研磨の流れと裏スキ


 研磨工程


1. 動刃・静刃の開閉により刃の当たり具合をチェックします。

2. 動刃・静刃を分解し、反り・アーチをチェックし、狂いが生じている場合はチップハンマーにより調整します。

3. 研磨に入ります。 表刃を機械により研磨し、裏刃に出たバリを砥石にて取り除きます。

4. 動刃・静刃を研ぎ上げたら、刃付け作業に入ります。

5. 動刃・静刃を組上げます。

6. 再度、刃付けをして終了になります。

7. ハマグリ・ケンサキは鏡面仕上げに致します。



 裏スキ


 鋏は、長く使うことにより狂いが生じてきます。
その狂いを矯正をし鋏の裏にくぼみ(ひぞこ)を作り直し、鋏身に力を出すことにより、新品の切れ味に戻ります。