国道504号線を走っていると、商店街の看板に地図記号が羅列していました。その中に温
泉の地図記号を発見。これはワタクシに対する挑戦状?(違う)。行けば分かるさ(そう
か?)。場所は鹿屋市北部の上高隈町、国道504号線から県道551号線(高隈内ヶ迫線)
沿い、高隈小学校や鹿屋市役所高隈出張所近くにあります。「県道沿い」と書きましたが、沿
道に温泉らしき看板はありません。迷子になり、半分諦めかけていましたが、「水明荘」とい
う看板を見つけ、なんとなく戦いに勝った気分です。
国道504号線沿いの看板
→ 温泉は多分「水明荘」
さて、この「水明荘」、400年前に士族によって発見された鉱泉のようです。受付横にあ
った掲示物の受け売りですが…声をかけると、中学生らしき少年が現れました。彼にいろいろ
質問しても不審者と思われるだけ(いつも怪しい動きなのですが)なので、入浴料300
円を支払い、そそくさと浴室に向かいます。なお、シャンプー等のアメニティは別料金になっ
ています。それにしても、偉いぞ、少年。ワタクシが中学生の頃は…思い出すだけで涙が
出そうです。
「水明荘」看板 → 道路沿いにないので注意。
ちなみに営業時間は8:00〜21:00となっています。失礼を承知でコメントすると、
浴室は想像以上にキレイです。それと予想外の大きさの姿見。ふと写った全身姿のワタクシ
と目があってしまい、何故かここでも涙が出そうになります。そんなことはどうでもいい
ですね。
「水明荘」・内風呂
→ 左奥がうたせ湯。電気風呂は右にあり
ます(写ってなかった…)
浴槽は内風呂がひとつで、広さは約2×4m。施設横には串良川が流れており、浴室からは
わずかに見えます。打たせ湯(ボタン式で2分間稼働)、ジェット(2)、電気風呂が備えら
れています。電気風呂のスペースは仕切りで覆われていて、泉温はやや「ぬるめ」です。お湯
は「うぐいす色」をしていますが、味や肌触りについて特にクセはありません。泉温も適温で、
「打たせ湯」の水圧も個人的にはちょうどよかったです。
「水明荘」・入湯証明
→ お湯は「うぐいす色」
浸かりながら、中学生の頃を思い出そうとしますが…いやいや、これは「心の汗」です。
(入浴日:2010年4月25日)