<2007年2月>

【混乱は成長の条件】 2007/2/28

清掃の時間に、ある女子生徒が相談してきた。
グループの友人の言動で言いたいことがあるのだが、直接言うのは気が引ける。
今後の関係が気まずくなると困る。
だからといって言わないと変わらないから、ストレスがたまる。
どうすればいいのですか、と。
あなたなら、どう答えるだろうか?

この図式って、恋愛でもよくあるよね。
好きな相手に気持ちを伝えたい。
「じゃあ伝えたら?」
でもフラれたとき、今までの友人関係まで壊れるのが怖い。
「じゃあ黙ってたら?」
でもこのままじゃイヤだ。
「じゃあ言えば?」
でも…エンドレスだ。

伝えるなら、うまくいかないリスクを引き受ける。
伝えないなら、ウジウジ言わない。
そのどちらかだ。
しかし実際は、「伝えてうまくいく」以外のオプションは拒否している。
その時点で、恋愛をする資格がないという理屈になる。
誰かがハッピーになれば、その陰で別の誰かが泣いているわけだから。
泣く可能性も含まれたものが、恋愛という世界だ。

「言いたいことがあるなら、直接言って。
そう言われたからハッキリ言ったら、キレられたんですよ」
なるほどね。
言われてキレるのは、その指摘が当たってるからだろうね。
その欠点を心のどこかで意識してたからこそ、キレてごまかす。

教師が生徒にあえて厳しいことを言って、反抗されたり嫌われることがある。
それでも教師は落ち込まない(ちょっとションボリするけど)。
「言葉の熟成」ということを知っているからだ。
今は一時的に関係がマズくなっても、いつかは気づいてくれる。
それが信じられないのは、本当に相手のことを思っての発言じゃないからだ。
実は自分のためだし、相手にもそれが伝わってるんだよ。

今の私の結論だけど、人は変わらない、変えようとしてはいけない。
ダイエットでも何でもいい。
自分が今までどれだけ変わろうとして変われなかったか、忘れてるんじゃない?(笑)
それがちょっと人に言われたからって、変わるもんじゃない。
自分が本気で「変わる」と決断して行動するときだけ、変わっていく。
だから人を変えようと思ったら、その数倍は本気でかからないと無理。

悩んでる自分を変えられないのと同じで、相手も君を悩ませる自分を変えられないわけよ。
ね?
だから、苦手な人とは距離を置くとか、それが無理なら相手に対する見方を変えるしかない。
見方を変えるには、理屈じゃなくて経験が必要。
経験を積んでいるのは、あれこれと悩んでいる、まさに今。

こうやって頭の中がゴチャゴチャして、どうしていいかわからない。
それが正常で正解。
どんどん悩みなさい、感心感心。
「そんなあ〜!」(笑)

今夜は久しぶりに「アルベロベロ」でピザとパスタを食べた。
昔は専門店という感じだったが、これだけいい店が増えてくると、どうしても影が薄れた感じを受ける。
その後、また喫茶「On Live」に行って珈琲とイングリッシュマフィンのセットを。
えらくセンスのいい店だと思っていたら、実はマスターがデザイナーで、地元では知られた人。
一般向けにデザインの講座を店でやっているというので、さっそく来月から通うことにした。
カードに洒落た文字で、好きな言葉を書けるようになるといいなあ。

夜は、映画「バブルへGO!!」を最終で見に行く。
いや〜笑えた。
コメディだが、その中にそれとなく親子のつながりを描いているのがいい。
それになんといっても、1990年バブル期の風俗文化の再現がうまい。
あの頃ディスコで流行った、BOYS TOWN GANGの「Can't Take My Eyes Off of You」は懐かしかった。
まあ、後日DVDでもいいと思うけど(笑)。

*****

【不都合な真実】 2007/2/27

今日も授業がつまっている日。
貴重な空き時間に職員室がうるさくなってきたので、図書館に非難。
英字新聞を読む。
おかげである同時通訳者が書いた、いいコラムに出合った。

映画「不都合な真実(An Inconvenient Truth)」について。
アメリカ元副大統領のアル・ゴア氏が、地球温暖化の危機を訴えるドキュメンタリーだ。
彼は6歳になる息子が目の前で交通事故に遭い、生死の境をさまよったときに、強く決意したという。
以前から取り組んできた環境問題について、これ以上解決を先延ばしにできないと。

大統領選挙でブッシュ氏に敗れたとき、ゴア氏は「エリート然として冷たい」と評された。
逆にブッシュ氏は「温かく親しみやすい」と。
しかしこの同時通訳者は、テレビ討論のどのポイントにおいても、ゴア氏のほうが信頼感と説得力があったという。
いずれにしても、彼は本物だったのだ。

「不都合な真実」は、宮崎では3月17日封切。
話に聞くと、今年のアカデミー作品賞も受賞したというではないか?
必ず見に行こう。

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【ガンの疑い?】 2007/2/26

朝、娘を見送ったあとにしばらく読書。
「スターバックス」に8時に行って、ドライブスルー買ったでホットラテを飲みながら出勤。
こういうのもいいよね〜。

午前中はビッシリ授業、午後は職場近くの泌尿器科へ
週末に膀胱に鈍い痛みを感じたので、小学校の頃にかかった膀胱炎かと思って診察を受けた。
尿検査で異常がなかったものだから、かえって医者が深刻な表情に。
超音波・レントゲン・血液検査と、予想以上の精密検査を受けた。
前立腺ガンか何かを疑ったのだろうか、ちょっとだけビビった。

問診表には「ガンの場合は告知を希望しますか」という質問があったし。
もちろん回答は「はい」だ。
私にはやることが残っているのだ、死期がわかるなら教えてくれ。
男は常に「メメント・モリ(死を想え)」なのだ。
深刻なデータは今のところ見当たらない、ただし週末まで薬を飲みながら様子を見る。

夕方は、妹の店「かれん」の注文表とチラシの印刷。
たくさん作って、店まで持って行く。
母も来ていて、彼女もいっしょに4人でトンカツの「益造」に行くことになった。
ヒレカツとコロッケ、最高の組合せだ。
腹いっぱい食べた。
ダイエットはいつからになるやら…。

