大口市に高熊山という山があるそうです…ではなく、あります。その高熊山へ向か
う途中に「大口市高齢者コミュニティセンター 大口温泉高熊荘」があります。国道
267号線沿い(大口〜人吉)に「大口温泉」の看板が出ています。そこまでは、大丈夫
かと思いますが、その先が意外と目印になるものがありません(筆者も迷子になった)。
よって、牛久小学校を目指して向かってください。
大口温泉高熊荘・外観
公営(大口市)の温泉です。…「公営」という単語の下には「ギャンブル」という
単語しか思いつかない自分が悲しい… そんな「悲しい自分」はさておき。
入浴料は200円(ただし2時間以内らしい)。なお、石鹸・シャンプー等は全くあり
ませんので、タオルを含めて万全の準備が必要です。営業時間は9:30〜20:30、
泉質は「硫酸塩泉(低張性・弱アルカリ性)」です。浴槽の種類は内風呂ひとつで、「凸」
型をしています。広さは約6畳で、お年寄りにもやさしく、周りに「手すり」が設置され
ています。
大口温泉高熊荘・内風呂
味は若干炭酸味(吐水口にコップが備え付けています)です。全然関係ありませんが、
「吐水口」が妙にメカニカルなカタチになっています。色や肌触りについては特にクセ
はありません。「かけ流し式」かとは思いますが、もしかするとお湯は沸かしているかも
しれません。浴室の入口に、41〜42℃に設定されている旨の張り紙がありましたので。
よって、お湯は適温です。
内風呂・吐水口
→ナニを「モデル」に?
その他、張り紙はいろいろあります(( )は筆者の心の叫びです)。「衛生上の面か
ら素足でお願いします」(→素足の理由が分かりません)。「浴場において、放歌・高声
等他人に迷惑をかけるような行為をしないこと」(→はじめ、「放歌」が「校歌」に見
えて「なんで?」と思いました)。
入浴していると、入れ替わるようにホームチームの方(=地元の方)が入ってきまし
た。「コミュニティセンター」ですからね。当然と言えば当然です。ただ、訪問日は4月
とは思えないほど気温が高かったので、筆者のみならず、地元の方も、入浴だけで体力を
消耗し、コミュニケーションどころではありませんでした。ただ、体力が無くても温泉
に入る、それが人間です(そうなのか?)
(入浴日:2005年4月28日)