「紀乃島の紀は紀元(節)の紀であり、天孫降臨の神話に基づく始まりを意味し、
紀乃島の島は国という意味を持ちます」・・・なんだか、すごくスケールが大き
い「紀乃島温泉」。場所は小林市内(国道221号線)から「コスモス牧場」へ向か
う途中にあります。
泉質は「ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素温泉」。泉温は不明です
が、加温等はしていないようで、内風呂では気持ち熱め、露天風呂では適温です。入浴
料は500円。浴槽の種類は内風呂・ドライサウナ・水風呂・露天風呂(打たせ湯2本)。
打たせ湯に備え付けている座石は固定されておらず、座石の底を持ちながら体を傾ける
と「ハングオン打たせ湯」が体験できます(ちなみに私は自動二輪の免許は持ってい
ません。更に原付も怖くて乗れません。自転車ぐらいは乗れるぞ、コラァ(逆ギレ)。
紀乃島温泉・露天風呂と打たせ湯1本
内風呂は2つに仕切られています。仕切られている意味はよく分かりません。給湯口は
「循環していないので飲泉可」といった意味の看板がありましたので、まずは一口。気の
抜けた炭酸に鉄を含んだような味がしました(なお飲泉場は入口付近にもあります)。
ドライサウナは少々狭く室温は約90℃に設定されています。水風呂もただの水道水で
はなさそうでしたので、従業員に確認したところ、近くの井戸水から引いているとのこと
でした。ほほぅ。
ログハウス看板(一家に一軒?)
露天風呂は前述のとおり適温で気持ちよく浸かれます。なお、温泉の成分で湯船の石が黄
土色に変色しており、雰囲気出ています。打たせ湯で「ハングオン」できますし(まだ言
うか?)ただし、木製の塀に囲まれており、お世辞にも絶景というわけではありません。そ
こまで求めるのは欲張りでしょうか? 欲張りですね、やっぱり。
ところで、温泉を出ると「ログハウス群」が見えてきました。「セカンドハウス、別荘、
勉強室等にいかがですか」の文字が・・・勉強室にしてはすごく大きいんですけど。
そしてその下にある「♪いい湯だな いい湯だな ここはこばやしきのしまのお湯」
これほど、楽譜が読めないことを悔やんだことはありません。ちとカラオケで練習しなけ
れば! って、コード何番?
(入浴日:2004年2月11日)