益造さん、明日から京都に出張なのだそうだ。
全国から業者が集まる物産展で、おだんごを売るとか。
自分の好きなものを一生懸命売って、夜はお酒を飲んで。
田舎の古い民家を宮崎まで運んで、とんかつ屋さんにしちゃった人だ。
本当にこの人、仕事が楽しそうだよな〜。

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【英検二次】 2007/2/25

朝から夕方まで、英検の二次面接委員の仕事。
友人のK先生が、2冊目の著書を献本してくれた。
TOEICの英単熟語集、「アマゾン」でレビューを書かねば。
N高校のT先生は、クマのようなヒゲを伸ばしていた。
嫌がるのを追いかけ回して、携帯で写真を撮る。

帰りに「イオン」の「旭屋書店」に寄るが、ピンとくる本はなし。
「戸田書店」で「40才からのフルマラソン完走」という本と、「剣道攻めの極意」を買う。
「麦わら帽詩」が開いていたので、珈琲とフレンチトーストで一人打上げ、珈琲豆を200グラム買う。
ここの豆は「UCCの4番」だそうだが、なかなか美味しいのだ。

夜はカレーの残りを食べる。
またかよ!って感じだろうが、私はハッピー。
例によって爆睡。

*****

【四季通り】 2007/2/24

朝起きるとモーニングを食べて、さっそくまた「ラウンドワン」に行く。
今回は別の係の女の子が、チャートを使って要領よく説明してくれた。
休日は3時間1600円で、4階以上のゲームやスポーツ施設などが使い放題。
これならたまに遊びに来てもいい。
ゲームに夢中になっていたら、1年生のNとHのカップルに会った。

久しぶりに「ケンタッキーフライドチキン」で食べた。
クリスピーに、私の好きなビスケットとコールスロー。
こういう場合は、もちろんコーラだ。
ファーストフードも、たまに食うと美味し!

2時過ぎから、「カリーノ」の「ガガエイト」に行く。
宮崎在住の外国人たちの、アート展をやっている。
同僚のスコットが作品を出していて、バンドでも歌うので誘われたのだ。
みんな楽しくやっていた。

彼女がチャレンジショップを見たいというので、「アゲイン」へ。
訪ねようと思っていた知人の店が急用で休みだったので、店舗見学も兼ねて「四季通り」を歩く。
建物は古いが、6坪+6坪の住居付き2階建てで家賃8万円という物件があった。
かつて宝飾店が入っていたところだ。

その後、偶然に喫茶「On Live」を見つけた。
宮崎唯一の、私の大好きなイングリッシュマフィンを手作りで出す店。
以前インターネットで調べて、いつか探して来ようと思っていたのだ。
店の雰囲気よし、イングリッシュマフィン美味し、マスターシブし!
彼女もすっかり気に入った様子。
ますます自分たちの店を持ちたくなった。

それにしても、これはセレンディピティ(意味のある偶然)?
だって、チャレンジショップに行く予定なんかなかったし、店が休みだったのも初めて。
四季通りを歩く流れになって、いきなり「On Live」が目の前に。
これはもう、「喫茶店をやりなさい」というサインではないか?
シナリオはもう決まっていて、私たちはそれに沿って生きているだけなんじゃないだろうか。
だから、そういう夢が心に描かれてしまうのかもしれない。

夜は、彼女が来てお得意のカレーを作ってくれた。
しょうゆが隠し味だそうで、本当に美味い。
これなら店で出しても人気メニューになるだろう。
珈琲と、カレー&パスタ。
いいではないか?

*****

【ハッピー・バースデー】 2007/2/23

彼女の誕生日。
メールを送ろうかと思ったが、起こしたらいけないのでそのまま出勤。
生まれたのは、午前11時7分だそうだ。
さすがに仕事中なので、昼休みにメールした。

午後はA中学校に指導で出張。
連絡担当者が初めてで、どうしてもついて来てくれと頼まれたのだ。
例によって「あと出しジャンケン」と「赤いものを探せ」から。
昨夜のワークショップのネタ「THE CAT」と「ABC 12 13 14」も使ったが、反応はまあまあ。
H先生の息子もいた。
大きくなったなあ。

帰りに近くの「宮崎銀行」に寄って、今夜の資金調達。
よりにもよって、前妻に離婚後の養育費を振り込んでいた支店ではないか。
その向かいには、彼女と娘が住んでいたアパートが。
そして隣には、新しい男が娘と遊んでいた公園。
当時のことを思い出して、複雑な感情がわいてきた。

夕方は「スターバックス」で、アイスカフェラテとクッキーをオーダー。
「60歳を人生ピークにもっていく法」(そのまんま東)に没頭。
私と同じ離婚経験者、大きな挫折の連続、そして40代での自己変革。
そんな男が、50を前にして人生大逆転で県知事に。
どうしたって自分を重ねて見てしまう。
私はすっかり、東国原英夫さんの大ファンになってしまった。

アイスラテを飲みながら本を読んでいると、ジョン・レノンの「Starting Over」が流れてきた。
「スターティングオーバー」=「もう一度やり直す・白紙に戻して再出発する・原点に立ち返る」。
私はそのとき、そのまんま東さんの本を読んで腹の底から燃えていたのだ。
最高の演出ではないか?
彼だって40を過ぎてからスターティングオーバー、一気に登りつめた。
私も今日、本気になった。

その勢いで戸田書店に寄って、そのまんま東さんの「芸人学生」を買う。
彼が私と同じくらいの歳で早稲田大学に入学し、勉学に集中した時期のことが詳しく書いてある。
これは参考になる、絶対に読まねば。

彼女の部屋に花束を持って迎えに行き、楽しみにしていた「ミルポワ」へ。
行く前から決めていたハンバーグと、先日感動した最高級のサーロインステーキ。
会話も楽しく弾む。
私はつい、そのまんま東さんのことを熱く語ってしまった。
それにしても、ここの料理の美味しさと安さは、宮崎の中でも際立っている。

帰りに初の「ラウンドワン」に寄る。
UFOキャッチャーやコインのゲームを楽しむ。
スポーツのフロアにも行ってみたが、係の女の子のバイト用語っぽい説明が意味不明で、また出直すことに。
「ケンタッキーフライドチキン」に入ろうとするが、すでに22時で閉店。
明日のリベンジを誓いながら帰る。

*****

【カウンセリング】 2007/2/22

いつものように、小学6年生の娘の登校を見送ってから出勤。
もう何年になるだろう、毎朝車を停めて、少し離れて見守り続けている。
娘は私に気づいてはいるが、決してこちらを見ることはしない。
考えてみたら、春からはもう中学生。
出たいなあ、小学校の卒業式…。

