カメラ修業
11月1日
カメラスクールも3回目となった。
地下鉄の乗り方も慣れてきた。今は「東京メトロ」という総称で地下鉄は呼ばれている。
40年ほど昔に私は大学生として数年をこの都で暮らした。東京オリンピックの頃である。映画「三丁目の夕陽」の街並みを見るとなつかしさを感じる。現在は地下鉄も各方面に伸びて便利になっている。それだけに複雑で路線図を確かめながらの移動だ。3回目になると周囲の風景もすこし憶えてラクになった。

青山界隈は街路樹が多い。近くの表参道に行ってみた。下の写真のとおりで少し紅葉している樹もあった。明治神宮へつながる道なので日章旗や提灯が中央グリーンベルトに釣らされているのが由緒を感じた。紅葉と若葉の頃が街がいちばんきれいに見える。
「ポーズ」と「動き」。
座りポーズの脚の組みかた。やや斜めに座り、脚のラインがきれいに見えるように外側から内側へ組む。下になった足はやや伸ばす。
手の指の美しいカタチは飛行機の翼の角度で。髪をかき上げる場合の指のカタチ。
壁にもたれて立つときの手はポケットに。カーテンなど傍にあるものを手にすると「自然な動き」がつく。立ち姿はスーツの襟をひねらせる。シャツに手をやる。ネクタイに手をやる。女の子の「可愛いしぐさ」は手の位置に工夫する。各種あり。

歩くときは腰から進める。足は内側へ進める。手を腰にあててみる。
ふり返るポーズ、自然に体をひねる。腕手の遠心力は内側へコントロールする。
長いソファでちょっと色っぽいポーズで女性を撮るには…脚の位置を工夫する。カメラマンは脚立の上から撮影する。顔は鼻筋をすこしカメラマンのほうへ向かせる。
なぜそのポーズをとらせるのか「意識づけ」が必要だ。カメラマンが「場面イメージ」を提示して本人にもイメージを作らせる。3回やってダメならやめて次のポーズにする。

無意識の動きが「自然」になる。子供にはポーズを取らせない、不自然になる。一緒に自由に遊ばせながら撮る。メンバー互選による1位は、まおサン。自由自然な写真が良い。Kちゃんは欠席だったので前回の写真を渡せなかった。
最後に撮影実習。いつものように庭(道路上)で。人物撮影の基本は「逆光」ですよ、と先生が言った。A子さんのアップ写真を連写で撮った。なかなか良く撮れた。

次回は11月22日(土)「野外撮影の実習」で(交換)レンズの特徴を知る。場所は「ゆりかもめ」線で「船の科学館前」で下車。11時25分に集合する。お台場の「しおかぜ公園」で実習する。
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