宮崎県ひとり親福祉連合会では、ひとり親家庭の方々の生活や就業の自立を支援し福祉を増進するため活動を行っております。
平素より、当連合会の活動に御理解と御協力を頂き、厚くお礼申し上げます。
このたび、当連合会理事長を拝命いたしました。皆様と共に力を合わせ、ひとり親家庭等の福祉の向上に寄与できるよう努めてまいります。
当連合会は、昭和24年に「白藤会」として発足し、昭和36年に「財団法人宮崎県母子寡婦福祉連合会」、そして平成25年には「一般財団法人宮崎県母子寡婦福祉連合会」へ移行し、母子家庭等の支援と社会福祉の増進に取り組んでまいりました。令和5年2月1日には、社会状況の変化等に対応し、より幅広い活動を行っていくため、法人名を「一般財団法人宮崎県ひとり親福祉連合会」に変更しております。
さて、ひとり親家庭等を取り巻く状況は、物価の高騰など依然として厳しい状況にあり、このような中、当連合会におきましては、ひとり親家庭等を支援するため、さまざまな取組を行っております。
主な活動としましては、就業相談や自立支援プログラム策定などの就業支援事業、資格取得を目的とした講習会事業、養育費等に関する弁護士無料相談事業などです。また、新たな取組として、国の補助金を活用した食糧支援や末日聖徒イエス・キリスト教会の食糧支援プロジェクトにより、昨年度は合わせて約300世帯のひとり親家庭へ食糧支援を行うことができました。
ほかにも、法人や個人の皆様からの御寄付により、ランドセル、図書カードをプレゼントする「ひとり親家庭に育つ子ども達応援プロジェクト」を毎年実施しており、昨年度は新1年生56名にランドセルを、小中学生150名に図書カードを贈ることができました。多くの子ども達を笑顔にするこの取組は、今後も続けていきたいと思います。
また、令和8年度は、本県で「中国・四国・九州地区母子寡婦福祉研修大会」が開催されます。この大会を機に社会的意義・役割を再認識し、県こども家庭課をはじめとする関係機関の御協力をいただきながら、ひとり親家庭等の生活支援や福祉の増進に向けて、より一層取り組んでまいりますので、皆様方の変わらぬ御支援、御協力をお願い申し上げます。
令和7年6月
【日時】令和7年7月20日(日)
【場所】宮崎県福祉総合センター4F 大研修室
【日程】令和7年11月22日(土)~11月23日(日・祝)
【場所】米子コンベンションセンター(鳥取県米子市)