夕方、職場の前にある喫茶「ルル・ドン」でカツカレーを食べる。
またカレー、これで3日連続だ。
私は大のカレー好き。
毎日カレーでいい、本気でそう思っている。
雨が降ってきた。

夜7時から、広島通りの「ドロップインセンター」で、カウンセリングのワークショップ。
「お父さんのための」と銘打った割には、やけにみんな若い。
よく聞いてみたら、広告を見て来た純粋な参加者は私とあと1人くらい。
あとは関係者2名と、ボランティアの大学生が数名。
しかも少ない、無料なのに。

講師の柳田先生は、いかにもカウンセラーといった温和な感じの人だった。
ガンガン引っ張っていくタイプではなく、参加者の様子を見ながら終始和やかな雰囲気で進められた。
自分の授業や講演ですぐ仕えそうなネタも、いくつかゲット。
私が今後やろうとしている活動は、カウンセリングそのものではない。
成功哲学・コーチング・心理療法など、いくつかの手法がブレンドされたものだ。

ちょっと火がついて、家に帰ると、しばらくの間迷っていた矢野惣一さんの教材を購入申込みした。
「「幸せと成功の流れにのる」4Stepイメージプログラム」だ。
カラーセラピーのプロになるため、私の彼女は30万円以上を投資している。
それなら、私が3万円くらいの自己投資をしても、バチは当たらないだろう?
まあ、4月からの産業カウンセラー養成講座にも20万近く必要だが。
資格取得には、お金がかかるのだ。

*****

【どん底】 2007/2/21

なんと、夜中の3時に起きてしまった。
例によって明かりはつけっぱなし。
しかたがないのでパソコンを開いて、日記を読み返す。
すっかり目が覚めたので、1階で珈琲をいれて本格的に書き始める。
結局、出勤直前まで書き続けた。

部活動に顔を出すと、修学旅行から帰った2年生が加わって、全員でスパーリングをしていた。
久しぶりに、全員そろっての活発な練習を見た気がする。
ちゃんと号令をかけて私のもとに集まって、大きな声であいさつ。
こうなるとかわいくて、ちゃんと指導をしようという気にもなる。
S・A・Bの3人が、旅行のおみやげのお菓子をくれた。

加納の「TSUTAYA」で、そのまんま東さんの「どん底」と「60歳を人生ピークにもっていく法」を買う。
「どん底」を駐車場で少し読んだら、すっかりハマってしまった。
喫茶「吐夢乃屋」に寄って、アップルパイと珈琲で休憩。
「どん底」の続きを貪るように読んだ。

夜は、自宅でカレーを食べた。
昨夜もカレーだが、「家カレー」は別格だ。
満腹になって、夜は電気がついているにもかかわらず瞬間爆睡。

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【そのまんま日記】 2007/2/20

運動をしたせいか、昨夜は大爆睡。
朝起きたら、彼女から夜の間に3通もメールがきていた。
着信音が鳴ったはずなのに、一度も目を覚まさなかった。

夕方、東国原知事のホームページ「そのまんま東」にアクセス。
これはおもしろい。
公的な知事の顔とはまた別の、プライベートな文章が読めるとはうれしい。
「過去の不祥事について」などというページもあって、ますます親しみが持てる。
走ることと、書くことが好きなんだなあ。
「そのまんま日記」、これから毎日チェックしよう。

夕食は「CoCo壱番屋」でヒレカツカレーとサラダを食べる。
量多すぎ。
腹がパンパンに膨れ上がった。
ダイエットしたいのに、これはマズイよ。

家に帰ってシャワーを浴びると、彼女に「本を読みながら自然死ならぬ自然寝。おやすみ」とメール。
ひと月百冊読み、三百枚書く私の方法」(福田和也)を数行読んだところで、意識のスイッチが切れる。

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【体を動かす】 2007/2/19

日本初の5枚刃ヒゲソリで、右手薬指の皮を少し削いでしまった。
皮一枚くらいと思っていたら、職場で日向夏茶を飲むとき、その部分がカップに触れてメチャ熱かった。
なんてことない体のちょっとした部分も、大切な役割を果たしているんだなあ。
思わず、他の指の皮さんたちにも感謝してしまう。

「お父さんのための私からはじめる「自分らしさ」ワークショップ」に参加を申し込む。
「NPO法人ドロップインセンター」というところが主催で、講師は「宮崎カウンセリングセンター」臨床心理士の柳田哲宏さん。
無料でたった15人の定員、しかも広告が出て1ヶ月近く過ぎているのに、「まだ大丈夫ですよ」と言われた。
今度の木曜日の7時から9時まで。

久しぶりにテコンドー同好会を指導。
けっこう体を動かして、いい汗をかいた。
そう、毎日少し汗ばむくらいの運動がいいのだ。
格闘技としては、せめて40代までは男子高校生に力負けしないことが目標。
武道は、一生現役だ。

「宇宙の根っこにつながる瞑想法」(天外伺朗)が届いたので、夜寝る前にタイマーで付属のCDを流す。
講演の声が聞こえたまでは覚えているが、そこで記憶が途絶える。

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【マンネリと継続の違い】 2007/2/18

日曜日なのに、いつものクセで朝6時に目がさめてしまう。
珈琲をいれて、「時間力をつける最強の方法」(宮崎伸治)を読み、録画していたテレビ番組を見た。
41歳のプロボクサー西沢ヨシノリが、世界挑戦試合で負けて、泣いている娘に「ダウンしてもパパは立ち上がったよ」と言い聞かせる場面は泣けた。
プロジェリアという難病のアシュリーは、15歳になっていた。
生きているだけでも奇跡に近いが、彼女はあいかわらず前向きで、高い精神性を保っている。

喫茶「ライム」でモーニング。
休日の朝の、喫茶店のモーニングだけは欠かせない。
「フライデー」と「週刊ポスト」を読む。
かつて「たけし軍団」に襲撃された「フライデー」は、必死で東国原知事にかみついていた。

一ツ葉のイタリアン「ティー・パス」でランチ。
センスのいい店でパスタも美味しく、うれしいことにランチの時間帯は禁煙。
それなのにディナーではお酒を出すし喫煙もオーケー、これは残念。
でも、早くこんな店を手に入れたいなあ。

