最後まで「なぜに蛙なの?」というギモンが解けぬままでした。「中川温泉 蛙乃
湯」。場所はJR久大本線「南由布駅」そば、国道210号線と県道11号線(やまな
みハイウェイ)の交差点から東側に看板が見えてきます。この「蛙乃湯」は基本的には
家族湯ですが、立ち寄り湯も可能です(300円)。
中川温泉・蛙の湯 玄関
パンフレットの営業時間は9:00〜21:00となっていますが、立ち寄り湯は
「だいたい11:30ごろから)」の(フレックスな)営業になっています。ただ
いま時間は午前9時。あ、雪が降ってきた… 家族湯は9時から入浴可能です。凍死
したくないので、家族湯に入らせていただけないでしょうか…?
蛙の湯 A棟
家族湯はA棟(露天風呂3、檜風呂2)、B棟(檜風呂3、杉風呂3)に分かれてい
ます。料金はA棟が1時間2,100円、B棟が1,575円(4名まで)。料金が異
なるのは、A棟からは由布岳が一望できますが、B棟からはA棟が一望できる立地
条件から来ているようです。雪の由布岳を見たいのでA棟をチョイスすることに。
A棟・露天風呂
泉質はアルカリ性単純温泉、泉温は不明ですが結構高めです。源泉は地下650mか
ら自噴しており、循環・加熱はしていないとのことです(これ以上、加熱されても困り
ますが)。掲示物には(どこの温泉でも禁止されていますが)、「毛染め」については
「浴槽内に着色した汚れを落とすことが出来ません。絶大なる(原文ママ)ご協力
をお願い致します」とあります。何かあったんでしょうか?(あったんでしょうね)
A棟・露天風呂より → 嗚呼、由布岳が…
入浴は、受付でお湯を出すための「コイン」を受け取り、浴槽の栓をして、「コイン」
を入れてお湯を出すシステムになっています。「その都度お湯を入れ替える」とのこと
です。10分ほどで約2畳半の浴槽にお湯が満たされますが、あまりに熱すぎますので、
加水する必要があります。色・臭い・味・肌触りについては特にクセはありません。
調整も「セルフ」ですので、適温のお湯に浸かることができます。その代償として、
雪の降る中、裸で調整作業をする必要がありますが。
肝心の由布岳は…雪雲に覆われて見えません… ワタシのせい?
(入浴日:2006年2月4日)