<2006年2月>

【目的から見ると】 2006/2/28

人生の目的のひとつは、幸せになることだと思う。
人より秀でて勝つことではない。
勝たなくても、幸せになることはできる。
それなのに、人に勝つこと自体が目的になっている人がいる。

教育でよく話題になるのが、「厳しさ」か「やさしさ」か、ということ。
それも、手段と目的を入れ違えている例だ。
大切なのは、生徒のやる気を引き出して、自分で伸びていけるようにすること。
どちらがいい悪いというのは、目先の手段にとらわれた議論だ。

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【信用残高】 2006/2/27

風紀面でよく注意される生徒は、「どうして自分ばかり言われるのか」と不満を言う。
同じことをした別の生徒が、あまり叱られなかったというのだ。
これを「不平等」「えこひいき」と批判するのは簡単なのだが、その生徒の成長を考えるなら、あえて「平等に扱われている」と理解させたい。

そのような主張をする生徒が、日頃から周りに信頼されるような態度や行動をとっていることはまれだ。
それによって、自分の「信用残高」をますます減らしているわけだ。
「信用残高」の額が大きい生徒は、今までもこれからも同じ過ちはくり返さないと予測伊されるので、厳しく言われることはない。

すべては自分が引き起こしていることだと認めるまでは、人は死ぬまで不平不満を言い続ける。
当然ながら、この法則はそのまま大人にも当てはまる。

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【あなたはチンピラだ】 2006/2/26

若い頃、自分の態度が引き寄せたことなのだが、よくチンピラにからまれていた。
連中の特徴は、「しつこい」こと。
こちらがどのような態度をとろうと、いつまでもネチネチと嫌がらせをしてくる。

何が言いたいかというと、あなたも心の中にチンピラを住まわせているということ。
過去の嫌な出来事をくり返し思い出しては、自分を責め続けて許そうとしない。
治りかけた傷口をまたえぐるようなマネを、チンピラのようにしつこくやっているのだ。
そういう自分に対する嫌がらせは、もうやめよう。

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【人生がマラソンであれば】 2006/2/25

他人のことを気にしすぎるから、不幸な気持ちになる。
競争と比較が、悲劇の始まりなのだ。
「お金があるとかないとか、何を基準に判断しているのだろうか?」

「人生はマラソンレースだ」などと言っている人が、他人と比べて劣っている自分に悩んでいる。
もし人生がマラソンだとすれば、他人を蹴落とすことにエネルギーを使っていては、キリがないし時間のロスだ。
自分がどう走るか、それだけを考えればいい。

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【オンリーワンの下心】 2006/2/24

「ナンバーワンよりオンリーワン」
そんな流行歌に感動して、「そうだ、オンリーワンをめざそう」と目を輝かせていた人が、しばらくするとまた落ち込んでいる。
それは、「オンリーワン」という発想自体に、「他人とは違う自分を認めてほしい」という下心が見え隠れしているからだ。

オンリーワンなどといっても、結局は「ナンバーワン」とそう変わらない、比較競争の原理が働いている。
では、「○○ワン」の○○に何を入れれば、今すぐに幸せになれるのか?
その答えは「オールワン」、みんなで一つになること。

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【サシミの法則】 2006/2/23

松下幸之助さんが言っていたそうだが、会社には「3・4・3(サシミ)の法則」があるそうだ。
3割の人は、給料よりいい働きをして、会社を引っ張っていく「人財」。
4割の人は、給料の分だけ働いて、ただそこにいるだけの「人在」。
残りの3割は、会社におんぶに抱っこで不平不満ばかり言う、「人罪」。

だからみんな「人財」になりましょうね、というのでは当たり前すぎる。
3割が「人財」だと評価され、自分たちも誇りが持てるのは、「人在」と「人罪」のおかげ。
そうでない存在があるから、そうであれるわけで、これは感謝の対象ともいえる。
見下している場合ではなく、手助けしてやってもいいのではないだろうか。

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【幸せの算数】 2006/2/22

5+5=10 4+6=10 3+7=10 2+8=10 1+9=10
足せば、すべて10になる数字の組合わせだ。
これをそれぞれ、掛け算にしてみる。

5×5=25
あなたに半分、私に半分、分かち合うと25になる。
この組合せが、答えとしては最大の数字だ。

4×6=24 3×7=21 2×8=16
相手を4・3・2と少なく、自分が6・7・8と多く取れば、結果はいずれも25より小さくなる。
ほとんど相手に与えないと、1×9=9で、単に足した数の10よりも少なくなるのだ。

