宮之城町東部、国道504号線沿いに「ちくりん温泉」という看板を見つけました。そ
して「いつの間」にか「えも言われぬ」看板の前に立っていたワケです。少々記憶が
欠落していたようです。欠落したのは年齢でないと思いたい…
それはさておき、「ちくりん温泉」。泉質は「炭酸水素塩泉」、源泉温度は47.9℃で
す。なお、浴槽の温度は「41℃〜43℃」に設定されており、「源泉100%のかけ流し
式」です。入浴料は250円(家族風呂は1時間700円)、営業時間は6:00〜22:
00です。
入口に「飲泉場」があります。口に含むと「鉄分」の味がするようなしないような…「フ
ァジー」な味です。@受付には「朝青龍」や「高見盛」をはじめ、力士の写真パネル&サイ
ンがところ狭しと並べられています。そして、A一般家庭ではあまりお目にかかれないトレ
ーニングマシーンが置いてあります。でも、B入浴客の年齢構成が高いので誰も使用してい
ません。この3点を結びつけるものは…この「温泉レポート」で考えることではありま
せん。
「ちくりん温泉」入口壁画?
→多分、「かぐや姫」をイメージしています。
浴槽の種類は内風呂ひとつ(約3.5×2mの長方形)。お湯は(「鉄分のため」と書か
れてありました)白濁していますが、味と肌触りについては特にクセはありません。泉温は
上記の設定ですが、なぜか筆者にとっては「やや熱め」でした。パンフレットには「お年寄
りにやさしいぬるめのお湯で、ゆったりとご利用できます。」と書いてありました。ワタク
シには「お年寄り」以上の「やさしさ」が必要のようです…
なお、この「ちくりん温泉」は「養蜂業」も営んでおり、蜂蜜、プロポリス、そして生ロ
ーヤルゼリーが売店で販売されています。価格は…スイマセン、関心がなかったので、調べ
ていませんでした。
「ちくりん温泉」内風呂
(写真下手で申し訳ない…)
また、「蜂針療法=『神経痛、肩こり、膝の痛み、腰痛等に、蜂蜜の針でツボをチクチク
と刺激する療法です(要予約)』」なるものもあるそうです。「このレポートのオチに使
えそうだ…」とヒトリほくそ笑んでいる(?)と、脱衣所にこの温泉が紹介されている記
事(書名不明)のコピーが掲示してありました。
「…名前の由来には竹林の『ちくりん』にかけて、蜂が刺す時の擬音『チクリン』の意
味が込められているのではないか! と思って聞いてみたら、それは単なる思い過ごし
だったようです。」
…ありゃりゃ、先に取られちゃったよ、オチ…
(入浴日:2005年2月5日)