イオンの「ドトール」でコーヒーを飲みながら、「時間力をつける最強の方法100」を読み終える。
久しぶりに飲んだドトールのコーヒーは、なぜかイマイチだった。
「旭屋書店」に入って、今日はいつもと違う分野の本のコーナーで、感性に引っかかった書名を頭にメモする。
本は買わないと思っていても、どうしても増えてしまう。

DVD「プリティ・ヘレン」を見る。
最近ラブコメと邦画を見直している私だが、これもまたよかった。
カタくて神経質なヘレンの姉が、イザという場面で母としてのインパクトを見せつけたところがいい。
それぞれに欠点や弱点があり、それを姉妹で補い合っていたのだ。

夜は天ぷらを食べに「一期一会」に行ったが、暗く閉まっていた。
貼り紙を見たら、「無断進入を禁ずる 家主」「新聞は今日から止めてください」とある。
何か事情があってつぶれたのか?
去年は出だし好調だったのに、商売というのは何があるかわからない。

気を取り直して、江平の「江戸っ子」に行く。
あいかわらず安くて美味しい。
毎日毎日、こうして天ぷらを揚げ続けているんだよな。
今度、日向の餃子屋「武(たけ)ちゃん」に食べに行こう。
30年間、毎晩餃子だけを焼いてきたおじいちゃん。
明日からまた一週間、マンネリに負けずにがんばろう。

*****

【花の女王最終選考会】 2007/2/17

朝6時起床。
昨夜遅くに食べてしまったため、腹が張っていて体が思い。
ほ〜らみたことか。
パソコンを開くと、早くも宮崎さんから掲示版に返事が書いてあった。
ワープロではどのみち互換性がないので、中古でワードが入ったノートパソコンを買ったらどうかということ。
なるほどと思って、お礼の返事を書いた。
なかなか誠実な人のようだ。

2時間授業をしたあとは、年休をとって駅で母を拾い、「花の女王最終選考会」の会場であるイオンへ。
ピンクのカーディガンを着て、頭にプリザーブドフラワーを飾った彼女の後姿がすぐ目に入る。
ちょうど1時間前、リハーサル中だった。
「タリーズ」でアサイージュースとカフェラテを飲み、しばらく本屋でぶらぶらして会場へ。

家族・親戚用の席を確保していたが、おばあちゃんに席を譲る。
母も、子連れの若いお母さんと交替していた。
困った人を放っておけないのは、ほとんど「血」だな。
彼女にも同じところがあって、私はそこを大きく評価しているのだ。

本番は、ひょっとすると本人より私のほうがドキドキしていたのではないか?
ビデオカメラを持つ手が、心臓の鼓動に合わせて上下するのがわかったほどだ (笑)。
30秒の自己PRも、審査員の質問に対する答もバッチリだった。
宮崎でオススメのスポットを、県外の年配と若い人にそれぞれあげろという。
「年配の方には高千穂の夜神楽を」などと、若い女性が即答できるものか?
感心したよ私は。

今日のステージに立っている9人は、予選70人の中から選ばれた女性ばかり。
どの人にもそれぞれ持ち味があり、人前で物怖じせず、個性が光っていた。
この中から3人が残るというのは、たしかに難関だろう。
だが、発表を聞いてちょっと意外だったのも事実だ。
まあ、人が選ぶことだからね。
私にも英語弁論大会なんかで経験がある。

よくわからない基準はともかく、選ばれた中でしのぎを削るというのは、女性にとってはいい経験。
何よりも素晴らしかったのは、選考にもれたあとの彼女の態度だ。
一瞬残念そうな表情を見せただけで、あとは笑顔で拍手。
これでいいんだよ。
今年は将来の飛躍のために、じっくり実力をインプットする時。
ローカルなイベントで奔走している場合じゃないんだ。

というわけで、チーム一同、晴れてストレスから解放。
昼食はイオンの「ふらんす亭」で、ドライカレーとオムライスを母と半分ずつ食べる。
あとから来た彼女は、ハンバーグとサイコロステーキ。
旭屋書店をぶらぶらしていたら、卒業生のKたちに会った。
「6番(彼女のエントリーナンバー)がいちばんよかった」と言うので、私は彼らにマクドナルドでオゴってやった。

夜は、「昭和の元氣屋」まで歩いて行って、焼肉と石焼ビビンバを食べる。
いつも客の入りが少ないので「励ます会」のつもりだったが、さすがに土曜の夜で賑わっていた。
意外と安くて美味しい、これなら合格。
ここしばらくダイエットをしていたので、昼から食べ続けで腹がパンパンになった。
いいんだ、今週末は食いまくる。

*****

【母校でノスタルジー】 2007/2/16

授業は映画「ブルース・オールマイティ」を使って、英語リスニングの練習。
大人にとっては泣ける映画で、深く考えさせられるはずだが、高校生には今ひとつだったか。
ジョークひとつとっても、その背景知識がないと笑えないのだ。
「意味がわから〜ん」(←この言葉にも深い意味はないようだが)
もうちょっと本読めよ、君たち。

昼ごはんもそこそこに、高校入試合格者の指導でI中学校へ。
ここは私の母校なのだ。
「あと出しジャンケン」と「赤いものを探せ」のワーク、それぞれに絡めた話。
こんなときに、コーチングで学んだアイスブレイクが役に立つ。

校長室でコーヒーをいただいたあと、校長先生にお願いして久しぶりの校庭を歩かせてもらう。
これは本日最大の収穫。
当時のピュアな感性がよみがえってきた。
すぐ近くにあるんだから、たまには昔いた場所を訪れてみないと。

まず体育館。
バスケ部に入ったが、先輩とのタテの関係がイヤになってすぐ辞めた。
昼休みに遊んだ体育館裏、生徒会長(カイチ君)が「飛躍!」と運動会のテーマを叫んだグランド。
青雲台へ登る階段、変わらず上にある岩、すべてが懐かしい。

そこから見下ろすと、プールが同じ場所に。
水から上がってきたウミノさんの水着姿に、ドキッとしたよなあ。
美術室のプレハブが残っていたのは驚いた。
足の悪い先生だったが、ナメていて 授業態度はサイアクだった、ゴメン。

