもらった、ラッキー。

カウンセラー&研修コーチとして、次から次へと楽しいアイディアが湧き出てくる。
やはり、自分の好きな仕事をしないとダメだな…。
もっと早くから、本音をアピールしておけばよかった。
思考は現実化しない、行動を起こすまでは。

夕食は「和(なごみ)うどん」。
天かうどん(丸天+天かす)で、たったの260円。
ちなみに、素うどんは170円。
駅の立ち食いじゃないですよ、ちゃんとした手打ちうどん。
宮崎ならではの価格設定なのだ。

夜は、ホテルのサウナ温泉へ。
露天風呂、ロウリュ、水風呂の自己再生システム。
またまた、そのまんま東さんが来ていた、ウレシー!
そのへんのオッチャンの中に普通にいるもんな〜。
我らが宮崎の東国原英夫知事、最高!

コンビニで缶のカクテルを買って、彼女が「プチ卒業式」を開いてくれた。
そう、今日は私にとっても、心の卒業式。
会えない娘との関係を支えてくれた、今までのすべての人に感謝の気持ちを込めて、乾杯。

*****

【めざせフルマラソン】 3月22日(木)

夜に5Kmのジョギング&ウォーキング。
といっても、刻むような早歩き程度のジョグだけど。
信号待ちしていたら、さっき追い抜いたウォーキングのおばさんに追いつかれたし(笑)。
アドバイザーで40代の女性トライアスリート(宮崎では有名な人)から、LSDを勧められたから。
一瞬麻薬かと思ったが(笑)、“Long Slow Distance”、ゆっくり長く走るってことらしい。

走りながら自然と心に流れるBGMは、「キャンプファイヤーの歌」。
「燃〜えろよ燃えろ〜よ〜、脂肪よ燃〜え〜ろ〜♪」
それにしても、暗い中を走るこの感覚、どこかで味わったような…。
そうだ、あれは離婚して独り暮らしをしてた頃のこと。
テコンドーの試合に出るために、1ヶ月で4.5kg落としたのだ。

しかしあれから、もう9年(9年だよ!)。
昔と違う今の私は、さっそく途中で右ヒザに違和感が(笑)。
「無理は禁物、少しずつ」と言われているので、まだイケそうだったが、あえて歩く。
その場所は偶然、私にとって思い出深い歩道橋だった。

この歩道橋を渡って、離婚で会えなくなった娘が、6年間小学校に通ったのだ。
そして、新聞記事にもなってしまったが、私は6年間、毎朝この近くに立ち続けた。
少し離れた所から、気持ちを乱さないように、邪魔にならないように見守ったつもりだ。
ほとんどストーカー状態だが、東京のジャーナリストから援護射撃もあったなあ。

実は、明日は娘の卒業式。
ここに立って娘を待つのも、明日が最後になるかもしれない。
そう思って、私はルートを変えて彼女の小学校へと向かった。
そして校舎に向かって、心の中でお礼を言った。
「娘を6年間学ばせてくれて、友だちとたくさんの思い出を作ってくれて、ありがとう」

*****

【グリーンレッスン】 3月21日(水)

春分の日で祝日なので、さっそく喫茶店でモーニング。
マスターから聞いた話だが、宮崎生まれの「チキン南蛮」。
野球の王監督が、ガン手術から退院後、「初めて全部食べられた!」と言ったそうだ。

午後は、今月31日の「グリーンレッスン」で参加者全員にプレゼントする、対談CDの収録。
12日に書いたように、たぬきコーチとJackieナカモトが、姫にインタビュー。
約1時間で、期待をはるかに上回る、すっごくオモシロイ内容になった。
魅力的な女性、モテる男性になるための、「意外な秘訣」が満載だ。

「グリーンレッスン」後は、有料で商品化される予定。
今回もカラーセラピー、英会話、コーチングが一気に学べます。
当日会場に着いたら、受付で「中元のホームページを見た」と伝えてください。
まだの方は、今すぐ参加申込みをヨロシク!

夜は打上げということで、またしてもちゃんこ鍋の「木瀬桜」へ。
今夜はみそ味と塩味で、美味〜し!
もうすっかりハマってしまった。
来週はテコンドー同好会の初代OBたちを連れて、またまた来るのだ(笑)。

体が硬い新人力士は、無理やり180度開脚をさせられるという噂がある。
相撲界に15年間いた店長の中村君に聞くと、本当にそうだったらしい。
150キロはある先輩力士たちが、数人がかりでのしかかるんだそうだ。
当然スジが切れるから、「ブチブチッ!」と音がするという。
コワ〜。

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【マインドフルな人生】 3月20日(火)

今「負ける!やめる!あきらめる!」(ポール・ピアソール)という本を読んでるんだけど、おもしれ〜。
帯には、「ポジティブ人生には、もう、うんざり」とある。
簡単に言えば、世に出回っている成功本や自己啓発本への警告なんだけど。
著者がガンから生還した人だけに、科学的裏づけのないプラス思考万能主義の危険性も語られている。

極端にテンションの高い、自己啓発セミナー系。
極端にテンションの低い、ネガティブで大丈夫系。
極端にアヤシイ、スピリチュアル宗教系。
バランスがとれる前に、一度は通る道かもしれないけど…。
もっとナチュラルにいきたいですよ。

