ヒッタイト事件簿EPOSODE.9

ヒッタイト事件簿EPOSODE.9

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こちらソニア特派員ですです

カタパに乗り込んだユーリは捕まってしまいました

自分がイシュタルと言っても信じてもらえなかったみたいです

イシュタルのヒッタイトでの評判はうなぎのぼり

誰をも惹きつける美しさという噂がどうも世間を惑わせているふしが・・・

確かに泥まみれのユーリの姿は常識的にカイルの側室ていう感じではないでしょね

やっぱりここでいとを引いていたのはウルヒみたいですね

ユーリは7日熱の病人でいっぱいの谷にウルヒの策略で送り込まれてしまいました

ウルヒの思惑とは裏腹にユーリは7日熱にかかることなく病人の看病にいそしみ

ユーリの評判はあがっています 

まあユーリに代表される私たち現代人は生まれてからこのかた

赤ん坊の頃より、ポリオや三種混合、風疹に結核とあらゆるワクチン打ってるし

伝染病には強いはず

でもどのワクチンが効いたのでしょうかね

とめ吉特派員から情報が入りました

どうやらユーリを追いかけてカタパへカイルが到着した模様です

もう市長はぺこぺこ、やっぱりカイルはかっこいい

ここでインタビューをば

「あのカイル皇子様、ユーリを迎えにこられたんですか?」

「早く迎えに来たかったんだが私もなかなか忙しくてね

なにしでかすか分らない側室を持つと苦労するよ」

そういいながらも顔は笑ってるんですけど・・・

「そこがまたかわいいのさ」

キャーウインクまでもらっちゃいました

これが私に向けられたものなら卒倒しちゃいます

やっぱりユーリをほれぬいていますね

ただいまよりユーリを谷へ迎えに行く皇子に同行したいと思います

ユーリはカイル皇子が迎えに来てるとも知らず一生懸命働いています

迎えに来たカイルを見上げてユーリはもうびっくり状態

でもユーリがイシュタルと知った人々の方がもっとびっくり仰天でしょうね

何か一人の兵士がカイルに訴えてるみたいです

それを受けカイルが一言「その前にイシュタルを返してほしい」と言ってる模様

「みなの噂どおり、私はあれにおぼれきっているのだが・・・イシュタルは時々

鳥のように飛んでいってしまうから、私は夜も眠れない」

キャーなんていい台詞

耳元で一度言われてみたいわ

ナンか最近取材してると欲求不満になりそうな情報部一同でした