ヒッタイト事件簿EPOSODE.7
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ｂｙ金特派員
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ファイル１
えー こちら金特派員です だれもいないでしょうね
（と 辺りを見回して小声で）
こちらは恐怖のナキア皇妃の宮です やっと金は女官として入りこめました
ナキア皇妃とウルヒ神官の動きをキャッチし フレッシュなリポートを
お届けするつもりです
でも思ったよりも 居心地いいんですよ 各都市から貢ぎ物がたくさん来るし
お手当や待遇がいいんです 通信社とは 月とスッポン
あっ 編集長様 ごめんなさい！ 首にしないで〜 まじめにやりますから・・・
前置きはさておき 辺りが騒がしくなりだしました
どうやら王宮から 使者がやってきたようです 少し探ってきますね
パート３
お待たせしました 金特派員です ここは競技場です
ナキア皇妃がウルヒ神官と共に ほくそ笑みながらやってきました
エジプトから突然の縁組依頼があり 皇子様を選び出すために戦車競技が
行われます 最有力候補はカイル皇子様の予定です
ナキア皇妃 ついこの間はミタンニの勝利をもたらしたカイル皇子様たちに
ヒステリーを起こしていた姿とは大違いです
熟女のヒステリーって 迫力ありましたよ
競技が始まりました あれ カイル皇子様がおかしい
ジュダ皇子様が カイル皇子様を追い越して皇帝旗へ向かっております
ナキア皇妃の顔色が変わりました
あっ ザナンザ皇子様がジュダ皇子様をすり抜けて 皇帝旗を握りました
エジプト王は ザナンザ皇子様に決定となりました
ナキア皇妃が 席を離れました 後をつけるとウルヒ神官がいます何を話しているのでしょう？
話し終えて ウルヒ神官がこちらへやってきました
インタビューしてみます
「あのー ウルヒ神官様 戦車競技思いがけない展開となりましたね
ご感想はいかがですか？」
冷たい眼差しが金を睨んだかと思うと 鋭い剣先が喉元に
ピタリときました ヒエ〜
「つまらぬ好奇心は起こさぬ事だ 命が欲しければ おとなしく勤めに
励め」
冷ややかな声を残して ウルヒ神官は立ち去りました
あ〜ん やっぱり怖いお仕事になりそうです だれか助けでぐれ〜
その後ナキア皇妃の宮では ならず者の私兵たちが集められ
どこかへ出かけていきました
企みを探りたいのですが 監視の目が厳しくなりお二人には近づけそうも
ありません
編集長様 こうなったら意地でも企てを知りたくなったので もっと探って
みようと奮戦するつもりです
金特派員からのリポートでした
＜おまけ＞
ある日 金はナキア皇妃の部屋から 色っぽい声を聞きつけました
深い夜の静寂、ドキドキしながら覗いてみると・・・
なんとナキア皇妃が一糸まとわぬお姿でベッドの中
その側にはベールを脱いだウルヒ神官が・・・
えっ これは これはとネコの眼のように目を開いてみると・・・期待はずれでした
ウルヒ神官が マッサージのサービスをさしあげておりました
だけど だけど・・・ナキア皇妃のお体ってボリューム感ありますね
金 うらやましい（変に感動してしまった）
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（古館一郎風で実況）
