<2006年12月>
【シンジラレナ〜イ】 2006/12/31
mixiより
前の日記でナマイキなことを書いたもんだから、まさかのマサカ、大晦日の最後に「かれん」のトイレ掃除をやるハメに(笑)。
たしかにテンションの高くない、フツーの過ごし方だね。
K-1も見ることができず、やっと帰宅しました。
先日、県外の女性から「本を読みました」と神様扱いのファンレターをもらったと思ったら、今日は便器磨き(爆)。
オレの人生、楽しいかも。
妹かれんとともに、店のシャッターに「あけましておめでとうございます」と書いた紙を貼る。
あけましても何も、いつも通りに帰って寝るだけで、暮れてる感じもしない(^^;
口に出したら、すぐに現実になってしまうクセ?があるらしい。
それならそれで。
来年は、「億万長者の幸せな喫茶店のマスター&ベストセラー作家」になろう。
みなさん、よいお年を!
おやすみ。
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【ごくフツーに】 2006/12/31
大晦日に感慨にふけったり、新年に抱負を持つようなことは、最近なくなった。
ある意味、毎晩が除夜の鐘で毎朝が初日の出だから、今日もナチュラル。
テンションを上げず、ごく普通どおりに過ごすだけだ。
普段から掃除や整理整頓をしているから、大掃除はしない。
年賀状も書かないし、わざわざ洗車で混み合うガソリンスタンドに行ったりもしない。
暴走族が精一杯気合を入れて集まる初日の出にも、お願いばかりする人たちでごった返す初詣にも近づかない。
というわけで、今夜はK-1を見て、明日から2日間(午後1時〜5時)は「かれん」のサンタさん改め、レジ係。
これを読んで来てくれた人には、私からちょっとオマケをつけますね。
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【下水掃除】 2006/12/30
妹の店の大掃除。
調理場の床を洗って、ちょっと人には見せられない姿で、ミゾや下水タンクをさらう。
重労働だったが、掃除は大好きなので、ついハマって夜中になってしまった。
例年なら、今日は家族で霧島の温泉に泊まって、一年間をふり返りながらゆったり過ごしている頃。
元旦からまたレジをやるし、かなりムチャな年末年始となった。
でもどうして、人のためになら、こんなにがんばれるんだろうね。
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【供養】 2006/12/29
今年最後の墓参りに行く。
寒い中だったが、母方と父方の墓をきれいにして、線香を上げる。
手を合わせながら、心の中で「ありがとう」を伝えた。
いつも母と話すのだが、月1回の墓参りをしたあとは、心が洗われるような感じになる。
それぞれのじいちゃん、ばあちゃんのことは、記憶にしっかりと残っている。
ときどき思い出すこと、彼らの一生に感謝すること、残された自分が幸せであること。
この3つが、亡くなった人への何よりの供養になると思う。
自分が逆の立場なら、きっとそう願うから。
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【うのみにしない】 2006/12/28
ある高名な経営者が、「大きな努力で小さな成果を」と話していた。
「小さな努力で大きな成果を」上げようとするのは、卑しい行為だと。
私が思い込んでいたのとは逆の視点で、一瞬ハッとさせられる言葉だった。
同時に、「ちょっと待てよ…?」とも思った。
「小さな努力で大きな成果を」求めたからこそ、便利な道具や文明の利器が生まれたのでは。
限られた時間を効率的に使ってこそ、他人や社会にも貢献できるわけで。
「大きな努力で小さな成果を」というのは、人としての心がけの話なのだろう。
人の言うことを受け入れる素直さは、成長のために大事な条件だ。
その一方で、それをうのみにして極論に走らない、ある程度の批判的精神も持ちたい。
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【3人のレンガ職人】 2006/12/27
旅人がある街を通りかかったとき、レンガを積む3人の職人に
「何をしているのですか?」
と尋ねた。
