アニメランド
県内外のアニメファンを熱狂させたラジオイベントです。1984年10月に放送開始された「アニメランド」の夏の公開録音です。東京から人気声優をゲストに招き、えびの高原ホテルで実施。神谷 明、山口勝平、林原めぐみ、日のり子さんなど人気声優が多数来県、貸切バス数台で一泊の有料バスというユニークな企画で賑わいました。遠藤、俵屋、伊藤、梅垣、前田、富樫、黒部、樫元 洋アナなどが担当、最終回はアニメ作家の芦田豊雄さんやMBC采野アナ、OBSの平野アナも参加しました。1999年(744回)で番組は終了。

DJの樫元 洋アナと伊籐佳子アナ

この「アニメランド」はいくつか特色があった。面白いものがあるとアニメランドのコーナーだからすぐやれる。そのひとつにリスナーカードというのがあった。ファンはスタジオから送って来るものはなんでも喜ぶ。アニメランドのスタジオ写真も一枚の写真だが喜ぶ。いつもラジオで声はきいてるがどんな顔の人がしゃべっているんだろう?自分のラジオを写真にとって送るとスタジオの写真を送ると言っている。では…と愛用のラジカセの写真があつまる。
すぐやれるというのはラジオの特長である。さてこれは初めての相手である。中武真美ちゃん。局アナではない。普通の娘だが声はすごくいい。ラジオはそれで第一関門はとおる。ただお相手だけたとリスナーが飽きる。なにか個性がほしい。となるとラジオは奥がふかい。番組ははじめTM音楽がなかった。1984年10月21日が第一週。30分の放送で後TMはあった。「わが青春のアルカディア」から「おれたちの船出」歌もあったが後TM用に演奏曲を使った。
一時間に枠大したので「重戦機エルガイム」から劇中の「進撃エルガイム」をOPに使った。TMはカッコよかった。小中学生に与える音楽は元気なのがいい 。私に小学校6年の娘がいて、それまで担当していた「MRT歌謡曲ベスト20」をきけとはまだ云えず、童謡の次はそれにふさわしいもの…アニメがあった。男の子もいて「グレートマジンガーZ」テーマ音楽がかかると夢中で見ていた。冒険と夢のある世界の歌、宇宙を飛び〜魔女っ子のように変身するものそれはアニメソングだった。アニメの歌ばっかりかける番組はないか?なければつくってやろう!そして「アニメランド」ができた。東京のデズニーランドはそうは行けないので「アニメランド」で遊ぼう!
  

前述の「ベスト20」でアニメ音楽特集をやり反響がよかった。その路線の延長でいくことにした。一曲目は「タンバインとぶ」MIOの歌だった。サントラ盤紹介は超時空要塞マクロス…その1 15分くらいかかった。リクエストを募るためプレゼントはアニメのポスターをおいている田中書店の図書券をもらいそれを使った。アッというまに30分が終わった。アニメソングだけかける番組ではなく今話題となっているアニメのサントラ盤まで紹介してしまう凝りようだった。一時間に枠大したのは1985年の春だ。
 宮里久美ちゃんOVA(メガゾーン23)の時祭イブ    木幡洋子(魔法のスターマジカルエミ)香月 舞
          第一回えびの高原アニメジャンボリー八尾一樹(超獣機神ダンクーガ藤原 忍)
          本多知恵子(