■人生はとてもシンプルだった。
 「いかに生きるべきか」という本を読むまでは。
 (ペン・ワイルド)

著者は、自分の理想とするスタイルを「マインドフル」と表現している。
喜怒哀楽の「喜・楽」だけ歓迎して、「怒・哀」を嫌悪したり、抑えつけるのではなく。
それらをオールすべてぜ〜んぶ「味わいつくす」。
だって、どれも何か意味があって人間に与えられたものだからね。

今日もいい天気(曇りも雨もいい天気)。
ランチの店に行くときにいつも通る、気持ちのいい道です。



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【ダイエットの敵は愛情】 3月19日(月)

在学中に手を焼いていた男子卒業生、Aが学校を訪ねてきた。
遅刻や欠席だらけで、学校へ来てもすぐ抜け出して、ミスタードーナツで過ごす(笑)。
容儀検査でも引っかかりまくり。
しかし英語だけは独学でメチャ勉強してて、光るものがあった。

けっこう身勝手で、決してマイペースを崩さない。
多くの教師は、彼に対して眉をひそめた。
そんなところも、高校時代の自分を思い出させる。
要するに、私は可愛がっていた(笑)。

公立大学に受かったが、一流私立にしか興味がなく、アッサリ蹴った。
それで浪人、それも彼らしく予備校に通わずに「宅浪」をした。
慶応や早稲田はダメだったが、某私立の法学部に合格。
弁護士をめざし、今後も勉強を続けるそうだ。

喫茶「ロングラン」に連れて行って、ブルーマウンテンで祝杯をあげる。
ここは食事を出さず、珈琲だけで勝負しているから好きだ。
隠れ家的雰囲気で、薄暗いダークブラウンの内装がシブい。
ただし禁煙じゃないからブー。

最大公約数を身につける学校という場では、一匹狼タイプは育ちにくい。
でも、そんな偏ったサムライの中に、愉快な人生を送る者が多いのも事実だ。
あと一人、高校を卒業してホストクラブで働いているKのことが気になる。
ミュージシャンをめざしているのだが、こいつも見どころアリ。

ところで、最近また腹が出てきた。
情けないことに、座ると浮き輪をつけたようになる。
ちょっとくらいダイエットや運動をしても、脂肪が落ちなくなった。
若い頃と比べて、基礎代謝量が低くなったのだろう。
マズイ、本気でなんとかしないとヤバイ(←これはネガティブな言葉だが役に立つ)。

「ダイエットの敵は、愛情である」
という一文を、何かの本で読んだことがある。
えーと、たしか「人は食べなくても生きられる」だったかな。
断食をしたいのに、同居する母親が心配して食べさせようとするとか。

食べる量を減らしたくても、母親が作ってくれたものは残せない。
恋人に美味しいものを食べさせようと、外食が多くなる。
職場でお菓子を勧められたら、いらないとは言いにくい。
ダイエットが続かない人は、意外と心やさしいタイプが多いのかも。

夜はDVD「ソウ3」を見る。
それなりにエグイ場面はあるのだが、このシリーズはここまでかな〜。
テーマは「赦し」だとは思うのだが…。
「ソウ」の規格外の教訓や、「ソウ2」の想定外の知性が感じられなかった。
そうなると、背筋が凍るような大人の恐怖感がわいてこないのだ。

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【不都合な真実(An Inconvenient Truth)】 3月18日(日)

今日は完全リラックスの日。
モーニングは「ライム」、ランチは「カフェ松本」。
海ギリギリに建つホテル「青島サンクマール」で、目の前の太平洋を眺めながら、ゆったりと温泉につかる。
自宅から30分もあれば、宮崎にはこんな素敵な場所がたくさんあるのだ。



贅沢に昼寝をして、映画「不都合な真実」を見る。
衝撃。
これはマジで、全人類必見。
レンタルDVDを待つな、今すぐ映画館へGo!だ。
アメリカは、ブッシュ氏よりゴア氏を選ぶべきだった…。

映画の最後で心に残った言葉。

“When you pray, move your feet.”
何かを祈るときは、行動もすべし。

一人ひとりのほんの小さな行動が、異常に温暖化している地球と子孫を救うとすれば…。

ten things to do(やるべき10のこと)

「不都合な真実」のインパクトでフラフラになりながら、またまたちゃんこ鍋の「木瀬桜」へ。
カレー鍋は常連の裏メニューだそうで、特別に作ってもらう。
やっぱり「美味(うま)し!」(これ、愛読マンガ「大市民」の口ぐせ)
中村君とも、久しぶりにゆっくり話した。

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【自分が発した言葉と直面する】 3月17日(土)

これでも若い頃は、けっこう「毒舌」だった。
ズバリ言うわよ!タイプだったし、書く文章にも「トゲがある」とよく言われた。
物議をかもさないような文章は、書いても意味がないと思っていたフシがある。
何のインパクトも与えない「ほのぼの日記」的ブログは、ほとんど読まなかった。

