<2012年8月>
●恋愛マニュアルに頼る人がモテないのと同様に、ビジネスもマニュアルに頼る人はできない人に見えます。(藤田晋)
●「欲しいもの」ではなく、「自分と同じもの」を引き寄せるんだ。(ウェイン・ダイアー)
●「握れば拳 開けば掌」
●「できそうもないこと」を「できること」に小分けして、「できること」としてやっていく。
小分けする方法が見えることが、「分かる」ということなのかもしれない。
まずなによりも、「どういうことをしたいか」がすべての前提だ。(糸井重里)
●うまくいかない時は、がむしゃらになるのも大事だが、無駄に時間を過ごすことも悪くない。
一日海を眺めるのもいいし、猫と遊ぶのもいい。
がむしゃらにやってたことの中にある、致命的な欠陥を見つけられることもあるからだ。
●一人っ子で母親の愛を十二分に受けた僕は、マザコン。
そのことで、生きる力を与えられた。
生きてていいんだって叩きこまれた。
母親に無条件に愛してもらえることは大事。
大人になって無条件の愛をもらえることは、ほとんどどないから。(谷川俊太郎)
●いじめゲームをしている君へ。
あのね。キモい死ねと連日ネットで言われるぼくが生まれた日、パパとママはうれしくて、命にかえても守りたいと思って、ぼくがかわいくて、すごく泣いたらしいですよ。
この子に出会うために生きてきたんだって思えるくらい幸せだったんだって。
それは、ぼくが生意気(なまいき)になった今でも変わらないそうですよ。
想像してください。君があざ笑った子がはじめて立った日、はじめて歩いた日、はじめて笑った日、うれしくて泣いたり笑ったりした人たちの姿を。
君がキモいウザいと思った人を、世界中の誰(だれ)よりも、じぶんの命にかえても、愛している人たちのことを。
そして、その人たちと同じように笑ったり泣いたりして君を育ててきた、君のお父さんやお母さんが、今の君を見てどう思うのか。
それは、君のちっぽけな優越感(ゆうえつかん)と引き換(か)えに失ってもいいものなのか。いま一度、考えてみてください。(春名風花)
http://www.asahi.com/national/update/0816/TKY201208160557.html
●<愛するわが子に死んでほしいと願った日々>
それまで私は、障害者との出会いはなかった。
自分の周りに障害者はいないんだから。
やっぱり、どこかで「自分とは別の世界の人たち」と思っていたのかもしれないですね。
それまでは障害者を差別なんかしてなかった。
自分はいい人だと思っていたから。
みんな、そうじゃない?
障害者に同情していたんですよ。
障害者を見たときに、手を握って道路を渡らせてあげようかなって気持ちはあったし、純粋にそう思えた自分がいたんですよ。
私、独身だった頃は、深夜のラジオ番組で、社会的弱者を助ける話を何度かしたことはありました。
ところが障害を持った子どもが生まれたら、どっかでその子を差別しているんです。
それはなぜかっていうと、今までは自分に降りかかっていなかったから、同情できたんです。
自分に降りかかったら、なんで俺に?ってなったんです。
それが正直なところですよ。
私、たまに講演を頼まれれて行ったりすることがあるんですけど、「1億円あったら何をする」っていうような話は、間違いだっていうんですよ。
五体が揃っている人間が、あれが欲しい、これが欲しいなんて言うんじゃないよって。
そうでしょ。
手がない人は何億出そうが手が欲しいい。
そっからスタートですもん。
苦労があったり悲しみがあったりするから、幸せがわかるわけじゃないですか。
(障害のある)次男は楽に生活してるらしい。
生活実習所には通ってるけど、世間(社会)には出てないから、上司にいじめられたとか、プレッシャーとかもない。
周りの人が優しくて思いやりがあるから、そこにいられるわけですよね。
世間を見ることはないだろうけども、それなりに幸せなら、それでいいんじゃないかな。(稲川淳二)
●<子どもの「なぜ?」への答え方>
まっ、ただただ真剣に考えて答えてあげるしかねえやな。
それなら多少的はずれであっても、たいして問題はねえ。
だって子どもはさ、自身でも日々成長してってるんだぜ。
いずれ自分たちでどんどん解決していくさ。
それより、どういう対応をしてくれたかってことのほうが、子どもにとってははるかに大きいんじゃねえかな。(マンガ)
●<無偏無党であるべき>
極端にひとつの主張を誰かれかまわずに続けるとか、あるひとつのグループに入ってそこに属さない人間はすべてバカだと考えるとか、若いうちはそういう過ちを起こしやすいんだけれども、それをやるとどんどん性格が歪んで社会性を欠いてくる。
ある宗教団体に入ったとして、信仰することはもちろん自由なんだけど、たまにそういう人の中には「その信仰をしていない人たちに対して自分が優れている」というような考えを持ってしまう人がいる。
どんな思想信条を持っていても、人づきあいだけはきちんと公平にやる、というのが非常に重要です。(浅田次郎)
●失敗して何かを失ったとき、その教訓まで失わないこと。
When you lose, don't lose the lesson.(ダライ・ラマ)
●死と同じように避けられないものがある。
それは生きることだ。(チャップリン)
●人はみな復興、絆、幸せ、愛について語るけど、心底思っているのは、食べることとヤルことだけよ。(マンガ「浮浪雲」)
●「矢沢、老けたよね。でもあいつは幸せに老けていってる。悔しいな」と思わせたら、俺の勝ちだよね。(矢沢永吉)
●一夜にして成功するには、20年かかる。(エディ・カンター)
●紙一枚は薄いが、重なれば本になる。(君原健二)
●金持ちとはお金がたくさんあることではなく、もうこれ以上はお金は必要ないと思っている人のことである。
貧乏人とはお金がないといういうことではなく、お金があってもまだ足りないと思っている人のことである。(久保博正)
●世界は丸い。
終わりだと思った場所が、実は始まりの場所かもしれないのです。(アイビー・ベイカー・ブリースト)
●男がきれいな女性のそばに1時間座っていると、まるで1分間のように感じるだろう。
だが、熱いストーブの上に1分間座らせたら、1時間よりも長く感じるだろう。
それが相対性だ。(アインシュタイン)
●腹が足を支えているのであって、足が腹を支えているわけではない。(ドン・キホーテ)
●あらわに見せるのではなく、ほのめかす、それが、無限なるものの秘訣である。(岡倉天心)
●茶の湯とは ただ湯をわかし 茶をたてて のむばかりなる 事と知るべし(千利休)