1人目の職人は、「見ればわかるだろう、レンガを積んでいるんだ」。
2人目の職人は、「このレンガを積めば、日給がもらえるんだ」と答えた。
3人目の職人は、「このレンガを積めば、立派な大聖堂ができるんだ」と目を輝かせた。
1人目の職人は、愚痴や不平不満を言いながら、一生同じ労働を続けた。
2人目の職人は、より稼ぎのいい仕事を求めて転々とした。
3人目の職人は、レンガ職人たちから尊敬される指導者となった。
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【いちばんキツい作業】 2006/12/26
昔、外国の刑務所で行われていたと聞く、規則に従わなかった者へのペナルティ。
まず、人が入れるほどの穴を掘らせる。
受刑者が掘り終わったら、すぐ元通りに埋めさせる。
埋め終わったら、また同じ穴を掘らせる。
「掘れ」「掘りました」
「埋めろ」「埋めました」
「また同じ所を掘れ」…。
目的のない労働がいちばんキツく、拷問としても使われていたらしい。
これに似たような無意味な作業を、職場や学校で強いていないだろうか。
「目的を持たせずに仕事をさせるのは、不道徳である」(ホルスト・シュルツィ/リッツカールトンホテル創業者)
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【クリスマス終わる…】 2006/12/25
妹のケーキ屋「かれん」でのクリスマス修行、ようやく終了。
いや、もっと正確に描写すると、「終わった〜!\(^o^)/キャォー!」といった感じである。
閉店の時間、店の柱時計が「明日に架ける橋」のメロディを奏でる。
いつもなら、これから深夜まで続く単純作業の地獄のファンファーレ。
今夜は妙に癒される。
店の外に出てみると、雨上がりの少し冷たい空気が心地よい。
祭のあとの静けさ。
なぜか、「球児たちの夏は、終わった」などという言葉が頭をよぎる。
大学時代、土方や深夜レストランのウェイターをやったとき。
就職は、肉体労働だけはやめとこうと思った。
その時の感情がよみがえる。
たった一人で、男以上のパワーとスピードでケーキを作っていく妹。
これは好きじゃないとできない、続かない。
8年以上もその細腕でやってきたなんて、尊敬するよマジで。
ケーキ屋の表面しか見なければ、とても想像のつかない舞台裏。
そこは戦場である、サーカスである。
特にクリスマスは綱渡り状態で、ギリギリセーフといった場面の連続だ。
「かれん」を「きぐれ」(大サーカス)と改名していただきたい。
また、今後私は妹のことを「店長」ではなく、「団長」と呼ぶことに決めた。
さあ、しばらくはフツーのセンセに戻ろう。
これからがオレのクリスマスだ。
でも、元旦から2日間は大人気の「福箱」販売でレジに立ってるから、ヨロシクね。
ケーキ8個も入って、なんと1,050円!
1日限定50個の1人2箱まで、早い者勝ちです。
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【カン違いの充実感】 2006/12/24
今日は「究極の一日」。
朝から晩までケーキ屋で走り回っていた。
つい「手伝う」と口をすべらせてしまったために、とんでもないクリスマスイブになった。
スタッフ総動員で、次々とクリスマスケーキを買いに来てくれるお客様に対応する。
大変だが、人々の幸せそうな笑顔を見ていると、こちらも温かい気持ちになってくる。
それはそれとして、この騒動の中にいて、一般論として感じたことをいくつか。
ゆったりと過ごしているときは、他人のミスも寛大に許せる。
しかし物理的に忙しくなると、どうしても悪い面が出てきてしまう。
不自然なハイテンションになったり、つまらぬことでカチンときてぶつかるなど。
エラそうなことを言っていても、誰だってたくさんの欠点を持っている。
なるべくいい面が出せるように、自分の環境や条件を整えることが大切だと思った。
イヤな仕事はしないとか、睡眠だけは十分にとるといったような程度のことでも。
「誤った充実感」で自分をごまかしたくない、ということも考えた。
忙しく動き回っていると、それだけで生活が充実しているようにカン違いしがちだ。
仕事ができて、手帳のスケジュールが真っ黒というタイプに多い。
本当にこれは、自分が本心からやりたいことなのか?
