<2005年12月>
【来年の抱負】 2005/12/31
もうすぐ大晦日最大の楽しみである、「PRIDE男祭り」と「K-1Dynamite!」が始まる。
長時間番組が重なるので録画をセットして、ビデオで技の研究まですると、どうしても徹夜に近くなる。
私が三度のメシより好きなこと、それは格闘技。
というわけで、手短かに来年の抱負を。
潜在意識はイメージと現実を区別できないので(例:梅干しを想像したら唾が出る)、実現の可能性を高めるために「完了形」で書いておく。
理由と説明はまた後日、いかん始まる、急げ〜!
(1)私の言動や発想は、学校のセンセイとしては変わり者だと生徒から言われるが、2006年はさらに「かぶき者」となった。
(2)道徳観よりも美意識で行動し、想像力を磨き、カッコイイ中年男になった。
(3)モットーは「愛」。この前お坊さんが「愛」と書いていたし、昨夜ホテルの部屋にサイババの「108の愛」という本があって、なかなかよかったから。
(4)肉体が極限までシェイプアップされた。昨夜「SASUKE」とかいうテレビ番組で見た、体脂肪率3%の消防士の研ぎ澄まされたボディに衝撃を受けたから。
(5)今に集中し、今この瞬間を楽しんだ。過去にこだわらず、未来を心配しなかった。
*****
【人生の軌道修正】 2005/12/30
毎年恒例の、年末の霧島温泉泊。
喧騒を離れて今年をふり返り、来年をイメージする日だ。
今年も同じ露天風呂につかって、深夜までじっくり読書と思索。
2年前の今日、「文武両道」をリニューアルした。
ヘトヘトになっていた2003/12/29の「落書き」にあるように、40前に人生の軌道修正を決めたのだ。
この2年間で、自分を成長させてくれる人たちに次々と出会い、今は心のゆとりがまったく違う。
今夜また、すばらしい本を読んだ。
「一歩先のシゴト力」。
来年は、この本にある21の力で「仕事を遊ぶ」ことをテーマとする。
*****
【フォトリーディング的発想】 2005/12/29
2〜3年前に「フォトリーディング」の2泊3日の集中講座を受け、読書量がさらに加速した。
一般的な読書の概念とはまったく異なるシステムで、いわゆる速読術や斜め読みの類ではない。
かつての私のような左脳型人間には納得できない部分も多いので、高額な参加費からも勧めるつもりはない。
私自身、いつもフォトリーディングをしているわけではない。
よく「どんな読み方か教えてくれ」と言われるが、3日もかかって演習したものを一言で伝えるのは難しい。
ただこれだけは言えるのが、「目的を持って本を開き、必要な情報が得られたらよしとする」ということ。
キーワードをマインドマップ1枚にまとめるのだが、一字一句最初から最後まで読まないと気がすまない人には、これがツライ。
しかし考えてみると、たとえば書店に入ったら、今の自分が必要としている本のタイトルに目がいく。
他の本の情報は読まないわけだし、極端な話、その書店に入っただけで他の全国書店にある本は切り捨てるわけだ。
この発想を1冊の本に当てはめれば、誰でも無意識のうちにフォトリーディングしていることになる。
その他の情報や体験、人との出会いなども、みな同じではないだろうか?
