<2012年3月>
●諸行無常 諸法無我
●貧乏暇あり
●人の足は、一歩ずつしか進めない。
●生きた証は、会社ではなく、家族に記憶される。
●今日ほめて 明日悪く言う 人の口 泣くも笑うも 嘘の世の中(一休)
●門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし(一休)
●いい時も悪い時もある。
結果が出るのは最後だ。(映画「カンパニー・メン」)
●「自由」というのは、決して美しい言葉ではない。
自由を選べば、人間は生きていく上では非常に不自由になる。
そのために耐え忍ばねばならない孤独や心細さに比べると、我を折って「掟」の持つ不条理に耐えるほうが、はるかに苦痛は少ないと言える。
ただし、そのどちらを選んでも、苦しみと安楽さの収支決算は大して違わないようにも思える。
自由は冷たくて寒いものだし、束縛は暖かいが腐臭がする。
どちらを選ぶかは、「コブラがいいですか、タランチュラがいいですか」と問われているようなものだが、少なくともその選択は、それらを引きうける本人によってなされるべきだ。(中島らも)