しかしある時期から、私の口から「毒」が吐かれることは、ほとんどなくなった。
数々の体験から、ある法則に気づかされたからだ。

「人は、自分が発した言葉と、いつか必ず直面することになる」

毒舌の人の心理って、どういうものか。
「頭が切れると思われたい」
「人より上だとアピールしたい」
「目立ちたい」

映画や本やグルメで、「これはオススメ!」と言っても、
「そうかな〜?」みたいな。
「○○さんはスゴい人だ」と言えば、
「でも悪いウワサがあるよ」とか。

こういう人に、今後もっといい情報を提供しようと思う人は少ない。
楽しいイベントがあっても、誘おうという気がしなくなるのが普通だろう。
その人は結果的に、自分が発した言葉と直面しているわけだ。

使う言葉自体が汚い、というケースもある。
英語で言えば、「shit」や「fuck」系の言葉だ。
不平不満やグチばかり、という人も。
いずれにしても、マトモな人は離れていく。
やはり、口にした言葉はブーメランのように自分に返ってくる。

別れた夫(妻)や恋人の悪口を、周囲にまき散らしている人。
他人の陰口や、噂話ばかりしている人。
聞かされる側が意識するしないにかかわらず、彼または彼女への評価はこうだ。
「この人は、その場にいない人をこき下ろす性格だ」

「どん底」にいた頃、ある人のアドバイスでいい言葉ばかり使ったら、いいことがたて続けに起きた。
当時は驚いたが、今ならその理由がわかる。
「類は友を呼ぶ」。
言霊(ことだま)とか言葉の波動とか言わなくても、自然とそうなっていくものだ。

でも最近思う。
社会人として、特にビジネスにおいては、正当な批判も必要だと。
他人のことを、「絶対に」悪く言わない人がいる、まれに。
こういうタイプもまた、どこか作為的で信用しきれないところがある。
やっかいだよね(笑)。

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【ちゃんこ鍋をつつきながら】 3月16日(金)

中学時代の友人たちと、プチ同窓会。
同級生で、大相撲にいたナカムラ君が経営する、ちゃんこ鍋屋「木瀬桜」で。
みそ味・カレー味・にんにく味とあって、かなり美味し!



私の友人には、元力士も含めて、いろんなヤツがいて実におもしろい。
今日話題になったのは、株で成功して有名になったゴトウ君。
彼は、今書店に並んでいる「THE21」(PHP出版)4月号P70〜71に、デカデカと特集されている。
それと、遅咲きながらついにCD「恋は小岩でアバンチュール」でデビューを果たした、ムライ君。
先日亡くなった鈴木ヒロミツさんや、オフコースの清水仁さんたちが参加したアルバムだ。

40過ぎて同世代で集まると、妙になごむ。
「額がそろそろヤバい」「ヒゲやアソコにも白髪が」「アッチが弱くなって」…。
ほんのこの前まで中学生だったのに(笑)、みんなこうして老けていくんだな〜。
そして、いつかはこの世から一人ずつ消えていって、また別のオレたちみたいな仲間が集まるんだ。

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【トイレ掃除で成功?】 3月15日(木)

なんで眠っているときの夢って、あんなに脈絡がないんだろう?
私は着替えも持たず、都会で10日間に渡る大学入試にウンザリしている。
仕方なくスケート場に座っていると、職場の同僚が「コロ(飼い犬)が死んだ」と言ってきた。
何が不満なの、オレ?(笑)

今日の私は、なぜか不調。
やることはいくらでもあるのに、どれも手をつける気にならず。
たま〜にあるんだよね、こんな日が。
頭も心もダメなら、体だ!
というわけで、放課後はサンドバッグ相手に暴れてました。

ビートたけしさんが、
「自分が成功した理由があるとすれば、若い頃からトイレ掃除をしてきたから」
と言ったとか言わないとか。
この噂が、最近のトイレ掃除ブームに火をつけたようだ。

トイレ掃除と物質的な成功との関連性は、もちろん科学的に証明されていない(笑)。
しかしスピリチュアル系の人たちは、必ず「科学は万能ではない」と反論する。
まあその通りで、科学で「心」はつくれないからね。

トイレ掃除を終えると、たしかに気分がいい。
「心が磨かれる」と言われれば、そんな気もする。
そうなると笑顔も出るし、人も寄ってくるだろう、ちゃんと手を洗えば(笑)。

俗に言えば、私は明らかな「失敗者」だが、今の幸せ度ではけっこう自信がある。
「そういえば…」と思い当たるフシも、ないことはない、実は。
ひょっとすると、目に見えない何らかの力が働いているのかもしれない。

経済的に困っていないのは、サラリーマンとしては多額な寄付を続けているから?
いいパートナーや友人に恵まれているのは、裏切った人や別れた女性の悪口を言わないから?
友人が商品を作ればなるべく買い、店には顔を出し、セミナーをやれば参加するようにしている。
そうしていない人の現実を見ると、本当にそうかもしれない、などと思ったりもする。

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【やれ。】 3月14日(水)

ホワイトデー。
義理チョコをくれた女子生徒たちに、「かれん」の焼き菓子を配る。
こういうときは、気前よく倍返しである。
「与えれば、与えられる」という原則を、今のうちに学んでおけよ。
お金だけでなく、笑顔や優しさもね。

プロ論。2」と「プロ論。3を読んで、思ったこと。
「多くの成功者が、似たようなことを語っている」
つまり、「成功には原則がある」ということだ。

・食事を忘れるくらい、好きなことに集中した。
・人の何倍も、膨大な仕事量をこなした。
・逆境に陥っても、決してあきらめなかった。
・失敗をチャンスとさえとらえる、徹底したプラス思考。
・好き嫌いを言わず、目の前のことをこなし続けた。
・自分にこだわるより、人を喜ばせるほうが喜びが大きい。
・職種や収入よりも、「自分は何者で、何を求めているのか」を重視した。