これをやることで、夢や目標に一歩でも近づくのか?
自分や周りの人が、本当に幸せになるのか?
常に自問自答していたい。
理想の仕事は「こなす」ものではなく、「楽しんでがんばる」ものだから。
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【自分が死ぬ日】 2006/12/23
いつものように夜ケーキ屋で働いていると、壁のカレンダーに目が止まった。
こうして改めて眺めてみると、今年も365日、確実に過ぎようとしてるんだなあ。
長いようであっという間の一年間、毎日何をしてきたのだろう。
「100年カレンダー」というのを持っている。
考えてみると、その中のどれか1つが、自分の「死ぬ日」なのだ。
今見ている日付のどこか一日が、必ず。
その日まで、あとどれくらいあるのだろう。
その日までに、自分には何ができるのだろう。
その日、自分の人生をふり返って、どんなことを思うのだろう。
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【風呂上りの一杯】 2006/12/22
どう見ても睡眠時間以外は「忙しい!」日々、唯一の楽しみは「風呂上りの一杯」だ。
といっても私はアルコールは一滴も飲まないので、ジュース類になるが。
今毎晩のようにハマっているのが、バナナジュース。
バナナと豆乳をジューサーに入れて、数秒回すだけ。
このシンプルさが実に「美味(うま)し!」だ。
バナナジュースを飲みながら、ソファに座って雑誌に目を通すだけが、唯一のくつろぎの時間となっている。
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【知的生活を求めて】 2006/12/21
離婚した直後、県からの依頼で、岡山で行われた国際交流キャンプに宮崎の高校生を引率した。
落ち込んでいたあの当時、山奥にある研修センターでの、明るく元気な連中との3泊4日は苦痛だった。
できるだけ部屋に引きこもり、持って行った1冊の本をくり返し読んで、時をやり過ごした。
オリエンテーリングがあった午後、わざと集団から離れて、一人で逆方向に歩いた。
しばらく行くと、ある一つの風景に出合った。
なんということのない場面だが、出合ってしまったというほうが、今考えるとしっくりくる。
歩いて渡れるような小川のほとりに、静かにたたずんでいる小さな庵(いおり)だった。
立て札を見ると、昔の歌人がここでお茶をたて、水の音を聞きながら歌を詠んだとのこと。
周りの木々が風に吹かれて、キラキラと木洩れ日が揺れた。
嵐のような日々を過ごしてきたので、このささやかで静かな空間には心が癒された。
ここには何もないが、すべてがあるような気もしてくる。
自分に必要なものが、このシンプルな風景の中に含まれているように感じた。
そのまま山の上へと歩き続けると、今度は目の前に大きな池が広がった。
腰を下ろして、緑の香りを胸に吸い込みながら、穏やかな水面を見つめ続けた。
ずいぶん長い間、そこにいたような記憶がある。
愛する人、本と珈琲、ペンとノート。
つきつめれば、人生に必要なものはこれだけかもしれない。
自然に囲まれた、あの静かな風景の中で、ゆっくり思索する時間があれば言うことはない。
成功してお金を稼ぐ。
出世して、地位や名誉を手に入れる。
ステータスシンボルとなる、大きな家や高級車。
そういったことへの興味が、最近ますます薄れてきた。
実際の生活は、まだまだ騒がしい市井の中にある。
どうでもいいようなことをあれこれ言う人たちに囲まれて、冷めた気分でため息をつくことも多い。
今はまだ、あの時に出合った風景の中で生きる流れではないのだろう。
いつも心のどこかで、あの小さな庵と池が静かにたたずんでいる。
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【不機嫌の効用】 2006/12/20
早朝から課外授業をして、授業と会議と部活動をこなす。
そのあとすぐ妹の店「かれん」に行って、深夜までケーキ作りの手伝い。
家に帰ったとたんに寝たと思ったら、もう朝。
そんな生活をくり返しているうち、睡眠不足と疲労が重なって、目の下にくまができた。
鏡を見たら、今にも倒れそうな表情。
