<相談室のことば(平成21年度2学期分)>
教育相談室 中元康夫
どんな偉人の名言でも、長い年月生き残ったことわざでも、誰にでも100%当てはまる真実とは限りません。
外見や性格はもちろん、生き方や考え方は、人それぞれだからです。
他人が感動したという映画や歌が、違う経験を持つ自分にはまったく響かないのと同じことです。
ウィンストン・チャーチルがオクスフォード大学の学生に語った、
「Never, never, never, never, never, never, give up !(決して、決して、決して、決して、決して、決して、諦めるな!)」
という有名な言葉も、ひ弱な私にとっては「カンベンしてほしい」人生哲学に聞こえます。
毎朝ハガキに印刷して掲示する「相談室のことば」も、必ずしも私自身が信じているものばかりではありません。
目的は私個人の思想を紹介することでは決してなく、さまざまな言葉を心の刺激として、お互いに思考することです。
「正解を探す」のではなく、「自分で正解をつくる」ためのきっかけの1つにしてもらえれば、それで十分だと思っています。
■「今さら」ではなく 「今から」
■「無知」から 「未知」へ (学び続けよう。)
■まあいいや もういいや どうでもいいやで 今の自分
■悪役の おかげで楽しい 水戸黄門
■誰にでも間違いはある だから エンピツにも 消しゴムがついている
■「ふと」の気づき 「たまたま」の縁 「あるがまま」のとらえ方 「とりあえず」の前向き行動 「にもかかわらず」の笑顔
■幸せな人生の2つのメガネ 人生の目標を眺める 遠メガネ 日々の小さな喜びを見落とさない 虫メガネ
■何がほしいの 何がしたいの 何もしないで 何ができるの
■なりきる やりきる 思いきる (きりまくる。)
■またあとで また明日 つもりつもって 今の自分
■たまにわくやる気は やる気じゃなくて 気まぐれ (本気は、終わらない。)
■Stop and Smell the Roses. (立ち止まって、バラの香りを。)
■同じ解決方法で 違う結果を求める人は、 頭がどうかしてるのでしょう。 (by アインシュタイン)
■微小な 微傷は 微笑で流す
■感動したら 次は自分が 感動を与える
■本当に好きなものを 嫌いになるぐらいまで やりたい (by 大谷主水/モデル・俳優)
■これでいいのかな? って悩んでる人は 大丈夫 (成長してる証拠だから。)
■Leader = Reader (上に立つ人は、本を読んでいる。)
■今が最高 今が最低 (今の「感謝」と、未来の「向上心」。)
■きっとよくなる もっとよくなる どんどんよくなる
■傷つくならば それは 「愛」ではない
■季節にも 春夏秋冬がある 人間にも 喜怒哀楽があっていい
■病いは天から頂いたお手紙である 病いをなおすのではない 病いで自分自身をなおすのである (by 常岡一郎)
■人生最悪と思った出来事が 長い目で見れば 今の幸せにつながったと答えた人 「90%以上」 (アメリカの新聞アンケート結果)
■才能とは 人に勝つためではなく 人を喜ばせるためのもの
■「ほめられる努力」より 「ほめる努力」を (「あっぱれ」とほめる殿様は、武士より弱いのに偉かった。)
■年をとることは強制的 成長することは選択自由
■蛇と牛が同じ水を飲んだ 蛇はそれを毒にして出した 牛は乳にして出した
■成功は「過去」のものだが 失敗は「未来」につながる
■美しい唇であるためには 美しい言葉を使いなさい 美しい瞳であるためには 他人の美点を探しなさい (byオードリー・ヘップバーン)
■下手な教師は教える うまい教師は学ばせる 素晴らしい教師は 生徒の心に火をつける
■絶対い幸せになれない秘訣 上手くいかないことを 他人のせいにすること (自分の人生を他人に任せることになるから。)
■人生はアップで見ると悲劇だが ロングで見ると喜劇だ (by チャップリン)
■練習とは 本番を「楽しむ」 ための準備 (by渡辺貞夫/サックス奏者)
■迷いがなければ 悟れない 疑いがなければ 信じることもない
■仕事に雑用はない 雑にやるから 雑用になる
■「雑草」 という草はない (昭和天皇)
■「お母さんより一日だけ 早く死ねますように」 「娘より一日だけ 長く生きさせてください」 (小児麻痺の娘と母親の願い事)
■友人を「探そう」としても 友人を見つけることはできない 友人に「なろう」としたら 友人はどこにでもいる
■「自分に自信がない」と 自信たっぷりに 語る君 (自信の方向性が間違ってるだけ。)
■「自分はネガティブ」と 気づいているだけでも 十分ポジティブ (自分をよくしたいという気持ちだから。)
