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竜馬ブーム

甑岳と夕焼けの鰯雲甑岳と夕焼けの鰯雲

竜馬ブームの考察
竜馬がゆく 竜馬がゆく
司馬遼太郎原作

 1立志篇
 2風雲篇
 3狂瀾篇
 4怒濤篇
 5回天篇
 全5巻よりなる
一般的な竜馬イメージは、司馬遼太郎氏により、1962年6月からの産経新聞夕刊の連載小説およびその単行本(1963年~全5巻)により作られたと言えます。それまでは竜馬を知る人はほとんどいなかったのに、この頃の時代背景が竜馬をヒーローに作り上げてしまったようです。1960年安保闘争を中心として、学生運動が活発な頃、組織に属さずに大きな夢を実現させたというロマンが、当時のアイデンティティを求める若者=団塊の世代の心をつかみ、一大ブームを呼んだものと思われます。
そして今、団塊の世代が定年退職する頃、再びその頃の情熱を再燃させているのかも知れません。
ちなみに、1950年代後半は、東映時代劇の全盛期。この頃次から次へと作られた時代劇映画の中には、幕末ものも数多くあります。しかし、山岡鉄舟や清水次郎長や月形半平太(武市半平太と桂小五郎をミックスした架空の人物)や鞍馬天狗(同じく架空の人物)は登場するものの、竜馬を見たことはありません。もし、見た人がいたら、教えてください。
竜馬の業績
かといって、竜馬を過少評価するつもりはさらさらありません。竜馬の業績は二つあります。一つは、薩摩と長州を背後からバックアップして、最終的に薩長同盟を成立させたこと。もう一つは、出身の土佐藩を通して、大政奉還を実現させたことです。いずれも、竜馬の役割は、コンサルティングです。
つまり、竜馬というフリーのコンサルタントが、赤字に苦しむ薩摩株式会社と長州株式会社を、それぞれの会社の営業課長と結託して、合併させ、日本株式会社を作り、さらに古い体質の徳川財閥を穏便に解体させ、イギリスとフランスの経済侵略から日本を救ったということです。
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