ヒッタイト事件簿EPOSODE.19

ヒッタイト事件簿EPOSODE.19

ファイル1




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こちらひかる特派員です

ただいまユーリ達が遭難した現場に来ております

必死で捜索は続いておりますが生存者は見つかっていません

エジプトに戦いでまけ、マリ殿下は帰らぬ人となり

ナンとも18巻のラブラブモードとはえらい違いになってしまいました

陛下は胃を痛め体調をくずしており、ユーリの無事が一番の薬になると思われるのですが・・・

ただいまのぞみ特派員より連絡が入りました

ナンとラムセスが戦場を離れたため、ピブロスまで追跡中とのことです

ではのぞみ特派員を呼んでみたいと思います

「のぞみ特派員そちらはどうですか?」

「ハイ!こちらのぞみ特派員です、ただいまピプロスの港に来てるのですが

陛下の喜びそうな情報を偶然にもキャッチしました・・・と思ったものの 

ナンと!カナアン船よりユーリを大切そうに抱きかかえたルサファの姿をキャッチしたものの

ユーリはだいぶ弱っているようです」

このまま後をつけていきます

ラムセスも到着したという情報も入りました

ある民家でユーリの治療が始まりました心配です

突然民家のドアが開いてルサファが必死の形相で私の横を飛び出していきました

エジプト駐軍屯地に向う様です

ラムセスに助けを求めてる様ですが、下級兵士に軽くあしらわれています

カナアン船で一緒だった兵士に会えたようですが土下座や足蹴にされ

それでもルサファはユーリの為耐えています

あ〜なんってけなげなんでしょう

ユーリのチョーカを渡し、ラムセスに取り次ぐ様頼んでますが、

ルサファは鉄剣まで取り上げられユーリの元へ帰っていきました

まだユーリの状態は変わらない模様です、このままだと危険です!

なんかまわりがざわついてきたと思ったら

偶然にも鉄剣を持っていた下級兵士を詰問しユーリの危機を聞きつけた

ラムセスが医者を引き連れ書け込んで来ました

「お腹の子は自分の子だ!」などとラムセスは叫んでおります

「ただいま治療を終え医者が出てきました。残念ながら流産してしまったとのことです

なんてことでしょうせっかくデイル皇子の誕生かと楽しみにしていましたのに

この半年の盛り上がりはナンだったんだ!

「ディル編集長!どうしましょう、ディル・・・・」

ディル編集長から返事がありません?????

「すいませんこちらひかる特派員ですがこの緊急事態を受け

編集長は「もしもシリーズデイル編」を書き直さないとと叫びながら

編集室を飛び出していきました

この先どうなるのかとても気がかりな特派員一同でした