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【だましだまし】 2006/2/21

中古のベンツに乗っていると、よく故障をする。
メーカーに修理に出すと、新品の部品と交換するので、目玉が飛び出るほど高い。
しかし気心の知れた町の修理工場に出すと、対応がまったく変わってくる。

「もう車も古いから、オークションでおとした中古部品で十分だと思いますよ」
「これくらいは我慢して、外車の場合はだましだまし乗ったほうがいいのでは」
まあこれくらいはいいか、という大らかな対応が求められるのだ。
これは意外な視点だった。

最近、同世代の友人たちと「体にあちこちガタがきはじめた」と苦笑いすることが多い。
つい若い頃と比較するから、こんなはずはないと神経質になってしまうのだ。
車でいえばもう中古なのだから、完ぺき主義やこだわりは少しずつ手放して、「だましだまし」やっていくしかないかな。

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【覚悟のレベル】 2006/2/20

去年のことになるが、東京に住む友人が、おじさんが病気で亡くなって一時帰省をした。
通夜で親戚の話を聞くと、頼まれたことは何でも引き受け、人の世話ばかりしている優しい人格者だったらしい。
入院後も余命わずかと知っていながら、死の直前まで病室の人の悩みを聞いたり、仕事の関係者を紹介していたという。

ところが、甥である友人の意見はちょっと違っていて、若い頃はかなり我が強く短気な性格だったそうだ。
人生のある時期に、「今後は自分よりも他人のために生きる」と決めたのではないか、ということだった。
何があったのか興味深いところだが、死ぬまでその決意を曲げなかったということで、今でも印象に残っている。

いい話を聞いたりして、今後は前向きな気持ちで生きていこうと、一応決める人は多い。
しかし、ちょっと何かあるとすぐに挫折して、また元に戻ってしまう。
「金輪際どんなことがあっても」という覚悟が足らず、決意のレベルが違うから、同じことの繰り返しになる。
「いつも笑顔とプラス言葉で」というだけでも、相当な覚悟で臨まないと絶対に続かないだろう。

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【奇跡的な出会い】 2006/2/19

現在の世界の人口は、すでに60億人を超えている。
世界のすべての人と出会おうと思っても、それは無理な話だ。
仮に1秒に1人のペースで会い続けたとしても、190年間はかかる。

今目の前にいる人、周りにいる人との出会いは、定められた運命によるものだろう。
極めて複雑な、不思議な縁でつながっているとしか言いようがない。
だから、奇跡的に出会ったあなたのことを大切にしたい。

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【日本人のメントレ】 2006/2/18

オリンピックという大舞台では、日本人はなかなか本来の実力を発揮できないという。
他国の選手と比べてメンタル面が本番向きでなく、思わぬミスをしてしまうそうだ。
それで最近はメンタル・トレーニングが人気だが、実際にはなかなかうまくいかないケースも多い。

ひょっとして日本人には、試合前の座禅とか、けっこうマジメな東洋の神秘系がいいのでは?
ニコニコ笑ったり、ウォークマンで音楽を聴いてリラックスなんていうのは、西洋人向けなのではないだろうか。
「頑張らない」が、「頑張らないようにしないといけない」という緊張につながるなら、それは「頑張らねばならない」と同じことじゃないか。
「頑張れニッポン!」「皆様の期待に応えて!」が、案外日本人のDNAに効果的だったりして。

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喫茶店で「週刊プレイボーイ」を読んでいたら、漫才師の松本人志のインタビューに目が止まった。
彼はボクシングジムに通って、かなり本格的に鍛えている。
最近はよくサウナに行くそうだが、私のこだわりとよく似てるなあと思ってメモ。

「ボクと同世代が多いんですが、みんな、よう腹出てるなあ、ということです(笑)。
寝てても、腹はこんもり出てますからねー。
ボクは、寝てて腹がこんもり出るようになったら、死にます(きっぱり)。
ボクは自分に厳しいです。
ダイエットとかしなくても、体型をキープできる人間なんでしょう」

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【差はわずか】 2006/2/17

オリンピックでメダルを獲得できる人は、何倍もタイムがいいわけではない。
他の選手よりほんのわずか、場合によってはゼロコンマ何秒速いだけだったりする。
世界のトップレベルの話ではあるが、その差は極めて小さいものだ。

ただし、手にするものは「すべて」だ。
名声も富も地位も、全部かっさらっていく。
エベレストは世界一、富士山は日本一、ではそれぞれの2番手や3番手は?
ほとんどの人が知らないのではないか。

