<2001年>
■よう見とけよ竹中、この大きな会場を。
でも、どんな大きな会場でも、7メートル四方のリングは変わらんのんじゃけえの。 今までやったことをやれば、勝てるよおまえは。
必ずおまえはここで勝てる。 (竹原慎二「ガチンコ・ファイトクラブ」)
■組織にへつらって頭ァ使って神経すり減らして…
泥水すすって上に昇っても…
人間、200年は生きられないんスよ… (マンガ「HEAT」)
■媚びるな…
媚びて飼われりゃメシは食える…
だが一生、鎖でつながれる… (マンガ「HEAT」)
■一つしか道がねェんなら…
他人の山ァ登るより
自分の山ァつくる方がおもしろい… (マンガ「HEAT」)
■目標がのうなって空虚さがつのる…
能力のある人間はおうおうにしてそういうエアポケットに落ち込むもんや。
「力」があるから一つの到達地点で満足できんのや…
もっと上のランクをめざすことや。 (マンガ「女帝」)
■死に際の集中力!
こいつをモノにしろ!
非日常の集中力を日常化できるものが、真の格闘技者だ。
この集中力でとらえれば、ボクサーの左ジャブもムエタイのキックも、あくびが出るほどノロマなものに見える。 (マンガ「グラップラー刃牙」)
■ぼくが28年間生きてきて、みなさんに言えることはただ一つ。
目標を持ってください。 (イチロー)
■バレエの技術ってな、長い時間をかけて、コーヒーを1滴1滴ドリップするようなもんだろ。 (マンガ「昂」)
■「なにがバレエダンサーだ!
そんなもんで食べていけるようになる人なんて、ほとんどいないだろ。
ダメだったときはどうするんだ!?
世の中そんなに甘くないぞ」
「ダメだったときは…
いいの。
あたしはそれで終わりで
いいの」 (マンガ「昂」)
■「バレエにはこんな自由はない。
ぜんぜん違う。
手が1センチずれたとか、足の甲が伸びてないとか。
もう、気がヘンになりそうなこと、しょっちゅうあるよ」
「だから、おまえ、ヒッホップやるんだろ…」
「でも、本当にギリギリの、針の穴を通すような踊りができたとき、背筋が震えるような気がするの…!!
1年に1回あるかないかだけど、そういうとき、たぶん、電流がテレパシーみたいに、あたしの身体からどばーって出てると思う。
バレエはほとんど楽しくない。
でも、楽しいとか楽しくないのむこう…
1センチとか1ミリの、逃げ出したくなるような針の穴のむこうに、何かがあるの。
死んじゃうくらい気持ちいいことが…!!」 (マンガ「昂」)
■オレたちのダンスは、盛大に打ち上げる花火みたいなもんんだ。
あいつは、ナイフのエッジを歩くような踊りを選んだ人間なんだ。
生き方の違いだ。 (マンガ「昂」)
■いいかい、バレエの故郷が欧州である以上、思想・文化・身体的機能に至るまで…
バレエは本来、ヨーロッパ人が踊るようにできているもんなんだよ。
彼らには感覚的に理解できるマイムひとつが、アタシらには学習が必要だったりする。
あんたはローザンヌで現実を知るだろう。
アタシらは100歩うしろからスタートしなければならないことを。
これは肝に命じておきな。
世界中どこを探しても、喜んで自分たちの文化に蛮族を受け入れる民俗などない!
自分が自分でいられる場所なんて、甘い幻想は捨てな。 (マンガ「昂」)
■だけどね、だからこそなんだ。
バレエの国でないところから、侵入してきたダンサーこそ本物さ!
あんたにはきっとやれるよ!! (マンガ「昂」)
■「たとえやめても、あの夢島で精一杯やった努力はきっと俺の一生の糧になるはずさ!
もう後悔も未練もねえ!」
「夢島で人に“やらされてた”練習を努力とは言わねえだろ。
好きな野球して将来メシ食おうなんて図々しい特権、与えられた宿題こなした程度で手に入るわけねえじゃん」 (マンガ「MAJOR」)
■私がまず、あなたに肌で感じて知ってほしかったのは 肩や身体を休めるのもトレーニングの一つだということよ。
あなたがサウスポーに転向して、たった数年でここまで投げられるようになったと聞いて驚いたわ…
きっと今まで、人知れず毎日相当な努力をしてきたんでしょう。
敬服に値するわ…
でもね、そんなやり方してたら、あなたはそう遠くない将来また必ず故障します。
千石に打たれて焦る気持ちはわかるけど…
自分のコンディションを管理して、焦らず計画的に練習すれば、ほっといても、あなたの直球はこれからまだ早くなるわ! (マンガ「MAJOR」)
■別に俺はプロになれると思っちゃいないし、その気もねえ。
でもなオヤジ…
追いかけずに後悔する夢はあっても…
たとえダメだとわかってても、俺は、追いかけて後悔する夢なんて、多分この世にゃねえと思うぜ!! (マンガ「MAJOR」)
*****
<2002年>
■先生。
なんかさあ、先生たちって、大人なのに赤ちゃんみたいなところがあるよねえ。
難しいことは言えるのに、簡単なことが全然言えなかったりするんだね。 (マンガ「先生!」)
■バレエのことも、世界のことも、どこかで起きている戦争のことも、夢中の前では何も考えられない。
今、私は世界で最も視野の狭い37歳かもしれない。
それは幸せなこと。
一途に突き進める道の途中では、一切の迷いはなくなる。
視野の狭さは、夢中を生きる者の特権だわ!! (マンガ「昂」)
■俺がすごいんじゃねえ。 師匠がすごいんだ。 (マンガ「20世紀少年」)
■「どうやったら強くなれますか…」
「強くなる…
か…
“強い”とは、“弱さ”を知ること…
“弱さ”とは、“臆病”であること…
“臆病”とは…
“大事なものを持っている”ということ…
“大事なものを持っている”とは、“強い”ということ」 (マンガ「20世紀少年」)
■安定していないということは、もっと強くなることができるという裏返しと自分は思っている。
これからはさらにプロフェッショナルに闘えるよう、努力するだけだ。 (マーク・ハント/2001年K-1グランプリ優勝)
■金がねえなんてくらいの理由で、カンタンにあきらめ口調で夢を語るな!
いーか!?
金なんつーもんは、ただの単位だ!!
上がったり下がったりするだけのもんだ!!
人間は何かを出来ない理由はいくつでも考えつくんだ。
そんなもんに囚われて、夢をつまんねんもんにするんじゃねえ!! (マンガ「羅生門」)
■「ここまでか」
「チガウ…
あたしは“ここから”だ!!」 (マンガ「昂」)
■「40を過ぎても人に使われているくらいなら、腹を切ったほうがマシだ!」 (知人のKさん)
■「馬を水場に引っ張ってくることはできます。
だが水を飲ませることはできませんよ」
「じゃあ口いっぱいに辛子を放り込んでやれや」 (マンガ「監査役野崎修平」)