えびの市(吉田温泉)の「鹿の湯」。同じ吉田温泉内の「亀の湯温泉」から100mも離
れていません。泉質は「温泉成分表」だけではよく分かりません。某ガイド本には「炭酸泉」
と書いてありました。ちなみに「温泉成分表」は「昭和38年」のもので、「浴用上の効果」
には、「ヒステリー及び神経衰弱・・・」と時代を感じさせます。
そういえば、「ヒステリックブルー」はリーダーの・・・(以下、管理者により削除)

「鹿の湯」湯治場(浴場は別建物)
さて、浴場へ。「亀の湯温泉」と同じく、料金箱が置いているだけで、300円。
脱衣場から階段で降りて、浴場へ向かいます。なんか、「川口浩探検隊(古い?)」み
たいです。浴槽は内風呂ひとつ。ただし、2つに仕切られています。当初、「上湯」(大き
い湯船)と「下湯」(小さい湯船)なのかな?と思っていたのですが、小さい湯船はまだお
湯が溜まっておらず、触ってみると、大きい湯船より温度はかなりぬるめです。また、給湯
口も違っているようです。
大きい湯船に浸かりますと、「亀の湯」に比べてかなり熱めで、お湯の味も「亀の湯」よ
りは、炭酸・鉄分の味は薄れています。想像ですが、大きい湯船は「加熱」しており、小さ
い湯船は源泉をそのまま引いてきているかと思われます。レトロな雰囲気はまさに「湯治場」
です。

「鹿の湯」浴場(左が大きくて熱め)
この温泉は、浴場の説明によると、室町末期に霧島山が大爆発して、この吉田郷に温泉が
湧出したそうです。「するとそこに傷を負った鹿が現れ、なんとその湯で傷を癒してい
るではないか(原文ママ)」。やはり「川口浩探検隊」(意味不明)です。ちなみに、
熊本県山鹿市の「山鹿温泉」も同じような理由で温泉が発見されたと聞いた事があります。
「動物の名前が付いている温泉」は、だいたい「動物が入浴している」のを発見したもので
す。試験には出ませんが。
「吉田温泉郷」はいい意味で「ひなびた温泉郷」です。温泉場は3つしかありません(残り
のひとつは「伊藤旅館」)。ワタクシ的にはこういう雰囲気は好きなんですけどね・・・
ちなみに、この「鹿の湯」、看板が小さいので場所が分かりづらいですが、要は「伊藤旅館」
の隣です。「伊藤旅館」は「食事」を摂らないと入浴できないらしく、ビンボーな私は断念しまし
た。アシカラズ。
(入浴日:2004年3月26日)