そして校舎の外側の階段。
私の教室(3年6組)は3階、当時つき合っていた2年生の彼女は2階。
その間の踊り場で、休み時間のたびに会って話していた。
人から好奇の目で見られることを、当時は何とも思っていなかった。

家に帰って、宮崎伸治さんのホームページの掲示版に初めて書込みをする。
以前使っていたという「ポケットワープロ」。
製造中止となった最近は、やはりモバイル用のノートパソコンを使っているのか?という質問。

夜は、岩盤浴「くつろぎの癒」へ。
マンガ「ホーリーランド」(森恒二)の14巻と、文庫本「時間力をつける最強の方法100」(宮崎伸治)を持って入る。
が、さすがに薄暗い中で長時間読むのに疲れて、30分で断念。
水分を十分に補給して、後半は瞑想状態。
今日はいつもより温度が高いような気がする。
早くから汗をたっぷりかいた。
シャワーを浴びると、足つぼマッサージ30分とタイ古式肩押しを5分。

明日は「花の女王」の最終選考会。
以前買ったままのデジタルビデオの箱を開いて、バッテリーの充電や説明書を読んで操作の練習。
腹がへったので、魚肉ソーセージを塩コショウで焼いて、スパゲティサラダといっしょに食べた。
夜に食べるのはマズイとわかっているのに…。
悪魔の声に負けてしまった。
食べながら、明日返却する「刺青ボクサー」大島宏成のDVDを見る。
大島と戦った相手の現在をインタビューするあたり、よくできている。

寝る前にふとひらめいたのだが、飼い犬をモチーフとした掌編小説が書けないだろうか。
離婚して会えない娘に見せるために飼い始めたのだが、時を同じくして前妻から面会を拒絶される。
そのショックでろくな世話やしつけもせず、犬にも冷たくあたる。
犬と一度も会うことなく娘は成長し、やがて犬は死んでしまう。
飼った意味がなかったと嘆く、その時に気づく。
犬は、私を慰めてくれるためにこの家に来たのだと。

*****

【文筆家になりたいあなたに贈る言葉】 2007/2/15

今日はなんとか5時過ぎに起きる。
職場での体験をモチーフに、「選考会」という掌編小説を書き始めた。
昨日読んだ「沈黙」に影響されたかも。
あいかわらず遅筆だが、とにかく「完結」させることが目標。

文筆家になりたいあなたに贈る言葉」(宮崎伸治)をサクサクと読む。
著者は「小説家・ライターになれる人、なれない人」を翻訳した人。
これまたいい刺激を受けた。
とにかく大量に書くこと、それしかない。
宮崎さんとは話が合いそうだから、一度会ってみたいなあ。

本の中で紹介されていた「ポケットワープロ」は、さすがにもう製造していなかった。
モバイル用のノートパソコンは高すぎる。
文筆家はワープロ機能だけでいいのだ。
需要もあるはずなのに、なぜどのメーカーも作らないの?

帰宅しようとすると、卒業生のKとTが遊びに来る。
Kは事情で進学をあきらめて就職、Tは海外留学をしたが都合で途中帰国。
二人とも不本意な結果を乗り越えて、見違えるほど前向きに成長していた。
「嫌なこともあるけど、私たちは幸せだと思う」と言うではないか。

そう、事実は変わらなくても、解釈は自由なのだ。
どんなに薄い紙でも、必ず表と裏がある。
そして光あるところには、影ができるのが原則だ。
逆に言えば、裏と影がなければ、表も光も存在できないのだから。

「先生と出会えたから、こんなふうに考えられるようになった」
うれしいことを言うではないか?
こんな教え子の言葉にダマされて、また教師を続けてしまうのだ(笑)。
帰りにEという生徒と言葉を交わさせたのもよかった。
「高校時代は毎日泣いてた。でも今は楽しいよ!」というKの言葉に、家庭が複雑だという彼女は勇気づけられたはず。

橘橋から夕焼けを見ながら帰る道、妙に気分がいいぞ。
人を喜ばせた分、自分もハッピーになれる。
調子に乗ってコンビニ「エブリワン」でパンを買い込んで運転しながら食べた。
そしたら、マヨネーズがスーツとネクタイの上に落ちてしまった。
ネクタイは先日も汚して、母にクリーニングに出してもらったばかりなのに。
今回はスーツだけにして、ネクタイは内緒で彼女に頼むしかない。

服を汚したついでに、「BOOK OFF」に寄る。
平秀信さんの「年俸5億円の社長が書いた 儲かる会社のすごい裏ワザ」を見つけた。
最近、書店に出て間もない本がけっこう出回っている。
新品を買うほどでもないが読んでみたい本があると、つい買ってしまう。

夜は、たぬきコーチこと古賀弘徳さん(姓名判断で先日「弘規」に改名)の路上パフォーマンスに行く。
月に2回とはいえ、もう2年近く続けているのはリスペクトに値する。
終わったあと、全国放映の番組「ピンポン」から偶然取材を受けることになった。
「やる気仙人&安田課長」の人形を使って、東国原英夫知事(そのまんま東さん)について語る。
これも行動のたまものというか、成功哲学の証明のようでうれしい。

ついでに、私と彼女もインタビューされるハメに。
他の人にもマイクを向けたのだが、みんな逃げてしまうのだ。
ダメだよ、こんなのは軽いノリでやらなくちゃ。
彼女の受け答えには感心した。
私の言葉が足りなかった部分を、カンペキに補ったのだ。

その後「横道麺」の開店を待って、ラーメンを食べる。
彼女は「花の女王」に向けてのダイエットで、何も口にしなかった。
たぬきコーチさんを自宅に連れてきて、正月から消えてしまっていたホームページ「文武両道」の復旧作業。
さすがパソコンのプロ、あっという間にアップしてくれた。
というか、私が無知すぎ?