彼らのアドバイスは、次の2文字でまとめることができる。
「やれ」
Just do it.
これこそ、地上最強の法則なんだろうな。

ところで今日、東国原知事が英語で記者会見したって?
映像見たいな〜。

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【温泉の哲学者】 3月13日(火)

今日は財布を忘れて、愉快なサザエさん状態。
同僚に千円借りて、550円のオムライスランチを食べた。
仕事帰りに「スタバ」でラテを飲んだら、90円しか余らなかった。
これじゃあ、「BOOK OFF」の100円本も変えないよ。

映画「シンデレラマン」と「幸せのちから」で感じたのだが、ビンボーはコワイ。
チャップリンが言うように、「サム・マネー」でいいのだが…。
私は酒・タバコ・パチンコなど一切やらないが、本と珈琲のない生活は困る。
そんなことを感じた、プチビンボー体験でした。

それにしても、「スタバ」と「タリーズ」はいい。
何がいいかって、禁煙(分煙)というのがいい。
長時間でも放っておいてくれるから、落ち着いて本が読める。
今日も「翻訳の限界」(宮崎伸治)をイッキ読み。
ちなみに「タリーズ」は、「ブラジルのバイアグラ」アサイージュースを出してくれる唯一の店だ。

夜は温泉「ぱうぱう」で、例によってロウリュと水風呂。
自宅にいたら、こんな季節に水風呂につかる人なんていないだろう。
人と違ったことをやっているという感覚が好きなのだ。
呼吸が冷たくなるまでつかると、いろんなアイディアが浮かんでくる。
断食もそうだが、人はどうも「死」の状態に近づいたほうが、感性が研ぎ澄まされるようだ。

露天風呂で大の字に。
頭の中に流れるBGMは、なぜかオフコースの「せつなくて」。

「せつなくて 風が星が 電話の音さえも
せつなくて もう目に映るものすべてが」

「ため息が出るような 口づけをかわして
時のたつのも忘れて 見つめ合うこともあったのに」

星を眺めていると、やっぱり癒されるなあ。
ボーッと口を開けて、いろんなことを考える。
温泉では、誰でも哲学者になれるのだ。
お湯の温度と浮力は、開脚にもってこい。
昔は温泉で体操などしているオヤジに苦笑していたオレも、今はそう見られているのか。

帰ってベッドに入った瞬間、爆睡。
記憶なし。

*****

【CDプレゼント!】 3月12日(月)

学年末なので、一日成績処理に追われる。
放課後は部活動で、テコンドーの指導。
終わると、自分でも腕立て・腹筋・背筋・スクワット。
サンドバッグを叩いて汗をかいたあと、じっくりストレッチ。

帰りに「かれん」に寄る。
ホワイトデーが近いので、店は大忙しだ。
夜は総合格闘技「HERO'S」をテレビ観戦。

たぬきコーチからメールがあり、来週あたりにCDの収録をすることに。
テーマはなんと、「美人になる秘訣」。
「花の女王」最終選考会までいったカラーセラピストの姫と、オジサン2人との対談企画。

昨年大好評だった「成功3人セミナー」の2回目が、今月31日から「グリーンレッスン」としてシリーズ化される。
その第一弾のテーマが、性別に関係なく「知的に美しくなる」ということ。
このCDは春から発売される予定だが、「グリーンレッスン」参加者には、なんと無料で配布されるのだ。

最近、東国原知事のスキャンダルをしつこく書き続けている週刊誌を読んで感じたこと。
なるほど、こんな文章のテクニックで、読者の妄想をかきたてているのか…。
知事のがんばりを身近で見ているからこそ、その手口が見えてきたのだ。

たとえば、単に彼のマンションに出入りした女性の記述。
「巨乳の女性」→無理にでもセックスを連想させる。
「必要以上に周りを警戒する様子で」→そらアンタらがすぐ書くからやろ!(堂々と入っても書くだろうし)
「知事としての品位が」→肉体関係が前提になってしまってる(独身なんだけど…)。

ひどい記事になると、知事が信頼して泊めた男性記者が、女性のフリをして書いている。
「ワタシもお泊りしちゃいました!」みたいなタイトルで。
それでもジャーナリストかと、同じ文筆家として情けなくなってくる。
この人は何のために文章を書いているんだろう、恥ずかしくないのかな?