たとえば結婚相手を選ぶのに、世界中の異性全員をチェックするのは不可能だ。
これがわかってくると、1冊の本から1つの気づきだけでも、十分元がとれたと満足できる。
必死で情報をかき集めなくても、自分に必要な情報にはベストなタイミングで出合うと信じて、焦らなくなる。
*****
【インターネットビジネス】 2005/12/28
「###name###さん、こんにちは!ABC会社の山田です。今回###name###さんにぜひお知らせしたいのが…」
こんなメールが、以前インターネットで商品を買った会社から送られてきた。
しばらくすると、同じところから「先ほどは氏名欄が変換されないまま送ってしまい、申し訳ありません」と届いた。
なるほど、一度登録しておけば、「###name###」の部分がそれぞれの氏名に自動変換して送信されるわけだ。
でも今どき、「○○さん、」が自分だけに宛てたメールだと思って、親しみを感じる人がいるのだろうか。
セールスレターの書き方にしても、ある有名経営コンサルタントのパターンをマネしたものがやたらと増えた。
売り上げ増につながるのかもしれないが、いずれも機械的に処理されているようで、私はあまりいい感じがしない。
インターネットのさまざまなシステムを使って商売をすると、人件費や手間が省けるメリットがある。
反面、最近ではそこで使われるテクニックが知れ渡ってきて、底の浅さがわかるようになった。
一時的に儲かっても、誠意のないビジネスからは、やがてお客さんは去っていくだろう。
*****
【プラス思考のデメリット】 2005/12/27
昨日から連続で、ある講演家の話を聞いた。
特に今日は長時間に渡り、参加費もそれなりだ。
そして、それに見合ういい話が多かった。
しかし、3分の2以上は、ジョークも含めて前日の話と同じ。
私は講演や授業で同じ話をしないタイプなので、途中でちょっと飽きてきた。
こんなとき、プラス思考の人なら「いい復習になるなあ」とか思うのだろうが。
最近読んだ本に、マズくてサービスも悪い食堂でのプラス思考のやり方が書いてあった。
「そう感じたのは、今まで美味しい料理を食べていい対応をされていたからなのだ、ありがたい」
一瞬「ナルホド!」と思ったが、自分の精神衛生上はともかく、クレームをつけないと今後も犠牲者が出る(笑)。
ホンネではそう思っていない場合、プラス思考には知らないうちにストレスがたまるデメリットがある。
いい人を演じるのも修行だろうが、言うべきことはストレートに伝えるのも誠意だと思う。
多少こじれて修復に時間がかかるかもしれないが、「ハッキリ言ってくれてありがとう」という感謝もあるはずだ。
*****
【出版おめでとう!】 2005/12/26
「ハイレベル英単語1000―Puntasy Worldへようこそ」
構想5年、ボツになってもメゲずに出し続けた企画書15通。
英語教師の大先輩である野崎成文先生が、ついに全国出版を果たした。
今日わざわざ、職場まで持ってきてくれた。
まえがきの謝辞に、こんなふうに書いてもらった。
「私のよき友人であり英語教育界の異才で、執筆と本の出版に関して貴重なアドバイスと大きなサポートをくださった宮崎学園高等学校の中元康夫先生」
とてもありがたい言葉だが、私が思うに、運だけでなく「縁」もまた実力のうちだ。
17歳下の後輩が提案する出版方法を信じて、私流の「成幸法則」のパワーを証明してくれた。
5年前に2人でイメージした夢が、今日実現したのだ。
+++++
(掲示板への書込み)
中元先生
さっそくのご紹介ありがとうございました
思えば5年前のことでしたね
「先生 これ本になりますよ 本にしましょう」と言ってくださったのは・・・
着想から考えると7年目のできごとでした
いろいろ紆余曲折はありましたが
夢が実現した「今日といふ日」を迎えることができました
「情熱は何を満たしてもよい」(谷川俊太郎)
これからもどうぞよろしくお願いいたします
*****
【燃費の計算】 2005/12/25
「リッター何キロ走るの?」
車に乗るようになって以来、何百回も聞かれた質問だ。
数字に無頓着で計算方法も知らないので、この20年間ずっと答えられなかった。
外車だと聞かれる回数が増えて面倒くさくなったから、父に燃費の出し方を教えてもらった。
そんなことも知らんかったのかと、かなりバカにされたが。
計算してみると約6キロで、かなり燃費が悪いそうだ。
あと知らないのが、ガソリンが1リットル大体いくらなのか、ということ。