日常生活レベルでも、ほんのわずかの差が、それぞれの分野でのチャンピオンを生む。
特に地方では、他の人よりちょっとがんばれば、すぐにトップに立てる。
ちょっとした心づかいの差で、あっという間に店の口コミが広がる。
その小さな差づくりに、一点集中だ。

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【問題と解決の法則】 2006/2/16

この世の中には、「原因と結果の法則」が働いている。
ある結果には、必ずそれを引き起こした原因が存在する。
糞という字は「米が異なったもの」と書くように、食べたから出てくるのだ(笑)。

男と女、表と裏、プラスとマイナスのように、すべてに対極概念が存在してバランスをとっている。
ということは、何か問題が生まれた瞬間に、その解決法も同時に生まれているわけだ。
本を書くと決めた時に読者が、喫茶店をやると決めた時にお客さんが現れている。

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【イングリッシュマフィン】 2006/2/15

学生時代、徹夜のバイト明けに寄っていた喫茶店の、バターとジャムをつけたイングリッシュマフィンが大好きだった。
宮崎に戻って、パン屋でプレーンのイングリッシュマフィンを探したが、どこにも売っていない。
しかたがないので、マクドナルドの「ソーセージエッグマフィン」で今まで我慢していた。

昨日たまたま友人のイギリス人女性に聞いてみたら、「そんなの、近くのスーパーに売ってるわよ」。
「えっ、ホントに!?」
というわけで、なんと20年ぶりに味わうイングリッシュマフィン。

わざと表面がデコボコになるように、真ん中から手で2つに裂く。
トースターで軽く焼いて、バターをたっぷりしみこませ、いちごジャムをつけてほおばる。
ああ久しぶりの味、幸せ〜。

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【バレンタインの夜】 2006/2/14

友人の女性が、彼氏の態度が「信じられない!」と怒っている。
訳を聞くと、今日はバレンタインデーだから、腕によりをかけた料理で待っていたそうだ。
ところが男は安物のワインを1本持ってきただけで、食べるだけ食べたら帰ってしまった。

「バレンタインデーの夜なのよ!?」
女性にとって特別な日なのだから、もっとロマンティックな演出がほしかったそうだ。
「仕事で疲れてたんじゃない?」と言ったら、猛烈な反撃を受けてしまった。

ビビリつつ彼女の言い分を聞きながら、私自身の態度や行動もひそかに反省した(笑)。
もう最近は、元旦や自分の誕生日さえどうでもよくなってきているからだ。
男がいつまでもガキなように、女もいつまでも「夢見る少女」なのかもね。

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【誰かのお母さん】 2006/2/13

私の中でかなり上位ランクの活動「プチ紳士を探せ!運動」では、いつもみんなで「ちょっといい話」をシェアしている。
先日届いた小冊子に、かなり恥ずかしい状況の中、大きな声でお年寄りに席を譲った女性の話があった。
驚いた夫に彼女が語るには、「だって、あのおばあちゃんも誰かのお母さんなのよ」。

確かに。
自分の両親も、ああやってどこかで誰かに親切にされているはずだ。
もし自分の親だったら、絶対にそのまま放っておいてほしくない。
それなら同じ「誰かの親」じゃないか、今すぐ迷わずに助けてあげよう。

どんな人でも同じだろう。
みんな、誰かの子どもなのだ。
親の気持ちを思えば、子どもを大切に扱ってほしいのは当然だ。
人に親切にするというのは、そういう意味ではないだろうか。

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【対立する概念】 2006/2/12

水で血液サラサラ」という主張があるかと思うと、水分のとり過ぎは健康を害するといった反論本が出る。
牛乳は体にいいと信じていたら、「牛乳神話完全崩壊」とくる。
スポーツマンなら誰でもやっているストレッチ、実は非常に危険だというのが「マッスルユニット・トレーニング」。
朝食をしっかりとるのが常識と思われていたが、「長生きしたければ朝食は抜きなさい」。

それぞれ大学教授や医師が推薦文を書いていたりして、どちらが本当なのかサッパリわからない。
ちなみに、本にリンクしているほうが、体験上私が同意できる説だ。
このような対立概念は、他にもいろいろあるだろう。

今まで正しいと言われていたことが、意外と根拠がなかったり、間違った理論に基づく迷信であることも多い。
常識を覆すようなことを発表すると、反発もすさまじいものがあるので、真実が見えにくくなる場合もある。
それをわかっておけばいいだろう、大人の選択は自由なのだから。
ただし子どもの将来のためには、思い込みを捨てて真剣に研究する必要がある。

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【一人さん語録】 2006/2/11

昨日に引き続き、「変な人の書いた買ったら損する本」より。

「幸せ観って1個じゃないんです。
腹減っているときはメシ食えば幸せだし、おしっこしたいときはおしっこすれば幸せだし」

「私の考えている人間というのは、エゴで欲張りでスケベで、それでいてどこか崇高なところを自分で求めているものですね」(まったく同感!)

