日光によって皮膚に生じる皮膚炎の総称で、発症機序から 光毒性反応と光アレルギー反応に
大別されます。原因として薬剤によるものが最も多いといわれています。


         (表1) 光毒性反応と光アレルギー性反応の鑑別 (吉川邦彦 1998、医薬ジャーナル)

 特 色    光毒性反応        光アレルギー性反応   
 頻度  高い  低い
 薬剤必要量  多量  少量
 発現までの時間  数分〜数時間   数日以上
 免疫の獲得  不要  必要
 臨床像  サンバーン様  湿疹、皮膚炎など様々 
 皮膚の分布  露光部  露光部=非露光部
 色素沈着  時折  まれ
 多剤との交叉反応   無  有

                                                                        
「光過敏型薬疹」薬剤による光線過敏症には、内服した薬剤が皮膚に到達し、紫外線にあたることで起こる
「光接触性皮膚炎」、湿布薬など薬剤を皮膚に外用した後に紫外線にあたり発症するがあります。
原因薬剤の中止、日光の回避により比較的速やかに快復しますが、光(紫外線)にあたると症状の悪化や
再燃を繰り返すことがあります。

                                                   
症状:サンバーン、紅斑、色素沈着、光線性白斑、黒皮症(色素沈着と脱色が混在し汚らしい外観を示す)       
年余に渡る長期間、光線過敏症が持続することがあるので、注意が必要です。


光パッチテスト 被疑薬を背部の2ヶ所に貼付し、1〜2日後にはがし、片方に光線を照射し反応をみる
検査。照射側、遮光側ともに反応がある場合は接触アレルギー。照射側にのみ反応性
が強く、光毒が否定できる場合(表1)は光接触アレルギーと診断される。

             

リ ン ク
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