あのスタンドは何円安い、とか言われても興奮できないのだ。
ここで告白すると、給料やボーナスの金額とか銀行口座の残高も、ろくに知らないままでいる。
不便のない程度に生活できればいいと思っているから、常識がなくなっているのかもしれない。
*****
【ご乗車ありがとうございます】 2005/12/24
「プチ紳士を探せ!運動」への投稿、第3作。
サポーターズクラブ会員、募集中!(特に宮崎支部)
+++++
私の住む宮崎県は、ずっと以前は「新婚旅行のメッカ」と言われていました。
青島や堀切峠のある日南海岸沿いには、たくさんのカップルが訪れ、アツアツムードだったのです。
タクシー会社も大繁盛で、新婚さんを案内する運転手さんたちの親切な態度は、日本一とも言われたものです。
ところが、その後の海外旅行ブームがきっかけで、観光地としての宮崎は下降一直線。
最近では学生でも車を持ち、夜は夜で、飲んだ帰りには代行運転業なども出てきました。
景気も悪くなり、タクシー利用者数はガタ落ちです。
あの評判のよかったタクシーの運転手さんたちも、時代の流れで少しずつ消えていきました。
私が社会人になった頃には、タクシーの運転手といえば、どちらかというと無愛想なイメージがありました。
私自身、急ぎがあって駅から自宅まで利用したとき、「駅前で2時間も客待ちして、たったこれだけか」と嫌味を言われたことも。
ある日、飲んだ帰りにタクシーを拾いました。
ドアが開いて乗ろうとすると、
「ご乗車ありがとうございます」
運転手さんが、笑顔で頭を下げてくれました。
乗車中も言葉づかいが丁寧で、当時の若い私に対しても、態度がとても良かったのです。
「とても心地よく利用することができました。いつもこのような親切な応対をされているのですか?」
私が聞くと、
「ありがとうございます。私たちの仲間うちで、このままではいけない、自分たちから変えていこうと話し合ったのです。宮崎のタクシーの運転手が、また誇りを持てるようにしたいので」
この発想も、またプチ紳士。
たった10分程度の出会いでしたが、10年以上経った今でも忘れられず、こうして「プチ紳士を探せ!」に投稿するほどなのです。
やはり、小さな親切や心づかいを大切にしていきたいものです。
*****
【されど50円】 2005/12/23
「プチ紳士を探せ!運動」への投稿、第2作。
サポーターズクラブ会員、募集中!(特に宮崎支部)
+++++
福岡のホテルまで、駅からタクシーを使ったときのこと。
おつりを受け取って、フロントでチェックイン。
すると、
「今タクシーでお越しのお客様!」
見ると、私が乗ったタクシーの運転手さんでした。
「私でしょうか」
「ああ、よかった。おつりが50円不足していました。どうもすみませんでした」
そう言って、その運転手さんは、小さな50円玉を1個手渡してくれました。
私は、おつりのことに気づいていませんでした。
もし気がついたとしても、たかが50円、貴重な時間を使って連絡することもないと思ったはずです。
ところがこの運転手さんは、わざわざ降りて走ってきて私を探し出し、頭を下げてくれました。
とても疲れていたそのとき、私にとっては「されど50円」でした。
*****
【ガンバレ】 2005/12/22(宮崎に60年ぶりの雪1センチ)
中学時代からの友だちで、大学も同じ関西だったトウゴ(白井藤悟)さんが、会社を辞めて独立した。
投資ビジネスが専門で、ライブドア大学の講師をしながらスクールも開講、年明けには飛鳥出版社から株式投資の本も出す。
メルマガも始めて(無知な私は「編集後記」くらいしか理解できないが)、今後注目されそうな人物だ。
こう書くと、いかにも順風満帆な成功者のように聞こえる。
だがメルマガのバックナンバー「自立投資家への道」で告白しているように、うつ病で窓際サラリーマン、酒びたりの日々から這い上がってきた男だ。
何もできないが、こうして応援くらいはさせてもらおう。
「これからはアスファルトの上ではなく氷の上を歩いて行くんですね。
アスファルトは粘ついて足元を取られることがあっても崩れ落ちることはありませんものね」
すごい言葉だ。
*****
【はいっ、3万円】 2005/12/21
「プチ紳士を探せ!運動」への投稿、第1作。
サポーターズクラブ会員、募集中!(特に宮崎支部)
+++++
地元新聞の投稿欄で紹介されていた話です。
ある女子高生が、修学旅行中の駅で、電車の窓から財布を落としてしまった。