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【書いたのは私ではない】 3月11日(日)

日曜の朝もモーニング。
車で出かけてまでモーニング。
今日は家にこもって、文筆活動に没頭した。
しまった、久しぶりのメルマガをまだ書いていない。

文章を書くことは、私にとっては夢中になれる「遊び」だ。
画家が時間をかけて絵を描くように、作品が出来上がるまでのプロセスが楽しい。
電話などで中断されるのは、かなりイタイ。
せっかく溶鉱炉の温度が上昇してきたのに、また冷えた状態から熱し始めるようなものだから。

ノッてくると、自分が書いているというより、ナニモノかに書かされているような状態になる。
いわゆる「ゾーン」というか、マラソンでいえば「ランナーズ・ハイ」だろうか。
だからあとで読み返したとき、「これホントにオレが書いたの?」と思うことも多い。
すごくいい勉強になったり、落ち込んでいるときに自分の文章に励まされたり(笑)。
そんな考え方があったか!とかね(笑)。

だからたとえば「コラム」のページに、「半分は自分に言い聞かせながら」などと言い訳じみたことを書く。
その内容がいちばん必要なのは、実は自分自身ではないか?
悩み相談を受けたときも、人にエラそうにアドバイスしながら、心の中でそうつぶやいている。
生徒に「がんばれ」と言いながら、「アンタはがんばってないやん」と自分ツッコミを入れる(笑)。

でもこれって逆に言うと、「私が書いたんじゃないから、引け目を持つ必要はない」ともいえそうだ。
このだらしない自分が立派なことを言っていると思ったら、教師なんてやっていられない。
私は単なる媒体、パイプ役に過ぎない、そう謙虚にとらえよう。
自分が上から人を導く、なんてゴーマンではないか?

そう考えれば、嫌いな人からあれこれ言われても、その人の人格とは直接関係がない。
あくまでも話の内容に集中して、自分のためになるネタがないか淡々と探すだけでよい。
「あの人は言ってることとやってることが違う」なんて愚痴も出てこない。
ほらほら、また自分に言い聞かせてる。
実は私が、嫌いな人からあれこれ言われている、ということになる(笑)。

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【今日はどの自分を出そうか?】 3月10日(土)

喫茶店でモーニング。
風邪をひいてもモーニング。
で、そのあと書店のパトロール(笑)。
「TSUTAYA」「戸田書店」「BOOK OFF」。

昨夜のDVD「アメリカン・ビューティー」、これでたしか3度目になる。
反抗的で父親を憎む娘の、素直だった幼い頃の姿と、若くてやさしかったかつての妻の姿。
主人公(42歳!)が死ぬ間際の回想シーンを映画館で見たとき、私は思わず涙した。
しかし数年たった今、意外と客観的に見られるようになったようだ。
立ち直ってきたのか、それとも単に眠かったからなのか(笑)。

そのあと午前3時まで、「東国原英夫のオールナイトニッポン」を最後まで生で聞いた。
そのまんま東さんの芸人デビューとなった番組なので、感慨深そうだった。
「宮崎県の東国原知事」として出たわけだが、「芸人のそのまんま東」との区別が難しかったのでは。
リスナーとの電話での会話も、ちょっとかみ合ってなかったような。
わかるような気がするな〜。

私の書く文章も、分野や内容によってまったく印象が違ってくる。
初のエッセイ集「HOW TO 旅」から、ホームページ「文武両道」にいたるまで、文体に統一性がない。
誰にでもいくつかの心のチャンネルがあるから、自分ではごく自然なのだが。
ただ、書くたびに「どの自分を出そうか?」と迷うのは事実だ。
これからも、読者の期待を次々と裏切っていくことになるだろう(笑)。

読者といえば、私の文章を「8年間読み続けている」という人がいた。
ハンドルネーム「じっくん」さんが、ミクシィのコメントにそう書いてくれていたのだ。
8年といえば、「文武両道」の初期からになる。
書き手として、これは感激だ。

ホームページもメルマガも、めったに感想や励ましを書いてくれる人はいない。
フィードバックがないと手ごたえが感じられず、モチベーションが落ちる。
もちろん書くこと自体が楽しくてやっているのだが、ライターといっても人間だから。
でも、こうして本当に読んでくれている人もいるんだなあ。

喫茶店で読んだスポーツ新聞に、俳優の黒田アーサー(46)が、23歳の女性と結婚したとあった。
23歳差とは、負けた(笑)。
年の差カップルといえば、せいぜい10歳差前後だったのは、もう一昔前か。
「THE虎舞竜」の高橋ジョージ(40)と、三船敏郎の娘美佳(16)は、24歳差。
女優の篠原涼子(32)も、俳優の市村正親(56)と結婚、24歳差。

NHKテレビ「英語でしゃべらナイト」の録画を見る。
元格闘家でマルチ活動をしている、須藤元気さんがゲスト出演。
この人は本当におもしろい。
「闘う哲学者」と呼ばれる通り、哲学からスピリチュアルまで語り口が多彩だ。

印象的だったのは、彼の言う「人が成長する3つの要素」。
(1)本を読むこと。
(2)人と話すこと。
(3)旅をすること。

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【オールナイトニッポン】 3月9日(金)

朝起きたら、意外と気分スッキリ。
一晩で風邪を治してやったぞと、意気揚々と遠足で西都原古墳群へ。
甘かった。
途中で頭がガンガンしてきて、ずっと停車中のバスで寝てました。

さてさて、今夜は午前1時から2時間、「東国原英夫のオールナイトニッポン」。
自分とこの県知事がANNのDJなんて、楽しいねえ。
それまで、映画「アメリカン・ビューティ」でも見ていよう。
カウンセリングの先生から、心理学上参考になると言われたので、久しぶりにDVDで。

昨日書いた「オレオーラ投資スクール」、明日発売の月刊誌「THE 21」(PHP研究所)に特集記事が載るらしい。
若手向きのビジネス誌で、私も毎月読んでいるが、すごいな〜「THE 21」で紹介されるなんて。
宮崎は店頭に並ぶのが数日遅れるかもしれないが(笑)。
数年前は週刊誌が3日遅れ!で発売されていて、笑い話にもならなかった。

