場所は，国道326号線にある。うめりあ（道の駅 宇目）より北に４km行ったところの国道沿いにある。さらに500m程行くとトトロのバス停へ行く入り口がある。
この店ができたのは国道が開通した時であるので歴史は浅い。それまでは屋台ラーメンをされていたそうである。もともとは佐伯市にある「藤原来々軒本店」で修行し，のれん分けというかたちで独立された。基本は久留米ラーメンで，スープは久留米独特のこってりトンコツ（少し豚臭い）である。しかしここのラーメンは見た目よりあっさりしており，最後まで飲み干すことができる。麺は本店より持って来るそうで，手打ち麺である。コシがあり，実に美味しい。チャーシューは薄切りのもも肉である。これまた久留米風である。インスタントに頼らず全て手作りであることは評価できる点であろう。
場所柄お客のほとんどがトラックの運転手ということで，店は交流の場になっているようである。気さくなおやじさんの人柄につられて集まるのかもしれない。おッとラーメンに引き寄せられていることはいうまでもない。