「嫌なやろーとなんか、仲良くすることなんてないんです。
誰かが、おまえは嫌なやつなんだとわからせてあげなくちゃいけないんです。
このままいくと、一生嫌なやつのまま死んで、地獄へ行かなきゃならないんですよ。
愛ですよ、愛」

「無理にいい人だとか思われようとか思うと、嫌な気分になっちゃうんだよ。
嫌なやつがいると、嫌な野郎だな、冗談じゃねえよとかって思うとスッとしちゃうんだよ。
だから嫌な気分とスッとする気分がほとんど同じだから、どう言っていいんだか…(笑)」

「サラリーマンの社会でも、何でも同じなの。
プロとして一生懸命やらなくていい仕事ありますかねって聞いたって、そういうのは世界は広いんだから、海の水もどこかで甘いところもあるでしょう?って言ったって、ないよ、どこでもしょっぱいんだよ。
だけど、海の水でもね、天然の塩には甘味がありますよねぐらいの凝ったことを言ってほしいんだよ、俺としては」

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【今を生きる】 2006/2/10

斎藤一人さんの「変な人の書いた買ったら損する本」を読み返した。
おもしろい本は、何度読んでも新しい気づきが得られる。
一人さんは、難しい話をわかりやすく、笑えるように語る天才だと思う。

「おれたちは、今を生きるしかないんです。
でも、ついつい先を見ちゃったり、済んだことを考えちゃったりするんですよ。
鹿がそこにいるのに、はるか先に撃ったって、鹿には当たらないのです。
昔はあそこに鹿がいたんだとか言ったって、今はいないんだからしょうがないんだよ」

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【動機が大切】 2006/2/9

江原啓之への質問状」、これはおもしろい。
インタビューをする女性が俗っぽい質問や反発をくり返すので(あえてそう演じているのかも)、かえってスピリチュアリズムがわかりやすく語られている。
江原さんの本は初めて読んだが、マスコミで目立ちすぎるがゆえの批判はあるが、メッセンジャーとしてはやはり存在感がある。

21世紀は、現実の生活と精神世界の融合が求められる時代だと感じている。
というより、人の死などについて納得できる解答を得るには、スピリチュアリズムは避けて通れない。
特定の宗教には属さないと決めている以上。
以下は、今回改めて確認できたこと。

・どんな条件下にある人にも、それぞれに学びや課題があり、いい悪いはない。
 たとえばお金持ちでも貧乏でも、結婚していても独身でも、子どもがいてもいなくても。
 生まれてきた目的は「学ぶため」「経験するため」「感情を味わうため」。

・どんな行動をとっても、「動機」がいちばん大切
 そうしようと決めたきっかけが、大我であるか、小我であるか。
 アウトプットのやり方の是非よりも、その奥にある動機で評価すべき。

・「物質中心主義的価値観」には限界がある。
 精神世界に偏りすぎても、この三次元の世界に生まれてきた意味がない。
 物質的な「成功」と精神的な「幸せ」のバランスがとれた、「成幸」がいい。

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【満ち足りた生活】 2006/2/8

新聞に載っていた、コラムニスト秋庭道博さんの文章。
私の理想とする生活のイメージに近いので、転記させてもらう。

満ち足りた生活をしている人は、春の日をうららかに思うだろう。
夏には、思う存分からだを鍛えようと汗を流す。
秋には、静かな散策や旅に出る。
冬には親しい仲間や家族と鍋を囲んで談笑する。

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【怒りはムダ】 2006/2/7

アメリカのエルマ・ゲイツ博士が、4つの試験管に人間の吐く息を入れた。
上からふたをして冷却装置に入れると、それぞれ色のついた沈殿物ができる。

心身ともに健康なときは、無色透明。
怒っているときは、栗色。
心配しているときは、灰色。
過去にクヨクヨしているときは、淡い紅色。

怒りの息、栗色の沈殿物をラットに注射すると、2分で死んだ。
怒りの1時間分の沈殿物で、なんと人間80人を殺す毒が検出されたという。
怒ると、自分にも他人にも、何一ついいことはない。