*****

【ツキを呼ぶ魔法の言葉】 2007/2/14

職場の先輩が、五日市剛さんの小冊子「ツキを呼ぶ魔法の言葉」を読んで感動していた。
ユダヤ人のおばあさんから、幸運を呼び寄せる秘訣を教えてもらったという話。
本田健さんと斎藤一人さんのアレンジ、という感じだが(笑)。
それにしてもまだ、言葉が運命を変えるという話を新鮮に感じる人がいるとは。
「成功と幸せの法則」は、もうしばらく伝え続けないといけないな。

そのあと図書室から持ってきてもらった村上春樹の「沈黙」、これはよかった。
ボクシングをモチーフとした短編小説なのだが、ボキャブラリーの使い方はさすがにプロ。
素人には中途半端な感じで終わるあたりも、いかにもそれらしい。
私も短編小説が書きたくなった。

そういえば、今日はバレンタインデー。
女子生徒たちから、いくつかの義理チョコをもらった。
20代の頃は、大きな紙袋につめたものをいくつもかかえて帰ったものだ。
40を過ぎると、もうほとんどボラチョコ(ボランティア)みたいなもの。
わかりやすくていいよ。
負け惜しみ抜きで、注目されなくなるのは気楽なことだ。

夕方、「かれん」にMRTテレビが来て、彼女のイメージビデオの撮影をやっていたらしい。
今週末の「花の女王」の番組で使うのだろう。
選ばれるとおもしろいことになるような、かえって大変なような。
まあ楽しんだらいいし、どちらにしろ貴重な経験になるだろう。

*****

【かれん物語・後編】 2007/2/13

目が覚めてトイレに行ったら、夜中の2時だった。
7時間眠った割には異様に体が重かったので、まだ4時間しかたってないと知りホッとする。
やはり睡眠不足がいちばんキツイ。
父と2人でうどん屋を探すが、どこも閉まっているという夢を見た。
あれは何だったんだ?(笑)

5時に携帯のアラーム音楽が鳴る。
ベッドから抜け出せないまま、気がつくと45分過ぎていた。
とにかく2〜3行でも書くのだ。
ジョギングに出るのとは違うのだから…。
水を500cc飲んで、日向夏茶を飲みながら6時40分まで書く。

夕方、小冊子「かれん物語」の後編を作る。
前編を読んだお客さんから、「後編はまだ?」という声が出てきている。
企画が当たったね。
人は、ストーリーに心を動かされるものなのだ。

今回も校正なし、一発勝負の8割主義。
プロジェクトは「完結」させてナンボなのだ。
多少の誤字脱字よりも、形として出したモン勝ちである。
頭の中に大作があっても、誰も読むことはできない。
アウトプットされたものだけが、私自身なのだ。

夜は、DVD「県庁の星」を見る。
おもしろいので、1時間だけのつもりが最後まで見てしまった。
新作でもないのに人気作品で、3泊4日しか借りられないというのもわかる。
この映画のテーマは、私に言わせれば次のようになる。
「恋人がすべて。あとはどんなビッグプロジェクトも、ただのオマケ」

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【ライターとして生きる】 2007/2/12

祝日の振替えで月曜日が休みというのは、実に気持ちがいい。
またしても喫茶「麦わら帽詩」へ。
ここの珈琲は本当に美味しい。
2時まで禁煙というのも感心だ。

モーニングを食べたあと珈琲を追加して、「小説家・ライターになれる人、なれない人」をイッキ読み。
すでに絶版になっているようだが、この1冊の本は私の人生を大きく変えた、と先に書いておく。
体中にアドレナリンが噴出して、表情が変わったのが自分でもわかった。
決めた。
私はライターとして生きる。
生活のすべては「書く」ために。

そこでだ。
「今日から」この本のアドバイスに従って、毎日決まった時間に決まった場所で書くことにする。
「明日から」では、この本を読んだ意味がなくなってしまうのだ。
朝がいいかなあ、それとも夜?
夜は仕事のあとだから疲れてるし、朝は出勤までの時間制限があるから焦るし…。
それともページ数をノルマにするか。

いや、ここは「1日2時間」という原則で、やっぱり朝にしよう。
朝5時に起きて6時30分まで書けば、1時間30分。
7時までに準備を終わらせて、出勤まで珈琲を飲みながら読書。
さっそく携帯のアラームを、夜10時就寝と朝5時起床にセット。
7時間睡眠は、アンチエイジングの基本だからな。
帰宅して食事と運動をすませたあと、残りの30分を書く。

しかし今考えてみたら、ハワイの友人ウェルトン・ネコタは、たしかに書いてたよなあ。
引越しのときに次々と出てくる大量の紙の束は、あまりにも強烈なインパクトがあった。
売れる売れないは関係なく、深夜まで黙々と独りで書き続けていた。
うん、あいつは立派なライターだった。

昼食に家でカレーを食べて、NHKテレビ「プロフェッショナル」を見る。
マサチューセッツ工科大学の教授。
「生活の中で何を見ても、フィルタリング(必要なものだけ選び出すこと)している」
「プレッシャーを心の中のコンバーターでプラスに変換する」
「実力をつけるのにいちばん効果的なのが屈辱感」
「プライドを捨て、結果のためにすべてを捧げられるのが研究者」
いいねえ。

夕食は納豆ごはんと味噌汁。
ホテルマリックスラグーンの温泉「ぱうぱう」に行く。
ロウリュ(フィンランド式蒸気サウナ)を2本、普通のサウナを1本、水風呂2本。
ロウリュで汗だくになって熱風をあおいでくれるお兄ちゃんを見ていると、サラリーマンは癒される。
みんな大変なんだ、頑張ってんだ、オレも明日から頑張ろう、そんな気持ちにさせられるのだ。

ロウリュの1本目は人数が多くて、いちばん下の段に座る。
水をかける石に近いから大丈夫かと思ったが、上のほうと比べて10分の1の熱さしか感じない。
ボクシングでいきなりストレートをくらって出鼻をくじかれるように、リズムが微妙に狂う。
露天風呂とサウナで1時間後のロウリュまでつなぎ、水風呂で締めてなんとかリカバリー。
今日は若い人が多く、ほとんど脂肪のついていない体にライバル意識を抱く。
小さな女の子を連れたお父さんも何人かいて、娘と来ていた頃を思い出して切なくなった。

夜10時就寝。
いよいよ明日からはライター生活だ。
自分だけのミクロコズム(小宇宙)をつくる。

*****

【小説家・ライターになれる人、なれない人】 2007/2/11

朝7時起床。
早起きのクセがついているから、前の番にどんなに遅く寝ても、朝になると目が覚める。
休日も同じで、まどろむ時間もほとんどない。
低血圧なのに、パッと活動を開始できる体質ができ上がっているのだ。
もちろん、本を読んだり文章を書いたり、好きなことに限られるが。

