つくし:「わ〜間に合わない」
司: 「どうした」
つくし:「これ見て」
司: 「赤ちゃん競争? だったらうちの子が優勝間違いなしだ」
つくし:「・・・」
「赤ちゃん競争って、かわいらしさを競うわけじゃないわよ」
「ハイハイ競争!!」
司: 「ハイハイ?」
つくし:「舞や翼の好きなおもちゃとかお菓子を持って私がゴールであの子達を呼ぶの」
「駿の時はこの大会があるとき6か月でまだハイハイできてなかったんだよね」
司: 「・・・で、舞達を出場させたかったわけか」
つくし:「そっ!」
「なのにこの子達まだハイハイしないんだもん」
司: 「それじゃ舞達がハイハイできるまでその競争を延期すればいいだろう」
つくし:「圧力かけてそんなことしないでよね」
司: 「にらむな」
「それじゃ俺がその競争企画してやるよ」
つくし:「えっ?」
司: 「企業でやればそんなのすぐできるだろう」
つくし:「あんまり派手にはやらないでよね」
司: 「部下にやらせるから心配するな」
つくし:「やらせじゃなく平等だよ」
司: 「わかってるって」
つくし:「その笑いが心配・・・」
2週間後
司: 「さぁここだ」
つくし:「ここってうちじゃない!」
「舞と翼以外に赤ちゃんはいないのになんで花沢類に西門さん美作さんまでいるの!?」
「それにうちの使用人全部がギャラリーになってる」
司: 「普通じゃ面白くないだろう」
つくし:「普通でいいと思うけど」
司: 「そんな焦った顔するな」
類: 「司の話聞いたらおもしろそうだったから」
あきら:「何でも司の思うとおりに行かないことを教えてやらないとな」
総二郎:「俺達四人に舞と翼だけだと少ないよな?」
司: 「駿も参加させればいいだろう」
つくし 「いったい何やらかすの?」
司: 「俺達四人がゴールで待っている」
「子供たちが誰に来るかを競うゲームだ」
あきら:「司は子供たち全員が自分のところに来るって言い張るんだよなぁ」
つくし:「大丈夫なの?」
「・・・もしさ、子供たちが司のところに行かなかったらどうなる」
類: 「その時は牧野に任せる」
つくし:「任せるって・・・無責任だ!!」
つくし:「あっ、始まった」
司: 「こっちにコイ」
あきら:「舞♪」
総二郎:「舞♪」
類: 「舞♪」
司: 「お前ら3人なんで舞なんだッ!」
あきら:「舞が俺たちのほうにきたほうが面白いだろ」
総二郎:「司が落胆しそうだ」
類: 「荒れたら困る」
司: 「暴れねぇよ」
つくし:「・・・舞、途中で止まって4人の顔をじーっと見てるよ」
「あっ、司に行こうとして微妙に美作さんのコースに体を代えてる」
「西門さんと花沢類を見比べて・・・花沢類! 行っちゃった・・・」
司: 「舞!!!!!」
あきら:「負けた」
総二郎:「案外舞の初恋も類だったりしてな」
司: 「うるせっ、たまたま類のほうが近かっただけだ」
「まだ翼がいる!」
類: 「翼ならコースはみ出して牧野に抱っこされてるけど」
司: 「つくしは違うだろうが〜」
つくし:「着ちゃったんだからしょうがないでしょう」
駿: 「お父さんには僕がいるから」
あきら:「3歳児に気を遣わせてる・・・」
司: 「お前らも少しは気を遣え!」
類: 「気は遣ってるよ」
司: 「?」
あきら:「司が機嫌悪くなったらよろしくって牧野に頼んでいる」
総二郎:「子供たちは俺たちが面倒見てやるからなッ」
司: 「それ、いいかも」
つくし:「勝手なこと言わないでよ」
駿: 「お母さん・・・泣きそう」
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