ボーッとしていると作業のミスも重なって、ますます機嫌が悪くなる。
基本である体調が最悪なのに、プラス思考もクソもない。
こんなときまでニコニコするような人格者でもないし、オレ。
そう観念して、あえて今日はブスッとして過ごした。
マイナスの感情を出しきったからか、意外とスッキリした。
気づかってくれた彼女には申し訳なかったが…。
無理に自分をコントロールせず、ストレスをそのまま発散させるのも、たまには必要だよね。
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【欲求段階説】 2006/12/19
アメリカの心理学者マズローによると、人間の欲求は図のような5段階のピラミッド型になっている。
まず食事や睡眠などの「生理的欲求」、次に住居などの「安全欲求」を満たそうとする。
そして他人とかかわろうとする「社会的欲求」、さらにその中で特別な存在になりたい「自我欲求」。
自分の能力や可能性を伸ばし、人間的に成長しようという「自己実現欲求」は、最後になる。
いちばん後回しにされて、しかも三角形の頂点に少しだけの自己実現欲求。
著者が魂を込めて書いた本を立ち読みですませたり、質の高いセミナーを企画してもなかなか集まらない説明がつく。
そういったものにはお金を使いたくない、という段階にとどまっているのだろう。
底辺の生理的欲求から順番に、一つずつ欲求を満たしていくという生き方を、ほとんどの人が選択する。
逆に、最初から頂点の自己成長を心がけていると、どのような結果が得られるのだろうか。
気がついたら、お金や人脈はあとからついてきていた、という生き方のほうが楽しそうだけど。
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【理想の授業】 2006/12/18
私の尊敬する英語教師が、授業について次のように語っている。
「下手な教師は、教える。
うまい教師は、学ばせる。
素晴らしい教師は、生徒の心に火をつける」
受験校方式で「教え」込んで、問題をくり返し解かせるほうが、短期間で点数が上がるのかもしれない。
「鬼の指導」でないと、生徒たちがなかなか動かない現実もある。
しかし私の理想はあくまでも、「楽しくて、実力がついて、役に立つ」英語授業なのだ。
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【成り行きを拾う】 2006/12/17
すごく疲れているはずなのに、明け方に目が覚めた。
お気に入りの豆で珈琲をいれて、窓から朝焼けを眺めながら書いている。
本業以外の時間は「かれん」の手伝いで、家に帰ったら寝るだけという日々を過ごしている。
開業当時からの職人さんが関西に引っ越したため、今年のクリスマスは実験的に、妹が一人でケーキを作っている。
「手作り」にこだわっているため、仕事量はハンパではなく、閉店後も夜遅くまでがんばっている。
家族にできるのは、ささやかな応援だけだ。
プライベートな時間がほとんどとれないことで、ストレスがたまることがある。
例年ならばボーナスも出て、いちばんリッチでのんびりしている時期だから。
このあたりが、私がまだまだなところだ。
しかしこんなことをやるハメになったのも、何かのめぐり合わせだろう。
自分の意志や計画にこだわりすぎず、成り行きに従うのもまた一興。
これもまた、自我を手放す修行ってことで。
「目の前に起こった成り行きを拾って、どんどんそれに乗っていくことが成功への近道なのです」(中谷彰宏)
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【がんばる・がんばらない】 2006/12/15
早朝に出勤する途中、橋の上から海の方角に美しい朝焼けが見える。
どんな写真家にも画家にも真似できない、無料で楽しめる大自然のショー。
夕焼けは一日がんばったごほうび、朝焼けは前の夜にがんばったごほうびだ。
「がんばらないでいいんだよ」は、今がんばってる人への言葉。
がんばってない人への、ノンキな言葉じゃない。
がんばらないといけない時だってある、長い人生には。
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【保育園の子どもたちに】 2006/12/15
