大口市から水俣市へ国道268号線を走らせていると、「そうめん流し 温泉 奈加夢
羅」という看板が目に飛び込んできました。「えっ?」と思いつつ「ネタになる」とい
う、ある意味「やらしい」気持ちを抱きつつ、予定を変更して訪問することに。
「奈加夢羅」&「利袴亭」
→看板(この看板が目印)
温泉は、前述の「奈加夢羅」とは別の「利袴亭(りこてい)」という建物の中にありま
す。「奈加夢羅」を通り過ぎ、「しだれ藤」の咲く、渓谷のちょっとした橋を渡ると「利袴
亭」が見えてきます。いずれも経営者は、「中村さん」という方のようです。「中村」=
「奈加夢羅」…あぁ、なんて「フリーダム」なんでしょう! 日本語とは!
温泉は「単純温泉(低張性・弱アルカリ性・低温泉)」、泉温は30.5℃です。「ボイ
ラーらしき音」も聞こえてきますので、多分湧かしているのでしょう。
営業時間は11:00〜21:30(受付は20:30まで)、入浴料は300円です。
浴室は内風呂ひとつで、「岩風呂」と「桧風呂」が、週替わりで男女入れ替わりをしてい
るようです。あ、それと、トイレと思って開けたら「サウナ」だった「ドライサウナ室(約
1畳・室温約95℃)」があります。訪問日当日は、男湯は「岩風呂」でした。岩風呂は半
径約2.5mの1/4正円形です。定員は4名(当社比)で、あまり広くはありません。お
湯はぬるめで、味は若干鉄分の味、臭いは硫黄臭がします。肌触りについては、特にクセは
ありません。「かけ流し式」かと思われます。「ぬるめ」の好きな筆者にとっては、睡魔と
戦いつつ、快適に浸かることが出来ました。「眠くなる」温泉は「いい温泉」と言われてい
ますし。
「利袴亭」・岩風呂
→「桧風呂」の情報提供をお待ちしています。
ただ、浴槽そのものは狭いので、施設そのものは「食事処」がメイン(?)になっている
ようです。「奈加夢羅」のメニューには「そうめん」のほか、「地鶏」「いのしし」「合鴨」
「だちょう」などが、ラインアップされていました。
「だちょう」? 日本の食文化も変わったモノです…って、筆者に「食文化」に語る資
格はありません。それは間違いありません。
「だちょう」については、皆様が直接訪問して味わってください。なお、筆者にも「だち
ょう」を食させていただける「パトロン」…ではなく「スポンサー」は随時募集して
います。
(入浴日:2005年4月28日)