え〜と、これから紹介する「若宮温泉 妙薬尊湯」なんですが、場所は・・・よく分か
りません。鹿児島県高尾野町の国道3号線の北側、(出水市の)ツル飛来地の西側としか
いいようがありません。スミマセン。
営業時間は13:00〜21:00、泉質は「単純温泉」です。看板に沿って向かうと、
どんどん民家の中に入っていきます。受付には誰もいません。隣に呼び出し用の鐘があり
ます。軽く叩いたつもりですが、かなり大きく響きわたりました。周囲迷惑です。スミマ
セン。
「妙薬尊湯」への途中 完全に民家の倉庫
すると、店主らしき女性が現れました。浴槽の種類は内風呂3つに露天風呂が1つ。内風
呂のうち2つは石釜(甕?)、もう1つが正方形の石風呂(縁は木製)です。
泉源の温度が35.0℃ですので、沸かし湯です。石釜風呂はお湯と水を入れて調整、正
方形の石風呂はタイマーでボイラーをセットして温度を調整します。店主によれば、掛け流
し式とのことです。「単純温泉」ですが、口に含むとほんのりと硫黄の味(?)がします。
石釜風呂(?) 掛け湯ではありません
露天風呂はガラスで仕切られています。ガラスには「ガラスに注意」と書いていますが、
湯船の底のサッシにも(段差があるので) 注意が必要です。ぬるめですが入り心地は良
いです。ここは結構ヒットだと(私は)思います。意外と穴場ではないでしょうか? ただ、
今いる場所を上手く日本語で説明できません。スミマセン。
脱衣所に貼ってある新聞記事を見ていると、この「妙薬尊湯」は近くの住職が「ここ(オ
ーナーの庭)を掘れば温泉が出る」とのお言葉があり、実際掘ったところ温泉が湧き出たそ
うです。当初は、身内だけで湧き出した温泉を利用していましたが、評判を呼んで入浴場と
して開放したとのこと。自分の庭に温泉・・・うらやましい限りです。
ふと、「ウチの家も掘ったら温泉出てくるかも・・・」と妄想してしまいました。温
泉でなくても、石油でもかまいません。こういう強欲な人間には、住職の功徳などありませ
んよね? 人間が出来ていなくてスミマセン。今回は「スミマセン」ばかりですね。スミ
マセン。
※さて、何回「スミマセン」が出てきたでしょうか? (えっ? クイズ?)
(入浴日:2003年10月28日)