財布はプラットホームと車両のすき間に落ちて、そのまま発車の時刻になった。
騒ぎに気づいた一人のおじさんが、動き始めた電車といっしょに走りながら、
「いくら入ってたの?」
女子高生は、涙声で答える。
「3万円です」
すかさず、
「はいっ、3万」
そのおじさんは差し出した。
とっさのことに、女子高生は思わずそのお金を受け取った。
小さくなっていくおじさんを見ながら、彼女は感動と感謝の涙が止まらなかった。
「おじさんは、後で拾えばいいのである。
しかし、とっさの機転と判断力、何より人を信ずる心と思いやりが、この女子高生を救った。
もしこのおじさんがいなかったなら、さぞみじめな旅に終わっていたことだろう」(投稿者・浜砂さんのコメント)
この話を読んだとき、「ここにもプチ紳士が!」と、うれしくなりました。
胸が温かくなり、手にしていた朝のコーヒーまで、美味しく感じられました。
*****
【第六感で行動する】 2005/12/20
楽しいことのはずなのに、なぜか気が進まない。
そんなときに予定通り行動すると、やはりうまくいかなかったりする。
第六感が当たった、そんな体験をしたことがないだろうか。
これを逆手に取って、いい予感に従って行動してみるのもおもしろい。
予定と違って無意味に思えるけれど、なぜかそうしたい気持ちになったことを、素直にやってみる。
遊び感覚の実験だと思って、そういう一日を意識的につくってみると、意外な展開が楽しめる。
まず、自分が今までいかにそういう感覚を無視したり、常識で抑え込んできたかがわかる。
予定通りでなく、第六感で別のオプションを選んだところ、思わぬ人や情報に出合うこともある。
「ああ、今日ここに来る気になったのは、このためだったのか」と、目的と別のところに意味を見出すようになる。
*****
【今を見る】 2005/12/19
2人のお坊さんが旅をしていると、川のほとりに艶めかしい女が立っていた。
流れが急なため向こう岸に渡れない女を、年上のお坊さんが抱き上げて運んだ。
若いお坊さんは、不純なことをして平気そうなお坊さんに我慢しきれず、「よくあんなことができますね」と責めた。
年上のお坊さんは、何のことかと一瞬不思議そうに見たが、やがて優しい笑みを浮かべて言った。
「今の私は、もうあの女を抱きかかえてはいませんよ」
この話、最初は意味がわからなかったが、気づいてみればけっこう深い。
*****
【白髪の気づき】 2005/12/18
最近白髪が増えて、さすがに気になってきた。
せっかくの機会だから、自分の意識を観察していたら、おもしろいことに気がついた。
どう見ても黒髪のほうが多いのに、白髪に意識が向いてしまう。
人間は放っておくと、マイナス面に目がいきやすい。
バランスをとるためには、日頃から意識してプラス発想を続けることが必要だ。
今まで気にもとめていなかった、白髪のある人たちがやたらと目につくようになった。
「意識は拡大レンズ」ということを実感。
大きな目標を持てば、レベルの高い人や情報が引き寄せられるし、その逆もまた同じだろう。
*****
【達人】 2005/12/17
ちょっとマユツバな話なのだが、印象に残っている話を。
かつて極真空手(直接打撃制の実戦空手)の黒帯と、ただひたすら瞑想だけしてきた男性が、試合をしたそうだ。
結果は、なんと瞑想の勝ち。
これが本当だとすると、たぶんお互いの「時間軸」の違いが理由だと思う。
瞑想によって潜在能力が開発された場合、相手の動きが遅く感じられることはあるだろうから。
野球のバッティングを極めた人も、「全盛期はボールが止まって見えた」と言ったりする。
空手家の攻撃がスローモーションのように見えれば、それをかわしてポンと蹴れば、試合には勝てる。
圧倒的なパワーとスピードで、相手をノックアウトしてしまう必要はないのだから。
このあたりに、今までの常識とはまったく違った武道の「達人」の可能性が感じられる。
*****
【1日400語】 2005/12/16
「ミリオネアの教え、僕の気づき」(今年ダントツのインパクトを受けた本)の著者である河本隆行さんは、ほとんど英語が話せない状態で単身渡米、その後6ヶ月で劇的に英語をマスターした。
彼の英語学習の秘訣は、ズバリ「ボキャブラリー(語彙)」だという。
英会話ペラペラ系の友人たちが留学生活を楽しむ中、たった一人で毎日辞書と格闘したそうだ。
そのときのノルマが、1日400語の英語辞書読みと暗記。
「1ヶ月で英単語1000語を暗記する法」を解いてきた私もビックリ、1ヶ月で1万2000語!