mixiより
クリスマスパーティー用のミニケーキ作り。
なんか懐かしい〜(^-^)
写真は私です(笑)。
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【逆説】 2006/12/14
「美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。
美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい」
(オードリー・ヘップバーン)
美しい唇だから美しい言葉が出て、美しい瞳だから他人の美点が見えるとは限らない。
「悲しいから泣くのではなくて、泣くから悲しくなるのだ」という考え方もある。
おかしいから笑うのではなく、先に笑うとおかしくなってくることも。
自分はどういう男性で、女性でありたいのか。
それがイメージできたら、その人ならどんな「行動」をとるのか考えてみる。
実際にとった行動だけが、その人の器を決める。
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【才能】 2006/12/13
「ハッ」とさせる才能。
投げかける質問で、気づきとやる気を与える。
「ホッ」とさせる才能。
淡々と語る言葉で、癒しと安心感を与える。
大切な人たちにとって、そんな存在でありたい。
だから今日も学び続け、行動を起こす。
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【Having・Doing・Being】 2006/12/12
人の価値観は、年を重ねるにつれて、次の順番で変わっていくそうだ。
Having 何を持っているか。
↓
Doing 何を行っているか。
↓
Being どういう状態でいるか。
自分の人生をふり返ってみても、なるほどなあと思う。
20代までは、欲しかったものを次々と手に入れて、最後に結婚して家族を得た。
30代では、家族を失ったことをバネに、あらゆる活動に没頭した。
40代の今は、物欲はほとんど消えて、ハッピーな気分で過ごすことがいちばん大切になった。
50代以降は「何ing」かな?
たぶん、「Being」がますます深まっていくのだろう。
モノとこだわりを手放しながら、自分もだんだん薄くしていって、人を喜ばせていればそれで幸せ、という存在に向かうような気がする。
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【頭がよくなる家】 2006/12/11
名門の学校に合格した子どもたちの学習環境を調査すると、ある共通項が見つかった。
個人の「勉強部屋」をほとんど使わず、リビングのテーブルで勉強していた。
そこではテレビの音もするし、食事の支度をする母親との雑談もある。
子どもたちは、「人がいるほうがはかどる」と答えている。
調査した学者は、「悪い環境のほうが集中力がつく」とコメントしている。
一人で子ども部屋に閉じこもっているより、生活の中で勉強したほうが伸びるようだ。
そういえば、これだけ英会話の教材や学校があふれているのに、誰も話せるようにならない。
中学校の教科書しかなかった時代の人のほうが、かえって英語が使える例が多い。
条件が限られているほうが英語が上手くなる、これは確かにいえる。
カフェで勉強している人を見かけるが、あれはあれで理にかなっているのだろう。
私の書く文章も、考えてみたら喫茶店でメモしたものがほとんどだ。
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【心のごちそう】 2006/12/10
遅ればせながら…
先月19日にAZMホールで行われた、
姫・たぬきコーチ・Jackieナカモトの「成幸セミナー」に、
参加者のみなさんからたくさんの感想をいただきました。
ビジネスにおいても、「お客様の喜びの声」は励みになりますが、
こんな独自の(ほとんどボランティアの)活動でも、
参加してくださった方の反応は、「心のごちそう」です。
人のモチベーションは、お金だけではないですね。
最近、妹のケーキ屋で手伝いをしてるんですが、
昨日はお母さんと一緒に買いに来てくれた、