珍しく何も予定のない週末。
風邪もまたよし、ノンビリ過ごそう。
さ、珈琲でもいれよう。

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【カレーのプール】 3月8日(木)

昨夜はサウナ1本、ロウリュ(フィンランド式蒸気サウナ)2本、水風呂3本。
ガンガン汗を流してきた。
露天風呂に大の字になって、ボーッと星を眺める。
回数券を買えば1回500円以下だよ、安すぎる。

おかげで今朝はスッキリ目覚め…と思ったら、やけに体がこわばっている。
職場でも調子がイマイチだったので、熱を測ってみたら37度の微熱。
どうやら風邪をひいたらしい。
明日遠足なのにー!(笑)。

夕食はカレー。
今日の昼もカレーにしようと思ったが、自粛してハンバーグ。
昨夜もカレーだったから(笑)。
カレーが大好きで、カレーのプールがあったら食べながら泳ぎたいくらいだ。
そういえば小学生のときは、森永プリンのプールに飛び込みたかったな〜。

今日はビックリ。
読者17万人超!という巨大メルマガ「ケイゾン・トレードNEWS」に、この「文武両道」が紹介された。
書いてくれたのは、「オレオーラ投資スクール」の代表取締役でカリスマ講師の、後藤寛さん。
以下、そのありがたい文章の一部を転記させてもらいます。

+++++(ここから)

【6】テクニカルシステム投資法! ⇒【明日のお宝銘柄】

◆執筆者:後藤 寛(オレオーラ投資スクール 代表)

株式市場に吹き荒れた春の嵐は、ようやく終焉を迎えつつあります。
明日のSQを無難に通り過ぎれば、力強い上昇トレンドの再来、捲土重来ですね。

・・・日常のコラムに戻り、「移動平均線はとっても大事です。
そして、見るべきところはここですよ〜」との話を続けるところですが、今日はコーヒーブレイクでおもしろいサイトを紹介します。

株取引とは一見関係のないサイトです。
投資心理学の観点から、もっとも投資に大事なことは何でしょう。
それは、【自分の感情をコントロールできる第3者的視点をもつこと】です。

私にとってこのサイトは、株式投資家として、経営者として、メンターとなっているサイトです。

サイト管理者は、いま何かと話題の「宮崎」で、高校教師・テコンドー師範・文筆家・・・などなど多岐に渡って活躍をされている中元康夫さんです。
温かさと厳しさの言葉に満ち溢れていますので、よかったらのぞいて見てください。

http://nakamoto.bunbukikaku.com/

+++++(ここまで)

成功者のメンターなどめっそうもないが、私の文章が人の役に立っているなら本当にうれしい。
文章や言葉で人を元気にする、これは私の天職だと思っている。
書くことで生活できれば、もう最高なんだけど。
ちなみに「天職(vocation)」と「休暇(vacation)」って、ほんの1文字違いだよね。
「遊びが仕事、仕事が遊び」か。

*****

【禁断の場所】 3月7日(水)

昨夜のK-1の興奮も冷めやらず、朝7時半からの朝課外。
この寒いのに、生徒もよくがんばるよな〜。
宮崎には予備校がないから、学校が朝早くから夜遅くまで学習の面倒を見るのだ。
今日の授業はテストを返して、洋画「ノッティングヒルの恋人」で英語リスニング。

「ノッティングヒルの恋人」は、私が離婚したあとにくり返し見てきた映画。
小さな書店を経営するバツイチの中年男と、虚飾の世界に疲れた有名女優との恋物語。
主演はヒュー・グラントとジュリア・ロバーツ。
「ローマの休日」を思い出す最後の記者会見と、エルビス・コステロの名曲「SHE」がいい。
この映画で、安アパートでしょぼくれた独り暮らしをしていた私も希望を持ったものだ(笑)。

帰りに、禁断の場所に立ち寄ってしまった。
書店である。
一度入ると、つい何冊も買ってしまう。
いつも10冊くらい並行して読むハメになるので、抑制しているのだが…。
まあ、コストパフォーマンスから考えて、本ほど安い買い物はないけどね。

今日買ったのは、この2冊。
キミがこの本を買ったワケ」(笑)
5文型とNLPで英語はどんどん上達する!
英語といえば、そのまんま東さん(またかい!)もずいぶん英語を勉強したとか。
私の本「なるほどガッテン!英文法」をプレゼントしたいな〜。

では今から、ホテルの温泉「ぱうぱう」に行ってきます。
東さん、今夜は来ないのかな〜(またかーい!)。

*****

【私にとって格闘技とは】 3月6日(火)

昨夜見たDVD「マラソン」、なかなかよかった。
自閉症の男の子がサブスリー(42.195kmを3時間以内で走ること)を達成した実話に基く映画。
ランナーズ・ハイのイメージを描いたと思われる、最後のシーンが好きだ。
素人がマラソンを走破する秘訣も、コーチがズバリ名言していた。
「ゆっくり走れ」(笑)

  

