「祝子川」。この漢字を初めて見て「ほうりがわ」と読める方は殆どいないでしょ
う。その「祝子川温泉・美人の湯」。延岡市内から県道207号線(岩戸延岡線)を北上
すること約25km。大分方面からは国道326号線沿いの北川町下赤地区に案内板があ
りますので、黒原山越えで目指したほうが近道です(道路の整備状況も207号線より良
好です)。
「祝子川温泉・美人の湯」全景
営業時間は10:00〜20:00、入浴料は500円。泉質は単純温泉、泉温は30.
3℃ですので、沸かしている可能性が高いです。ただ、加熱するとアルカリ性が強くなり、
肌の脂肪分を分解して、汚れを落とすために「美人の湯」と親しまれるようになったらし
いです。平成12年にオープンしたとのこと。洋風の木造施設は周りの山々からは、少
々浮いています。
露天風呂全景(けっこうぬるめ)
浴槽の種類は、内湯と露天風呂のみ。内湯は6畳ほどで水温は42℃、露天風呂は8畳
ほどで水温40℃。泉質は特にクセがなく、味も特にクセがないかな〜? 若干塩素
臭がしないでもありませんが。ちなみに源泉は、山の上から地下1,100mから汲み上
げており、オーバーフロー分のお湯は捨ててある、いわゆる「半循環式」とのことです。
露天風呂より大崩山連山を望む
露天風呂からは「大崩山(おおくえやま)」が一望できます。なかなかの景色です。ぼか
ぁ〜 幸せだなぁ〜(by 加山雄三) 大崩山登山や祝子川渓谷の帰りにはもってこい
(死語?)です。ちなみに、温泉の入口には「鹿のピィちゃん」がいます。私が近づいて
も、あまり物怖じしません。大物です。
途中、祝子小中学校跡地(平成15年3月閉校)を通過しました。
少し寂しくなりました・・・
(入浴日:2004年4月17日)