加治木ICの近くにある「龍門滝温泉」。名前のとおり、近くに龍門滝があります。
加治木町営の温泉で、入浴時間は6:00〜22:00、入浴料は250円、泉質は
「ナトリウム塩化物泉」です。飲泉できるかどうかは不明ですが、口にするとやはり少
々しょっぱいです。浴槽の種類は内湯(ジャグジー・ジェットバス・寝湯・電気風呂)、
ドライサウナ、ミストサウナ、水風呂です。浴槽からは龍門滝らしきものは見えますが、
擦りガラスのためか殆どみえません。建物は円筒型でモダンさを感じさせます。
加治木町営「龍門滝温泉」全景
受付前及び浴室入口には、「循環式でないこと」及び「お湯は毎日入れ替えている」旨
の張り紙があります。また、「九州の本物温泉2」(九州人発行)にも掲載されいていま
す。「ナトリウム塩化物泉」となっていますが、あまりクセがなりません。やや泉温が高
いかもしれませんが、気持ちよく入られます。街の中心部に近い温泉では「循環式」でな
い、ということだけで珍しいかもしれません。入浴料の割には、浴槽の種類もバリエーシ
ョンに富んでいます。ジェットバスは半円形に掘られていて、真後ろと両横の三方射撃
といったユニークなつくりになっています(普通の真後ろだけのジェットバスもあります)。
「龍門滝温泉」内風呂
ただ、気になったのが「入浴前に、お尻(体)を洗って入りましょう ねーおじい
ちゃん 朝風呂を愛する会」「尻ぃの洲も洗ろわじ湯船ぃどぶっ入っ おまんさぁ
他ん衆から嫌がられっおじゃんど」などの張り紙も見受けられます。後者はあえて訳
(?)しませんが・・・
過去に何かあったのか?
しかし、それはおそらくアンタッチャブルな過去なのでしょう。いい大人なんだか
ら、みんなルールを守って入浴しましょう。
余談ですが、私は熊本の某温泉センターに行ったときに、大浴場に子供がとある置き土
産を残してしまったがために、男性浴場が大騒ぎになった現場に立ち会ったことがありま
す。大浴場は置き土産を回収した後、お湯を抜いて、シャワーと露天風呂のみ使用可能と
いう憂き目にあいました。
「事件は現場で起こっている」んですよ(?)
(入浴日:2003年11月7日)