もちろん忘れていくものも多いだろうが、やはり成功する人は基準が違う。
効果的な語学学習は「毎日コツコツ」よりも「短期間で一気に集中」、という原則にも合っている。
*****
【体を揺さぶる】 2005/12/15(ありがとう3万回達成)
日々のテコンドーの練習に加えて、週末はジムで鍛えている。
ウォーミングアップでジョギングを20分(脂肪が燃え始める時間)、ゆっくりと刻むように走る。
これならぜんぜん疲れないし、体が熱くなってきて、老廃物が汗とともに流れてスッキリする。
歩数を数えてみると、1分間に約165回だった。
ということは、たった20分で3300回も体を上下に揺さぶることになる。
何でもないことのようだが、やっている人とやっていない人では、体の質がまったく違ってくるのを実感する。
*****
【一読を】 2005/12/15(ツイてる3万回達成)
「わたし、だまされました。 告発!ネットワーク・ビジネス」という、インパクトのあるコミック・ノンフィクションを読んだ。
「勧誘方法から借金地獄の実態まで… その手口を暴いたルポルタージュ」とある。
誠実にビジネスに取り組んでいる方には失礼だが、日本人の10人に1人はネットワークビジネスに誘われる現状の中、この内容を情報として知っておくことは必要だと思う。
「最初に頑張れば、後は自動的にお金が入ってきます」
「夢を叶えたくないですか?」
「今がビジネスチャンスです!」
…こんな言葉をかけられた要注意!(帯の文より)
「ついていったら、こうなった―キャッチセールス潜入ルポ」も、一度読んでおいたほうがいいだろう。
路上アンケートや電話による勧誘、アヤシゲ商品や広告などの実態がよくわかる。
オレオレ・振り込め・フィッシング詐欺やカード不正使用の対策をまとめた、「架空請求 その時どうする?」も1冊持っておくと便利だ。
一見それとわからない新興宗教にも、くれぐれも気をつけたい。
*****
【災から愛へ】 2005/12/14
毎年この時期になると、清水寺のお坊さんがその年のイメージを漢字で書く様子が、全国テレビで放映される。
去年は「災」だったが、個人的には「なんてマズイことを…」と思った。
あれで国民全体に「災い」の意識が広がって、ますます世相が暗くなり、予想通り災害や事故事件が続いた。
仏教のスペシャリストだから、言霊(ことだま)の影響力は熟知していたはず。
イメージした通りのこと、言葉にした通りのことが、現実となって引き寄せられるのだから。
その反省からか、今年は180度変わって「愛」。
来年こそは、穏やかで平和な年になるだろう。
追記12/18:
上記の漢字は「全国公募」で決定するとか(お坊さんごめんなさい)。
今年は85,322通のうち4,019票(4.71%)が「愛」だったそうだ。
せめて国民の10%が「愛」を意識すれば、流れが変わると思うのだが。
*****
【一人遊び】 2005/12/13
本日、通勤中にカウンターを使って、「ツイてる」を2万5千回達成。
「ありがとう」もそうだが、言葉の力を知って以来、過去に同じくらいは言ったと思う。
それぞれ実質10万回、合計20万回というところかな。
ということは、成人までに浴びるという約15万回の否定的な言葉の数を、なんとかクリアしたことになる。
私は今41歳なので、来年までにあと15万回くらい「ありがとう」「ツイてる」を言えば、バランスがとれる。
今月だけであまり無理せずに5万回言えたので、だんだん野望が出てきた。
何のためにやっているかというと、まず自分自身をプラスのエネルギーで満たすため。
