長湯温泉「ガニ湯」の対岸、大丸旅館近くにある「長生湯」(ちょうせいゆ)。瀟洒な大丸旅館は、ワタクシにとっ
ては高嶺の花。長湯温泉街を訪問しても近寄ることさえあまりありません。今回は「ただ徘徊するだけ」と、ぶらぶら
歩いていると「長生湯 入浴料200円」…? よって急遽入浴することにします。公衆浴場かと思いますが、外観は
そこらの公衆浴場よりはかなり立派です(他の公衆浴場関係者の皆さん、他意はありません。あしからず)。
「長生湯」・正面玄関
→ 向かって右側が男湯。両替機も設置されています。
入口はゲート式になっており、無銭入浴防止のための監視カメラが設置されています。このゲート式、ワタクシは少
々苦手としております。入浴料を入れるタイミング、バーを回すタイミング…端から見れば、「ぎこちないロボッ
トダンス」(ロボットダンス自体がぎこちない動きではありますが)。
男湯・入口ゲート → やたらと緊張したのはワタクシだけ?
営業時間は6:00〜22:00、泉質は「ナトリウム−カルシウム−炭酸水素塩泉」、泉温は42.5℃となってい
ます。浴室は内風呂ひとつ(約3×1.5m)のみです。「ガニ湯」、「御前湯」からさほど離れていませんが、「御
前湯」よりも泉温はやや熱く感じました。お湯については「御前湯」とあまり変わらないような気がします。分析表の泉
質では、「御前湯」はマグネシウムが記載されており、「長生湯」にはそれがありません。マグネシウムの有無について
は全く気づきません。お湯の色は、「御前湯」と微妙に違うような気もしますが、浴室の照明のせい? 「御前湯」との
比較をしても混乱するだけなので思考停止。何も考えずに入浴を続けます。
「長生湯」・内風呂
→ 建物は新しいですが、湯舟の縁は年季が入っています。
「ガニ湯」のレポート時は真冬(2月)に訪問しているので比較ができません。今回「ガニ湯」にも入浴しようと思いまし
たが、先客、それも非常に健全なファミリーが水着着用の上、入浴しておりましたので、見送ったところです。無垢
なチルドレンに言いたい!「オレみたいになるなよ」と!
芹川にて
→ 向かって右側赤い屋根が「長生湯」、向かって左側
奥の茶色部分に「ガニ湯」(どちらも見えづらい…)
(入浴日:2012年9月1日)