今朝ひらめいたことが2つ。
1つは、「瞑想」をやってみようかということ。
以前興味を持って本やCDを買い込んだのだが、続かなかった。
全部「BOOK OFF」に売ってしまったので、何も残っていない。
そこで、津江書店のHさんに「宇宙の根っこにつながる瞑想法」(天外伺朗)を再注文。
著者はロボット犬AIBOを開発したソニーの科学者でありながら、精神世界というバックボーンを持っている人。

もう1つは、ファーザーズ・ウェブサイトの創設仲間である太田さんと美由さんとのかつてのメールでのやりとりを、1冊の本にまとめること。
最近は連絡が途絶えてしまったが、彼らは私の恩人なのだ。
離婚で子どもと会えなくなった父親が、2人に叱咤激励されながら立ち直っていくストーリー。
あのプロセスを小説にすれば、全国で同じ思いをしている人たちを励ますことができると思うのだ。
ああ、執筆に専念する時間がほしい。

今日のモーニングは「ライム」。
本当はトーストがいいのだが、休日はロールパンのサンドイッチ。
雑誌「フライデー」「週刊現代」「週刊ポスト」がおめあて。
「TSUTAYA」に行ってマンガを返したら、テコンドー同好会のTが声をかけてきた。
戸田書店にも行ったが、特に収穫なし。

家に戻って丸天うどんを食べ、DVD「迷い婚」を見る。
いいじゃん、これ!
ラブコメディーおそるべし。
SFやアクションなどより、よほど人生の役に立つ。
「ブルース・オールマイティ」「明日の記憶」「迷い婚」を見ただけで、この連休は意味があった。

久しぶりに庭のプレハブに入って、太田さんと美由さんからのメールをプリントアウトしたものを見る。
ダメだ、気が滅入る。
まだ私は完全には立ち直れていないのだ。
これを作品化するには、映画のスクリーンを見るように第三者の視点を持たないと。
せっかくのアイディアだが、しばらくおあずけだ。

それにしても、この膨大な数の英語本をどうしようか。
よくもまあ、こんなに買ったものだ。
これでは単なる情報コレクターではないか?
よし、決定。
今日からちょっとしたスキマ時間には、プレハブの英語本を読む。
1年以内に制覇だ。

小説家・ライターになれる人、なれない人」(スーザン・ショフネシー)も引っ張り出してきた。
これはすごい本。
さっそく英語の原書「Walking on Alligators」もアマゾンで注文。
翻訳が宮崎伸治さんになっていたので、名前を検索してオフィシャルサイトへ。
なんとたったの1歳上、さすがにショック。
どんな勉強してきたんだ、この人?

しかし、今年のテーマはインプット。
インスタントな成功で自分をごまかすのは、もう飽きた。
コツコツ、コツコツと力をためて備えるのみだ。
そう決めたのだから。

夕方、彼女が「花の女王」の一次審査に受かったと電話してきた。
70人中9名とは、さすがだ。
来週の土曜日にテレビ中継で最終選考があって、3名が決定するという。
さっそく「ミルポワ」を予約して、サーロインステーキをごちそうした。
すごく気に入った様子で、誕生日もこの店で食事することになった。

*****

【ミルポワ】 2007/2/10

久しぶりにマクドナルドで朝食。
ソーセージエッグマフィンとハッシュポテト、オレンジジュースの朝マック。
彼女が「かれん」(私の妹が経営するケーキ屋)にアルバイトに行くと、今度は喫茶店「麦わら帽詩」でモーニング。
私は「休日のモーニング中毒」なのである。

昼前に、母と久しぶりの墓参り。
行く途中でちょっとした愚痴を聞かされたが、またしてもコメントしてしまった。
聞いてやるだけでいいっちゅーに。
本で読んだたとえ話やアドバイスが頭に浮かぶので、つい。

母方と父方の墓をピカピカに磨き、新しい花を添え、線香を上げる。
手を合わせながら、「ありがとう」と心の中でつぶやく。
神社でもそうだが、基本的にお願い事はしない。
もう十分に与えられて幸せなのだから、お礼を言うだけでいいのだ。
でも今日は、それぞれに父と母の健康を祈った。
お墓のある「御霊園(みたまえん)」は山の上にあって、いつ来ても気持ちがいい。
いつか両親、そして私もここに眠ることになるのか。

暖かい午後になったので、風呂場で飼い犬のコロを洗う。
この前洗ったのが年末だったので、毛がささくれ立って臭いはじめていた。
乾いたらフサフサして、ぬいぐるみのようになった。
しかしコロも人間の年でいえば、私と同じく40を過ぎた中年男なのだ。

その後、石井裕之さんのCD「ダイナマイトモチベーション」を聞きながら、ケーキ箱のスタンプ押し。
右脳が発達するように、あえて左手でやる。
Tシャツ1枚でも汗ばんできた。
でき上がり次第、「かれん」に持っていく。

家に戻って母を車に乗せ、また「かれん」に行って妹を拾い、木花のレストラン「ミルポワ」で夕食。
最高級の宮崎牛サーロインステーキを食べる。
それでも3800円、海鮮と肉のディナーコースを注文した母と妹にオゴっても、1万円かからなかった。
もうすっかり、余は満足じゃ状態。

食後に、「ミルポワ」を経営しているシェフと話す。
もと肉屋さんだから、肉の品質にはこだわりと自信を持っている。
料理を修業して、去年独立したそうだ。
個人でも、こんなお洒落な店ができるんだ。
早く喫茶店がやりたいなあ。
あと○年…。

夜はDVD「明日の記憶」を見る。
娘の結婚式のスピーチの場面では、思わず涙ぐんでしまった。
孫の名が「芽吹(めぶき)」なのは、友人のナンペイから聞いてはいたが、不思議な偶然だ。
ナンペイは娘に「芽吹」と名づけたことが原因で、最初の奥さんと別れたのだ。
映画の中では「いい名前だねえ」と言われていた。
ナンペイが男泣きしたのもわかる。
意外と長い映画で、夜中の3時過ぎまでかかった。

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【Do you want to be right or happy?】 2007/2/9

ようやく一週間が終わって、明日から3連休。
夜はDVDで2回目の「ブルース・オールマイティ」を見る。
ジム・キャリー主演の、大笑いして、大泣きできる映画。
「ライアーライアー」もよかったよなあ。