それがあふれ出したとき、余裕を持って人を助けられるという仮説の実験だ。
人前でやるとアヤシすぎるけど(笑)、お金もかからない一人遊びだからね。
*****
【肩書き】 2005/12/12
自分の肩書きで威張る人も、他人の肩書きに頭を下げる人もいる。
一般的に、「政治家」「医者」「弁護士」あたりが権威になっているようだ。
人物として尊敬するのはともかく、職業名を崇め奉る必要などどこにもない。
仮に総理大臣からフリーターまでが無人島に漂着したとして、肩書きが何の役に立つだろうか。
数日後、フリーターが偉大なリーダーとなって、総理大臣は名前も呼び捨てにされるかもしれない。
人間の本当の肩書きは、「みんな同じ」という名称だそうだ。
残念なのは、このことに気づいているのは、肩書きのない側だけであること。
威張っている人も愚かだが、卑屈になっている人も、見ていて情けない。
自然体で、誰の前でも普通のテンションでいたい。
*****
【今日一日】 2005/12/11
なぜか頭から離れない「ひとこと」があって、そのうちの1つが「今日一日」という言葉だ。
テレビで見た麻薬患者の更正施設の貼り紙で、とにかく今日一日を乗り切ることだけを考えるということ。
厳しい日々が続く彼らのうめき声のような重い言葉だが、一般の人にも必要な考え方だ。
明日から職場や学校でやらねばならないことを、次々と心の中で積み重ねていく。
それらの痛みを合計して「今」感じて、ヘトヘトになっている人がいる。
昨日までの痛みの合計を「今」感じて、わざわざ辛い体験をくり返す人もいる。
「今日一日」の枠の中で生きて、「今日一日」で完結させる。
過去も未来もとりあえず切り離して、朝生まれるように目覚め、夜死ぬように眠る。
この意識づけ、心がけたい。
*****
【セット】 2005/12/10
プラスには、必ずマイナスがセットでついてくる。
マイナスという概念がないと、プラスという存在もなくなってしまうから、当然のことだ。
プラスだけ、というのは自然界の原則に反することになる。
ということは、マイナスがあるところには、必ずどこかにプラスもくっついている。
必ず、だ。
それを発見できるかどうかが、成功と幸せのカギだろう。
*****
【好きなこと】 2005/12/9
「好きなことをやって
生活の収入を得て
それが人の役に立つ」
これが、仕事をする社会人の理想だと思う。
ところが、その「好きなこと」をやるために会社に入って、人間関係でストレスをためる人がいる。
「好きなこと」をするために脱サラして、収入の少なさや現実とのギャップに悩む人もいる。
それらを乗り切れる条件は何か。
「私にとって、これは「本当に」好きなことなのか?」
他人の評価や、そのときの状況によって思い込んでいることも、意外と多いものだ。
*****
【誰が「豊か」なのか?】 2005/12/8
Aさん=預金1000万円、月給100万円、不労所得(不動産などの収入)なし、1ヶ月の生活費100万円。
Bさん=預金500万円、月給50万円、不労所得なし、1ヶ月の生活費25万円。
Cさん=預金200万円、月給なし(仕事をしていないため)、不労所得50万円、1ヶ月の生活費50万円。
この中で、誰がいちばん豊かな生活を享受しているのだろうか?
「金持ち父さん貧乏父さん」のロバート・キヨサキによると、答はCさん。
羽振りのよいAさんや倹約家のBさんと比べて、預金も月収もいちばん少ない人だ。
なぜか?
Aさんがもし仕事を辞めると、生活できるのは「10ヶ月」。
Bさんは「20ヶ月」、Cさんは?
