水俣市・湯の児温泉。今回はその中の「苓洲館(れいしゅうかん)」です。じつは苓洲館
の隣にある「三笠屋旅館」とどちらに行こうか迷っていましたが、訪問した時間が丁度、三
笠屋旅館では風呂清掃最中で入浴不可能なため、苓洲館になった訳です。
迷った理由。それは建物の造りは三笠屋旅館が明らかにゴージャスで、外にも立派な飲泉
場があったので、湯の児温泉の中核となる旅館であることは容易に想像がつきました。
しかーし、書籍「本物の温泉」には苓洲館しか載っていなかったのです。建物は隣同士なの
で、源泉は同じと思われます。しかし、苓洲館しか載っていないのは「三笠屋は風呂も大き
く、水の絶対使用量が多いので、循環などしているのではなかろうか?」と妄りに想ってい
た訳です。
そこで、「苓洲館」。泉質は「炭酸水素塩泉」、源泉温度は52度、入浴料は500円で
す。入浴時間は9:00〜21:00、ちなみに三笠屋旅館は13:00〜17:00です。
温泉の種類は、内風呂・露天風呂(亀の湯)のみ。内風呂の広さは4畳半ぐらい、露天風呂
に至っては1畳少しくらいです。日之影温泉駅のベランダ風呂(露天風呂)を気持ち幅を広
くしたようなものです。泉温はそれほど高くなくゆっくり入れますが、内風呂から露天風呂
への移動は、サッシを跨がなくてはいけません。
露天風呂は海(堤防)に面しています。入浴していると堤防を歩いている観光客と目が合
いました。ひとまず会釈。ではなく、あれ? 堤防と露天風呂の間には壁代わりの植込みが
ありますが、植込みの高さが低いので、立ち上がると顔が堤防から見えてしまうのでした・・・
と思いきやそれだけではなかったのです! 入浴後、堤防に上がり苓洲館を見ていると、植
込みの一部が欠けていました。それも女性の露天風呂の部分が。もし入浴客がいるのであれ
ば「キャー! のび太さんのエッチ!」としずかちゃん(誰?)に叫ばれかねないので、そ
そくさと退散しましたが・・・
泉質はそこそこよいと思うのですが、入浴料500円はちと高いかもしれません。ます
ます三笠屋旅館が気になってきました。三笠屋に入浴された方はご一報ください。

(左)
苓洲館・露天風呂(亀の湯)
(右)
(参考)三笠屋旅館の飲泉場
(入浴日:2003年3月18日)