セラピールーム「Sera(セーラ)」の開業届けのことで、彼女が税務署の対応に不満をもらす。
以前提出したものが、行方不明になったまま半年が過ぎ、連絡もないらしい。
こちらから電話しても、まったく要領を得ないという。
「指示通りに税務署のポストに入れたのに…」

私は「犯人探しをしてる間に、もう一度用紙を書いたら?」みたいなことを意見した。
“Do you want to be right or happy?”
(自分の正しさを証明したいの、それともハッピーでいたいの?)
というやつである。
でも、これって男の理屈なんだろうね。
女性は解決策が必要なのではなくて、話を聞いて共感してほしいんだった。

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【空白の3日間】 2007/2/6・7・8

ここでいきなり3日も空白ができるのが、私のいいところだ。

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【死ぬまでに達成すべき25の目標】 2007/2/5

死ぬまでに達成すべき25の目標」(中嶋秀隆+中西全二)を読んで、7分野25の目標を作ってみた。
この本はいい。
人生というプロジェクトがスッキリと整理できる。
「メメント・モリ(死を想え)」のコンセプトを思い出した。

<家庭>
1.両親に悔いのない親孝行をする。
2.娘と自由に会って、いい親子関係を築く。
3.再婚し、健全な子どもを育て、幸せな家庭をつくる。
4.月に一度は墓参りをする。

<仕事>
5.達人セミナー講師レベルの英語教師になる。
6.○歳までに教師を辞め、喫茶店のマスターになる。
7.成幸コーチとして仕事を確立し、セラピストの妻とともに活躍する。

<社会・友人>
8.人生後半は「利他」の気持ちで人と接する。
9.自分にできる範囲で社会貢献をする。
10.時には大切な友とじっくり語り合う。

<健康・スポーツ>
11.体重60キロ以下、体脂肪率15%以下を維持する。
12.野菜と果物中心の食生活をする。
13.週に3日は運動する。
14.水をたくさん飲む。

<教養・成長・変化>
15.一年間に100冊の本を読み(週2冊)、映画を30本見る(月2本)。
16.英検○級を取得し、TOEICで○点を取る。
17.産業カウンセラーの資格を取得する。
18.いつもハッピーでいる。
19.善悪ノートを作って、人生前半の自分を清算する。

<趣味>
20.半月に一度は美味しいレストランで食事する。
21.3ヶ月に一度は霧島温泉に一泊する。
22.自分流の格闘技を練習し、武道の精神を日常生活に応用する。
23.毎年1冊の本を書く。

<経済>
24.億万長者(総資産○億円)になる。
25.寄付を続ける(「フォスタープラン」と「あしなが基金」)

以上、一部の数字はシークレットで。

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【瀬戸際日記】 2007/2/5

「その日思ったこと、感じたことを形にしなかったら
それは何もしなかったことと同じなのだ」(レンブラント)

ターザン山本さんの「往生際日記」にあった言葉を思い出しながら、今月は日記形式で書くことにした。
ターザン山本さんは私がリスペクトする一人で、プロレス界で知られた破天荒ジャーナリスト。

心がけたいのは、「スピード」だ。
ホームページや本の執筆に、私は時間をかけすぎる。
言葉を選びながら、何度も読み返してリズムまでチェックするので、あっという間に時間が過ぎてしまう。
典型的な遅筆なのだ。

そんなスタイルを貫いたら、書くだけで人生が終わってしまう。
私の理想は、スタンダールの墓碑銘にある「書いた、恋した、生きた」なのだから。
作家の文章で大切なのは、「勢い」だ。
今月については、思いつくままにキーを叩き、剛速球で書きまくる。
校正もしない。

今年の正月、私はいきなり絶不調に陥った。
気持ちも新たに再出発すべき、年の始めにである。
気分転換に、いつも年末に行っていた「霧島キャッスルホテル」に一泊。
露天風呂につかり、深夜まで将来のビジョンを書き出して、ようやく復調。

原因はある程度ハッキリしている。
年末年始に「かれん」の手伝いをして疲れがたまっていたのと、仕事がマンネリ化してきたこと。
いくつかの問題がクリアされたら、私は次のステージに進むだろう。
このご時世、今のままでも十分恵まれた条件だとわかってはいるが…。

本当は何をやりたいかというと、小さな喫茶店のマスターになりたいのだ。
枚方の喫茶「フリーダム」に通っていた学生時代からの夢で、教師を20年やった今でも色あせることはない。
人がホッとくつろげる静かな空間をつくって、自分もその中に身を置きながら、じっくりと生きたい。
客が来たら語り、来ないときには珈琲を飲みながら本を読み、文章を書く。
実現したら最高ではないか?

英語教師、本の著者、武道家、セミナー講師。
どれをとっても、実際は私の実力は肩書きを下回っている。
運と縁だけでここまでやってきたから。
そろそろホンモノをめざそうぜという気持ちと、さっさとこの世界から足を洗おうやという気持ち。
この2つが、いつも心の中でバトルをくり広げている。

*****

【離婚の原因は結婚?】 2月4日(日) ミクシィより

久しぶりに、教え子の結婚式に行ってきました。
宮崎の中心を流れる大淀川沿いの、観光ホテルでのレストラン披露宴。
庭に出て料理を楽しむカジュアルパーティーで、いい天気で気持ちよかった。

やっぱり結婚式っていいですね。
たくさんの人にお祝いされて、それなりに感動もある。
でも結婚は決してゴールなどではなく、いろんな意味を含めて「スタート」であることは、経験者なら痛いほどわかっている事実。

ずっと以前、前川清が藤圭子と離婚するときの会見で、「離婚の理由は?」と問われてひとこと。
「結婚したことです」
ジョークなのか、深いのか。

人から聞いた結婚式のスピーチで、心に残っているもの2つ。

(1)ケンカをしたとき、相手が悪いと思ってはいけない。

家族や友人たちの中では、どちらもそれなりに立派な人なのだ。
ただ、中が悪いのだ。
自分でも相手でもなく、ちょうど二人の真ん中あたりが悪いのだと思いなさい。
中が悪いのだから、その中(=仲)を良くしなさい。

(2)好きだった理由を思い出せること。

どんなに好きだったかを憶えているということ。
恋愛したそのことを思い出せる夫婦が、幸せなのだと思います。

どう?
心に残る結婚や恋愛の言葉があったら、ぜひコメントください。
オジサンがよく言う「人という字は柱が2本」みたいなやつじゃなくてね(笑)。

*****

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