昼は定食屋「まるみ」で、大好きなオムライスとハンバーグ。
いい天気なので、青空の下を気分よく歩いて行った。
道端には菜の花が満開だ。

仕事は学年末テストの監督と、あとはひたすら採点。
6時10分に沈む夕陽を見ながら帰る。
北海道ラーメン「あじふく」に寄って食べた。
ここのみそラーメンと炒飯は最高!
札幌の「ラーメン横丁」を思い出す。

夜は録画ビデオで、先日のK-1を観戦。
番狂わせのKO試合続出で、久しぶりに楽しめた。
ここ数年のK-1でいちばんエキサイティングな大会ではないか?
私の格闘技好きだけは、一生変わりそうにない。

次の文章は、マンガ「ホーリーランド(14)」からの抜粋だ。
主人公の高校生ユウは、イジメられていた過去に決別すべく、格闘技を学ぶ。
街のストリートで連戦連勝、今では「ヤンキー狩り」として知られるようになった。

+++++(ここから)

それは心にかけられた「呪い」みたいなモノだ。
ユウの言うところの呪いとは、格闘技を始める動機についての事だ。
それは純粋に強さに憧れて始める者、スポーツとして楽しむ者、単に強くなろうとする者、そして―
過去の体験から強さを求める心が消えない…消せない者―
ユウは当然最後にあげたケースだ。
「自分が強くないと安心できない」
この感覚を持つ人は、いじめや暴力体験を受けた人間に少なくないだろう。
ユウにとって格闘技はゲームやスポーツではなく、純粋に武装なのだ!

+++++(ここまで)

私が格闘技を始めたきっかけは、中学生の頃、高校生8人にからまれて袋叩きにされた体験だ。
この歳でまだ格闘技から離れないあたり、私も呪われているのかもしれない(笑)。

*****

【サルの着ぐるみ】 3月5日(月)

3/1に書いたCDのジャケットで、「そのまんま東さんがつけてるサルの着ぐるみがほしい」。
そう言うと、彼女がさっそくネットで探し出してくれた。
思い切って買うか…(悩)。
いつ、何のために着るんや!
これかぶって写真撮って、ミクシィのトップに載せるとか(笑)。

今日は初めての確定申告体験。
今までは人まかせだったが、近い将来のための勉強だと思って。
私のは本の印税程度だし、ほとんどを寄付に回しているので、そう複雑なものではない。
税務署の人たちの対応も、思ったより親切だった。
でも独立すると、こういうことも全部自分でやらないといけないんだな〜。

妹から、母が高熱を出して家で寝ているとのメール。
慌てて帰って、かかりつけの病院に連れて行く。
幸いインフルエンザではなく、疲れがたまって風邪をこじらせた程度。
さすがにグッタリしていたが、点滴と薬で少しは楽になったようだ。

さて、今から韓国映画の「マラソン」を見て寝よう。
これでモチベーションを上げて、フルマラソンにチャレンジだ。
そのまんま東さんが日記で紹介していた作品。
また東さんかい(笑)。
じゃあ、おやすみ。

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【エレベーター・スピーチ】 3月4日(日)

昨夜の東国原知事との件で思い出したこと。
ビジネスやマーケティングの用語に「エレベーター・スピーチ」というのがある。
エレベーターにに乗るのと同じ数十秒の間に、簡潔かつ効果的に商品を説明することだ。
重要人物にたまたま出会ったとき、短時間で自分を売り込むこともいう。

先日、英字新聞で次のような記事を読んだ。
あるビジネスコンサルタントが、日産のカルロス・ゴードンさんとエレベーターで乗り合わせた。
日頃から尊敬していたので、間近で見た驚きと感激で何も言えなかった。
同僚に話すと、「エレベーター・スピーチを準備しておかないからだ。自分ならチャンスは逃さない」と言う。
ところが後日その同僚が、偶然ゴードン氏と出くわした。
緊張して、やはり何も言えなかったという。

この話を読んだ私は、「まったくどいつもこいつも。オレならブッシュ大統領の前に出ても平常心だ」と思っていた。
ところが昨夜、ジャージ姿(だったと思う)のそのまんま東さんとすれ違っただけで、瞬間舞い上がってしまった。
なにが「あっ、こんばんは〜」だよ、バカ(笑)。
話したいことは山ほどあったのに。
せめて一ファンとして、握手くらいしてもらえばよかった(涙)。

次こそは…と準備したり、意識してサウナ通いなんかすると、かえって会えないような気もする。
昨夜は駐車場の機械の調子がおかしくて、珍しく5分近く待たされたのだ。
焦って走り回っている係の人が何度も謝ってきたが、気持ちがわかるので笑顔で待っていた。
そうしたら、そのまんま東さんと会えたのだ。
これを私はひそかに「神サマの時間調整」と呼んでいる。

今日は月始めの日曜日ということで、母を連れて墓参り。
その後「かれん」に山形屋地下で買った弁当を届けて、カフェ「ビー・フラット」へ。
わざわざ東京から取材に来てくれた、「決定版!柳沢きみおワールド!」の管理人、HONDASANさんと会う。
「翔んだカップル」から「大市民」まで柳沢きみおファンの私に、彼が新しく立ち上げるサイトのインタビュー。

