九重町・筌の口温泉入り口付近、県道40号線(飯田高原中村線)沿いに「山里の湯」と書かれた看板を見つけまし
た。山里と言われて「南○キャンディーズ」とか「フォー○コリー」を思い浮かべてしまうワタクシ。温泉より
も、俗世に浸かりまくっています。
県道40号線沿いの「山里湯)看板
→ 看板は小さめですが意外と目立ちます。
受付棟(休憩室)で、入浴料500円(貸切湯は50分2,000円)を支払い、温泉棟に向かいます。なお、営業時
間は8:00〜21:00(受付は20:00まで)で、湯治宿も併設しています。泉温は38.3℃、泉質は「含二酸
化炭素・ナトリウム・マグネシウム・カルシウム・炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉」とあります。泉質名称が長すぎて、
かえってどのような泉質かよくわかりませんが、施設の方の話を総合すると、長湯温泉や七里田温泉のような炭酸泉のよ
うです。
「山里の湯」・内風呂
→ 向かって左が小浴場
浴槽は、内風呂がひとつで、浴槽全体の3:2の割合くらいで仕切られています。浴室内には、入浴方法が書かれた掲
示物があります。これによると、体を洗ったあとに、大きいスペース(大浴場)に約10分浸かり、その後小さいスペー
ス(小浴場)に約10分浸かる、とあります。小浴場に給湯口があり、大浴場は水流がゆっくりしているためか、温泉成
分が浴槽表面に膜をつくっています。また、小浴場にしばらく浸かっていると、長湯のラムネ温泉と同じく、体に気泡が
付着してきます。炭酸味で、泉温が低いため長時間の入浴が可能です。
小浴場・入湯証明
→ 炭酸ガズ中毒防止のため、窓閉めNG。
気泡の付着した腕を、お湯の中でゆっくり振ると、気泡がゆっくりと剥がれていきます。ワタクシの俗世の垢も、こ
のように剥がれていけばいいのですが、A○B選抜総選挙の生放送を最初から最後まで、何気にではありますが、
見てしまったことを考えると、当分俗世の垢は溜まっていきそうです(ある意味山里つながり)。
大浴場・湯舟の縁
→ お湯の色と析出物(茶色)の色合いがなかなか
良いです(色覚のセンスは不問でお願いします)。
しかし、それはそれ。今はこの「ぬるい炭酸泉」をじっくり楽しむ俗世に浸かっていたい。
(入浴日:平成24年8月11日)