■難のない人生は 「無難な」人生 難のある人生は 「有り難い」人生
■花は その花びらの すべてを失って 果実をつくる
■涙を止めれば また笑顔に「戻」れる 泣くのを止めれば また「立」ち上がれる
■「負けたことがある」のが いつか 大きな財産になる (by スラムダンク)
■小さい花は 小さく咲くのが 美しい (自分らしさを失わず。)
■心配というのは 悩むことじゃない 相手に精一杯の 「心配り」をすること
■相手の話を「聴く」 「聞く」は「耳」だけ 「聴く」は 「耳+目と心」
■散る桜 残る桜も 散る桜 (by 良寛)
■隣に誰かがいるだけで 「憂い」は 「優しさ」に変わる
■夢花月(むかつき)ませんよ だって 綺麗な言葉じゃありませんか (by 斉藤里恵/筆談ホステス)
■弓は使う時には 引き絞るが 使わない時には 緩めておくもの
■小さいことを 積み重ねることが とんでもないところへ行く ただひとつの道 (by イチロー)
■お風呂で 転んだからといって 二度とお風呂に入らない人は いませんよ (「失恋も同じです」 by 斉藤里恵/筆談ホステス)
■星という時は「日が生まれる」と書きます 辛い時は星を見上げてください きっと明日が生まれます そして明日は「明るい日」に違いありません (by 斉藤里恵/筆談ホステス)
■牛乳を飲む人より 牛乳を配る人のほうが よっぽど丈夫だ (by 小出義雄監督/マラソン)
■地球は英語でEARTH 最初のEはEDEN(大地) 最後のHはHEAVEN(天国)です 2つをつなぐのはART(芸術)では? (by 松本人志)
■人の世には 道は一つということはない 道は百も万もある (by 坂本龍馬)
■鳥のように自由に空を飛びたい なんて言うのは勝手だが 鳥が飛ぶためには 何万回翼を動かしているか よく見てごらん (by ビートたけし)
■「世も末だ!」 「末」のもう少し先に きっと「未」来ってあるんですね (by 斉藤里恵/筆談ホステス)
■傷つけ合いより 話し愛 わかり愛 いたわり愛
■恋は下に心があるから 「下心」 愛は真ん中に心があるから 「真心」
■「人」に「言」うで 信じる 信じているのなら 言葉に出して伝えよう
■「人の為(ため)」 と書いて 「偽(いつわ)り」 (本当は、自分のためでは?)
■外見だけで 一生の家を 買う人はいない (人も家も、居心地がいちばん。)
■嘘をついたとたんに 優れた記憶力が 必要になる (ストレスの元。)
■NO★WHERE(どこにもない…) NOW☆HERE(今ここに!) (一息入れる場所で、こんなに違う。)
■人は変われる 一緒なら by 谷村新司
■「協力」すれば 「力」が4つも 「+」される
■なろうと思ったからって なれるもんじゃない でも なろうと思わなければ 一生なれないんだ
■「命は大切だ」 誰かに何千何万回言われるより 「あなたが大切だ」 そう言われるだけで 生きていける
■もしあなたが 今孤独を 感じているなら すでに幸せを 知っているはず
■失敗はない あるのは 成功か 「学び」だけだ
■やりたいことではなく やるべきことを やる時がある
■過去を後悔するのなら 数年後の過去である 「今」を真剣に生きよう
■「明日やろう」を 7回くり返したら1週間 それを4回くり返したら1ヶ月 それを12回くり返したら1年
■1を10にするよりも まず0から1を始める (始めさえすれば、勢いがつく!)
■人の悪口を「吐く」から −(マイナス)を取ると 君の夢が「叶う」になる
■とことん 落ち込んだ人だけが 底を蹴って 浮上できる
■100%正しい答えはない でも 挑戦してみる価値は 100%
■世界を征服するより まずは 自分自身を征服せよ
■正解を探す生き方でなく 正解を 自分でつくる生き方
■今ここにある すべてのもは 昔の誰かの 夢の形
■LOVE IS ACTION (by マザー・テレサ)
■楽観主義者はドーナツに 悲観主義者はドーナツの穴に 目を向ける (どちらも生きるために必要、バランスが大事。)
■泥水も そのままにしておくと きれいな水になる (「問題は、放っておけば薄くなる」 by 老子)
■靴が買えなくて みじめな気持ちだった しかしそれは 足を失った男を見るまでだった (by ハロルド・アボット/俳優)
■勝つ意欲は誰でも持てる 重要なのは 「勝つために準備をする」 意欲である (by ボビー・ナイト/バスケットコーチ)
■できないことにとらわれて できることまで できなくなってはいけない
(2009/12/25)