なんと私の著書「なるほどガッテン!英文法」をわざわざ買ってきてくれて、サインを頼まれた。
HONDASANさんは33歳で大学院生、塾で英語を教えていて、将来は自分の英語塾を開くのが夢だそうだ。
旅が好きで、先月で日本全県を制覇、それぞれの観光地にはほとんど足を運んでいる。
プロボクサーの資格を持ち、マンガ論だけでなく格闘技の話でも盛り上がった。
おみやげに、マニアでしか手に入らない柳沢作品などいただいて、大満足。

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【サウナにそのまんま東さんが】 3月3日(土)

池田晶子さん、亡くなったんだなあ…。
まだ46歳、肝臓ガンらしい。
41歳からの哲学」など何冊か読んだが、「考える」ことの楽しさを教えてくれた。
同書では特に「死」について書かれていたが、やはり意識していたのだろうか。

先週の病院にもう一度行く。
今回も尿検査は異常なし、医者の表情も今度は明るかった。
膀胱の鈍痛は原因不明だが、まあ炎症を抑える薬を飲みながら、生活習慣に気をつけろとのこと。
長い時間同じ姿勢のままでいない、風呂はぬるい湯にゆっくりつかる、運動はオーケー。
よかった〜、そのまんま東さんの後を追うために、走ろうと思っていたところだったから。

帰りに「茂田指圧センター」でじっくりやってもらう。
最近文章を書いてばかりで、肩が凝るというより体がこわばっている感じだ。
1時間半で3000円だよ、安い。
血流がよくなったのか、すっかり体が軽くなった。
「TSUTAYA」に寄って、そのまんま東さんが日記で「感動した」と書いていた、韓国映画のDVD「マラソン」を借りる。
最近の私は、すっかり「東さん、東さん」だ。

夜に「ホテルマリックスラグーン」の温泉「ぱうぱう」に行く。
ちょうど入り口のあたりで、なんと東国原知事と出会った。
ふと顔を上げると、すぐ目の前に「そのまんま東」さんの顔が(笑)。
突然でビックリして「あっ、こんばんは〜」と、せっかくの初対面なのにマヌケなあいさつをしてしまった。
続けて「がんばってくださいね〜」と、これまた月並みな言葉を。
「どうも〜」と、感じのよい笑顔で返された。

たぶん、走ったあとにサウナといういつものパターンだろうな。
それにしても、カッコよかった。
充実した男の顔をしてるよ。
3/1に書いた松本道弘先生が宮本武蔵なら、東国原知事は坂本龍馬だな。
それなら私は、「功名が辻」の山内一豊だ。
好きな女性からおだてられれば、一気にモチベーションがアップするという(笑)。
私も明日から走ろう!
いや、初日はムリをせずウォーキングから(笑)。

温泉のあとは、映画「ドリームガールズ」を見に行く。
すごい歌声の連続で、けっこう楽しめた。
でも私は、どうもミュージカルは苦手だな〜。
普通に話していた俳優がいきなり歌いはじめると、ちょっと引いてしまう。
映画館を出たら、もう午前0時だった。

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【そのまんま東へ】 3月2日(金)

2月分の「落書き」を、一気にアップ。
もとの文章は個人的なホンネ日記なので、さすがに手を加えたが。
そのまま載せたら、キケンすぎる(笑)。
いや〜、肩が凝った。

FUNKY MONKEY BABYSのデビューCD「そのまんま東へ」を聞く。
私の苦手なラップ調だが、曲調も歌詞もいい。
パソコンでそのまんま東さん出演のプロモーションビデオまで見られる。
わはは、このサルの着ぐるみつけてる人こそ我らが知事。
宮崎最高!

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【松本道弘先生】 3月1日(木)

卒業式。
去年は3年生の担任だったが、今年は1年生の授業だけで担任はなし。
これといった感慨もなく、淡々と終わった感じだ。

ただ、会場にいた保護者の人たちがうらやましかった。
自分の子どもの卒業式に、堂々と出席できるのだから。
感極まって目頭を熱くしたり、子どもといっしょに帰ったりできる人たち。
彼らを見ながら、私も一応親であることを意識させられる。

今日は、東国原知事の「そのまんま日記」を、過去の分も含めて全部読んだ。
やっぱりこの人、最高だ。
以前の日記に、学問とマラソンに打ち込むことについて、「すべては数年後のために…」と書いている。
目ざすものは違っても、その姿は今の私と同じだ。

40を過ぎてからの自己変革に影響された私は、当時の東国原さんを追いかけている。
彼の著書はもちろん、英語を学んだという教材まで同じものをなぞっている。
そして、まったくのド素人から、彼の走った距離と同じフルマラソンにチャレンジしようと決めた。
目標は完走だけね、タイムは問わないと(笑)。

夜は、英語界の超大物、英語道の松本道弘先生から携帯に電話が入った。
「どう、その後元気ですか」
「ブログ読んでくれてる?」
「新しい県知事のことで宮崎も有名になって」

特別な用件のない電話だと思うが、それがありがたく感じる。
だって、相手が何のメリットもない私だよ?
何もできないのに、あちらから電話をもらえるなんて。

こう言っては失礼だが、私は松本先生の人間くささに好感を持っている。
ものすごい実力とカリスマ性を持ちながら、栄光と挫折を知り、厳しく愉快でどこか寂しい人。
松本先生の生き方を見ていると、どこか宮本武蔵を連想してしまう。
離婚にめげず27歳下の女性と再婚されたあたりも、個人的にリスペクトと親しみを感じるのだ。

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