そう、「半永久的」なのだ。
*****
【メッセージ】 2005/12/7
@好きだが不得手なことをやって、失敗する。
A嫌いだが得意なことをやって、成功する。
私は両方を体験したが、どうも@のほうが最終的にはうまくいくような気がする。
Aは、いつか「得意なことより好きなことがしたい」と、エリートコースをエスケープする予感がある。
@の失敗は、実は成功のための「学び」で、それがきっかけで「大成功」につながることもある。
「好き」というワクワク感は、自分にとって本当のライフワークへと導く「メッセージ」なのかもしれない。
*****
【4つのパターン】 2005/12/6
@好きなことをやって、成功する。
A好きなことをやって、失敗する。
B嫌いなことをやって、成功する。
C嫌いなことをやって、失敗する。
@なら最高で、Cは誰でも避けたいだろう。
問題は、AとBの究極の選択ならどちらを取るか、ということ。
多くの人は、生活のためにBを選んでいるのではないだろうか。
10年間、好きな音楽活動を続けたが、プロにはなれず音楽で稼げなかった人。
10年間、好きでもない仕事を愚痴を言いながら続け、なんとか食べていけている人。
この10年間は、果たしてどちらが幸せだったのだろうか。
*****
【自分は?】 2005/12/5
罪もない人を殺す者は、狂人と言われる。
では、何もしていない人をイジメる者も、「狂人」と呼んでいいのでは。
戦争のニュースを見て、愚かなことだと嘆いている。
あの人だけは許せないと言うあなたも、似たようなものだが。
某国の拉致問題は冷酷非情だ、許せない。
離婚して子どもを親に会わせない者が、他人事になると憤る。
人のあら探しばかりして、悪口を言う人ってイヤだよね。
あれ、それは悪口じゃないの?
*****
【統計上の証明】 2005/12/4
「最悪だと思った出来事が、長い目で見れば今の幸せにつながっている」
ある新聞の特集で、そう答えた人の割合は、なんと90%以上だったそうだ。
ということは…。
「最悪」な出来事にあったら、それは90%以上の確率で、後の幸せにつながることになる。
慰めなどではなく、統計上で証明された「事実」なのだから。
これからは、悪いことが起きたとき、あえて喜んでみてはどうだろうか。
*****
【幸せのきっかけ】 2005/12/3
「あの○○という経験があったからこそ、今の幸せな自分がある」
多くの人が、そう言いながら、微笑んで昔をふり返る。
○○の中に、思いつく言葉をいくつか入れてみよう。
病気、離婚、リストラ、破産、失恋、挫折、失敗、争い…。
こうして見ると、つらい出来事ばかりだ。
幸せのきっかけは、幸せなことではなかったのだ。
*****
【すでに報われている】 2005/12/2
女優のウーピー・ゴールドパークが、あるテレビ番組で、俳優養成学校の学生たちから質問された。
「アルバイトで生活費を稼ぎながら、仲間たちと演技について徹夜で議論し、一生懸命に練習を続けてています。夢をかなえようと努力をしているのですが、なかなか役がきません。私たちは、いったいいつ報われるのでしょうか」
「仲間と語り合いながら、好きな演技の練習を続け、夢に向かっているのですね」
「そうです」
「あなた方は、すでに報われているではありませんか」
*****
【ありがとう2万5千回】 2005/12/1
ここ10日ばかり職場の行き返りに、車の中でカウンターをカチカチやりながら、「ありがとう」を2万5千回言ってみた。
私が好きな格闘家の須藤元気さんは、お遍路さん(四国八十八ヵ所巡礼)をやりながら21万90回言ったそうだから、比較にもならないが。
とりあえず、ある変化が起きると聞いた最低ラインを、今日達成した。
心理学の権威シャド・ヘルムステッター博士によると、「人は生まれてから成人するまでの間に、平均14万8千回もの否定的な言葉を周囲から聞かされる」そうだ。
最初これを聞いたとき、「14万8千回!」と思ったが、考えてみれば通勤時間だけで、10日で2万5千回はいけるのだ。
私は実際にやってみたから、今なら「驚くほどの数でもない」と言うことができる。
何事もバランスが大切なので、意識して肯定的な言葉を自分の中に注いでみようと思った。
シーソーのように、はじめはビクともしなくても、少しずつ相手が浮いてきて、ついには完全に逆転するイメージだ。
「プラスの言葉を口にすれば運が良くなるというが、いいことが起きない」とマイナスの言葉を口にする人がいるが(笑)、今までのマイナスを圧倒するような量が不足しているのだ。
「ツイてる」を一日千回言う人がいるそうだが、スキマ時間にカウンターを使えば、軽くクリアできる数だ。
たった5ヶ月で20年分の否定語をクリアできるのなら、この際チャレンジしてみてはどうだろうか。
それで幸せになったという人がたくさんいるのだから、つべこべ言わずにやってみよう。
*****