「怒りは無駄 涙は修行 笑いは悟り」

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【でも・のに】 2006/2/6

自分のボキャブラリーから、なるべく消そうとしている言葉。
「でも」と「のに」。

一生懸命アドバイスしても、「でも…」のたった一言で、今までのすべてがぶち壊し。
その瞬間のエネルギーのロスといったら、格闘技で打撃が空振りしたときより疲れる。
「でも」を連発するネガティブな人と話をするのは、なるべく避けたいものだ。

何々してあげた「のに」と、いつも不満を口にするのも、ハッピーにならない秘訣だろう。
見返りを求めて、相手が期待通りに反応しないと不機嫌になる。
寂しい下心は捨てて、与えること自体に喜びを感じられるようになりたい。

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【目標が先】 2006/2/5

日産自動車のカルロス・ゴーンさんが、息子にサッカーを教えたときの一場面。
初心者の場合は、普通はボールの蹴り方から指導するものだ。
しかしゴーンさんは、自分の胸の前に両手を構え、「ここだ、ここに蹴ってこい」と一言。

どのようにボールを蹴るかではなく、どこにボールを蹴るかが先ということだ。
いわゆる成功の秘訣は、目標の達成を鮮やかにイメージするのが先で、努力はそのあとということ。
頑張っている自分に満足しているだけでは、なかなか成功しないというわけだ。

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【好きな温泉】 2006/2/4

高校の空手同好会でいっしょだった友人が、久しぶりに東京から帰省する。
家庭教師をやりながら、タイやインドを放浪しているユニークな男だ。
オススメの温泉を紹介してくれとのことだったので、次のようなメールを送った。

最近、いちばんのお気に入りはここ!
霧島もみじ谷 静流荘

眺めはここが最高!
北郷温泉 ホテル北郷フェニックス

お湯の質は宮崎一!
曽山寺温泉 杉雨荘

癒され度ナンバーワン!
長日川温泉 お宿 長日川

行ったことないけど、評判よし!
フェニックス・シーガイア・リゾート 松泉宮

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【言葉遊び】 2006/2/4

言語学の基礎をマスターしたということは、5つのことができるようになったということだ。
(1)あいさつ (2)日常会話 (3)討議討論 (4)専門用語
さて、5つ目は何だと思いますか?

実は、(5)ダジャレ。
音や文字で言葉遊びをすることによって、その言葉のエネルギーが立ち上がるらしい。
それで、「ちょっといいカンジ」「プラス字考」「エイゴでゴー!」のページを作ってみた。
まだまだ増殖中、読者のみなさんのアイディアも募ります(掲示板へ)。

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【副交感神経優位な生き方】 2006/2/3

日本人は、「今日できることを明日に延ばすな」と言う。
イタリアやスペインでは「明日できることを今日しなくてもいい」と言う。

前者は、交感神経優位な攻撃的な生き方。
後者は、副交感神経優位なリラックスした生き方。
私自身は、ちょうど今は両者のバランスがとれてきたかな。

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【行動しなくてもいい】 2006/2/2

いきなりタイトルと逆のことを書くが、行動は大切だ。
理屈ばかり語る評論家よりも、実際に行動する実践家のほうが説得力がある。
成功するには、ただ願望を強く念じるだけではなく、行動を起こさないことには何も始まらない。

以前ある企画の誘いを断ったとき、行動力がないと批判されたことがある。
しかし私としては、気が乗らないことには近づかない、つまり行動を起こさないという「行動」をとったつもりだ。
たしかに行動自体はしないよりするほうがいいだろうが、価値観の押しつけになってはまずい。

プラスの言葉、笑顔、神社ではお願いをせずただ感謝する、慈善事業への寄付、人に情報を与える。
これらは私が好きでやっていることで、もし他人に強要したら、それもまたひとつの「ねばならない」「べきだ」になってしまう。
法則を信じるのは自由だが、いくら本当に効果があるとはいえ、心に巣食う傲慢な正義感には注意が必要だ。

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【情報は活用しなくていい】 2006/2/1

「情報は活用しなければ無意味」という話をよく聞く。
本を読んだりセミナーに出たり、いろんな成功者について熱く語っていても、自分は何も変わっていない人とか。
私の場合、本を数千冊は読んでいるが(フォトリーディングを合わせると万単位)、実践役立ち率?は30%くらいかな。

でも、「ただ楽しいから読んでるだけ」という感覚も好きだ。
遊園地で遊ぶワクワク感を、日常生活に生かすとか思わないのといっしょで。
いずれにしても、本と映画、そして珈琲からは離れられそうにない。

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