JR吉松駅からえびの方面に北上(川内川をはさんで東側に国道268号線がありま

す)すると、所々に温泉宿があります。そのうちのひとつが「般若寺温泉」です。

 営業時間は7:00〜22:00、泉質は「炭酸水素塩泉」、入浴料は300円です。

風呂の種類は、内湯と「むし湯」(ミストサウナ)が各1つあります。「炭酸水素塩泉」

の割に泉質はあまりクセがなく、泉温もやや熱めというくらいで(私にとっては)適温

でした。意外と(失礼!)良かったです。

 脱衣所と浴槽内にそれぞれ、「浴場内でのマナー」という看板が掲げてありました。

宿の主が相当厳しいか、
以前の入浴客が相当ヤラかしたのかどうかは分かりませんが・

・・ その看板に「この温泉は天然です 水は1滴も入れていません 体に効きます 

飲めます」(原文ママ)とありますし、浴槽からはお湯が溢れているので循環式ではな

いようです。





 「般若寺温泉」入口(家族風呂は別入口)






 訪問日は平日の昼間でしたが(理由は聞かないで・・・)、入浴始めこそは「貸切

状態」だったものの、しばらくすると地元の方と思われる入浴客が、ひとり、またひと

りと入ってきました。結構繁盛しているのかも(失礼!その2)。

 「むし湯」はパンフレット(といってもA3版の用紙にコピーしたものですが)には、

「むし湯!!にはいりますと 鼻の悪い方はポンとなります。咽の痛む方はすっきりし

ます。・・・」と書いてあります。「ポンとなる」という言葉の意味がよく分かりませ

んが、ひとまず「むし湯」へ。扉を開けると、また扉が。それも大きさが半分になって

います。張り紙には
「扉は!!バタン!!と閉めてください」なる旨の記載がありまし

た。全文は失念してしまいましたが「!!バタン!!」というのは、確
実に書いてあり






 「般若寺温泉」浴槽内(左扉が「むし湯」)







ました。えぇ、間違いありません。ここのあるじは「!!」がよほどお気に召してい

ようです。「むし湯」の内部は結構狭く、定員3名ほどでしょうか。あと、「!!バ

タン!!」の意味が「むし湯」に入って分かりました。「むし湯」で「鼻がポン」とな

るかもしれません。「咽がすっきり」するかもしれません。その前に小さい扉のノブを

直してください。
とくに内部はノブそのものがないんですけど・・・

                                    (入浴日:2003年9月5日)