素直そうな女子高校生が印象的でした。
それはそれは嬉しそうな顔をして、
お店に入ってくるんですね。
ケーキ1個食べるだけで、幸せな気分になれる。
妹は、いい仕事を選んだなあと思っています。
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【動じない】 2006/12/9
出来事にいちいち反応して、一喜一憂しない。
物事に動じない、ビビらない。
そうするためには、具体的にどうしたらいいか。
私の場合は、だが、瞬時に「愛する娘の姿をイメージする」クセがついている。
「娘が見ている」と思ったら、どんな相手にも卑屈になることなどできないからだ。
恋人でも妻でも両親でも、「この人の前では恥ずかしいマネはできない」という人をイメージしてはどうだろうか。
何でもそうだけど、実際にやってみないと何も変わりませんよ。
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【やさしい目】 2006/12/8
尊敬されるリーダーは、視線で人を威嚇したりしない。
私の過去をふり返っても、そんな目つきで人を動かしていたのは、チンピラみたいなときだけだ(笑)。
人を包み込むような温かいまなざし、これがほしい。
具体的なテクニックとして知られるのが、「大好きな人やものを心の中にイメージする」こと。
そうすると、つくり笑いよりも自然に微笑むことができるというわけだ。
写真を撮られるときに顔がこわばってしまう人にも、役に立つだろう。
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【怒らない】 2006/12/7
怒ったり、イライラするのも、リーダー失格といえるだろう。
明らかに、「その対象に感情を揺さぶられている」という証明だから。
「私はあなたよりも下の立場だ」と宣言していることになるわけだ。
部下や生徒を「叱る」というのは別だが、明らかに「怒っている」場面に出合うことが多い。
怒鳴ったり威嚇すればするほど、彼らが離れていく理由がここにある。
その場では従うふりをするが、いなくなるとすぐ元に戻ってしまう。
そんな「指導」を、教育だなどとカン違いしないようにしたい。
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【走らない】 2006/12/6
リーダーと呼ばれる人の条件に、「ゆっくり動く」というものがある。
人間は、自分よりもゆっくり動く人を、自分よりも偉いと感じるそうだ。
ゆっくり動くということは、他に影響されないという証明だからだろう。
そうなると、職場などでバタバタと走らない、というのもポイントになりそうだ。
急ぐこと自体、「何ものかにふり回されている」という表現になるから。
黄色信号で突っ込んだり、遅い車にパッシングするのも、「私は信号や車より低レベルだ」と宣言しているような行為だといえる。
そんなわけで、今日職場で自分の動きを観察してみた。
そしたらチョコマカと走る、走る(笑)。
ふり回されまくり。
真のリーダーへの道は、遠く険しい。
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【ナチュラル&バランス】 2006/12/5
不景気から独立起業ブームになり、それに伴ってお金儲けや成功法則の本が大はやり。
インターネット上でも、思わせぶりなニュースレターであおってくる、
実はたいした内容でもない情報商材であふれている。
本1冊にも満たないレポートで、何万円も請求するような商法だ。
実は私も以前、単なるオートステップメールに過ぎない、
くだらない起業ノウハウのレポートをつかまされたことがある。
私自身、本の出版やテレビ出演など、ある程度の「成功」は収めたことがある。
しかしそれと引き換えのように、離婚などで「幸せ」を失った。
その経験から、「幸せに成功する」方法を学び、人に伝える活動をするようになった。
その中でそれは多くの本やセミナーや人から学ばせてもらったが、
性格上、妙にハイテンションなものに「危険」を感じたのも事実だ。
必要以上に「プラス思考」し、心に思ってもいないのに「ポジティブ言葉」を連呼する。
その結果どうなるか?
