平成17年の大河ドラマは「義経」。…とは全く関係ありません、「源氏風呂62」。
場所は、串良町細山田地区の国道269号線沿いに「小さな看板」が東側にあります。所々に
看板がありますので、従っていけば辿り着くかとと思います。ただ、一歩間違えると「迷い道
くねくね」状態(by渡辺真知子)になりますので、慎重に向かいましょう。
「源氏風呂62」・正面入口
入浴料は330円、営業時間は10:00〜21:00(定休日:月曜日)、隣には「焼鳥
平家」があります(「源氏」と対比しているのでしょうか?)。泉質は冷鉱泉で、加温する
とお湯が「茶色」に変色するようです。浴槽の種類は内風呂(約2.5×3.5m)、水風呂
(約2×1.5m)。内風呂には電気風呂が付設しています。というより、設計上、内風呂の
半分近くのスペースに「電流」が流れている感じです。前述の通り、内風呂のほうは「茶色」
に変色していますが、味・におい・肌ざわりについては特にクセはありません。また、お湯は基
本的には「溜め湯」で、状況に応じて入浴者が 「お湯」もしくは「水」で補給するシステムで
す。「こぢんまり」としていますが、施設はキレイで快適に浸かることができます。
「源氏風呂62」・内風呂
→写っていませんが左手に水(源泉(?))風呂
筆者としては、苦労して辿り着いたので「穴場」なのかなぁ〜と思っていましたが、地元の方
が代わる代わる入浴してきました。
休憩室に掲示されている新聞記事によると、以前は「岩崎源市」さんという方が、「源市風呂」
として経営していたそうですが、諸事情により閉鎖したそうです。その源市さんは「げんじい」
と呼ばれていたようで、再開したときに今の経営者が、「げんじい」にあやかって(?)、「源
氏」という名前にしたそうです。
で、「62」は? 「東京ヴェルディ1969」や「メガゾーン23」など、温泉とは全
く無関係な単語 が頭の中をよぎります。店の方に聞くと「会長がこの温泉を営業した時(平
成10年)の年齢が62歳だったから」とのことでした。店の人も「やっぱり不思議に思うで
しょ?」と話していました。ちょっと「賢く」なった感じで店を後にしました。
…が、帰路は少々「迷い道」状態。やっぱり「賢く」なったのは「気のせい」だったよう
です…
(入浴日:2005年7月2日)