周りの友人たちが引いていき、浮いている自分に気がつかない。
ひどい場合はアドレナリンを出しまくった反動で、前以上の落ち込み状態に陥る。
新しい刺激を求めて、高額な自己啓発セミナーや精神世界講演会を渡り歩く。
教祖に「依存」する信者のように、リピーターや追っかけとなる。
しかしやがて失望し、また新しいメンター(師)探しが始まる。
一種の「思考停止状態」で、話す言葉といえば「○○先生が言っていた」。しかし、いちばん大切な自分自身の生活は、何一つ変わっていない。
そんなオタクな情報など知らなくても、ただ行動に移してアッサリうまくいく人を見て、焦る。
私が提唱するのは、「ナチュラル&バランス」。
無理をしたり不自然なものは、どこかで歪みが出てくる。
体育会系より文科会系、プラス・マイナスより「ニュートラル(中立)」。
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【Win-Win-Win】 2006/12/4
「Win-Win」という考え方がある。
どちらも勝つ、つまりお互いにメリットのあるビジネスをしましょうということ。
自分だけ儲かればいいというのは時代遅れで、相手にも喜ばれる商売関係をつくる。
もう一歩進めて、「Win-Win-Win」というのが理想だと思う。
自分にも相手にも利益を生み出し、人々に喜ばれて、社会貢献もできるビジネス。
本当に成功している人は、この状態を実現しているようだ。
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【プロとアマチュア】 2006/12/3
最近たぬきコーチと会ったときに思うんだけど、「実力伸びたなあ〜」と。
先日、講師としてのプレゼンテーションがいまひとつうまくいかない、と相談したときのこと。
どんなにいい内容を話しても、しばらく時間がたつと眠そうな顔をする参加者が出てくる。
瞬時に質問がくる。
「話すとき、どこに立ってますか?」
う!そういえば、教師のクセで教壇に釘づけになったままかも。
講師自身が動くことと、参加者を動かすことと、参加者と対話するテクニックを教わる。
「参加者の期待の10倍の価値を与える」ことを目標に、たくさんのネタと資料を準備しても、なぜかカラ回りする。
「私のレジュメなんか、これ1枚だけですよ」
そこには、単にいくつかの項目が書かれているだけ。
見ればわかる詳しい資料よりも、講師に目を向けさせる大切さを教わる。
デビューして間もなくと、今のたぬきコーチでは別人のように感じる。
コーチングはもちろん、セミナーやの進め方でも、ブログやメルマガの文章でも。
量も、質も。
どんなに優れたアマチュアでも、駆け出しのプロにさえかなわない。
それはきっと、「覚悟」のレベル違いなのだろう。
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【流れじゃない】 2006/12/2
相棒の、姫。
宮崎最年少のプロ・カラーセラピストとして、雑誌やサイトにインタビュー記事が載り、先日は「かれん」スタッフとして新聞にも。
今、ノリにノッてる女子大生。
ついに、某テレビ局からインタビューの依頼が。
たしかスタジオで15分くらい続く、生中継のコーナー。
こりゃスゴイ宣伝になるよ〜!
なのに、なのに…!
「今回は断った」
はァ!?
どうか理由をお聞かせください。
「かれんが忙しいから」
そんなアンタ、せっかくのチャンスを!
「だってさ〜、こんなときにくるのって、流れじゃないよ」
「流れを読もうって、ニュースレターにも書いたばっかりだし」
「本当に取材したいなら、また依頼がくるでしょ」
この人、ある意味私のメンター(師匠)ですm(_ _)m
すでに成功者のメンタリティ持ってるから、ぜったいうまくいくわ。
オレなら、どんなに忙しくても飛びつく話だって(^^;
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【商売はツライよ?】 2006/12/1
仕事が終わると、毎日のように「かれん」に直行。
クリスマスに向けて、閉店まで妹の手伝いをしている。
昨夜は外に出て、クリスマスケーキのチラシをポスティング。
ジョギングついでに入れていけばいいや、と軽く引き受けたら、これがけっこう大変だった。
1枚1枚、「お願いします」という気持ちでチラシを入れていく。
よく見るとアパートのいくつかの郵便受けに、「チラシ一切お断り!!」という冷たい張り紙が。
犬には吠えられるし、通りかかった住民からはヘンな目で見られる。
昼間は「センセイ」などと呼ばれているが、夜は不審者扱いだ。
古い住宅地だと、門ではなく家の玄関に郵便受けがある。
仕方なく暗い中を敷地内に入っていくときの、うしろめたいような気分。
新しい家はというと、センサーに反応して、いきなり明るい光に照らされる。
あれは正直、イヤな気分になる。
もちろん、誰にも悪気はないんだけど。
いわゆる業者さんには丁寧に対応するほうだが、今後はますます気を配ろうと思った。
いい修行をさせてもらってます。
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