「錦に故郷を飾る」…ワタクシには無縁の言葉です。故郷(宮崎)を離れたのは、大学生時代だけ。
それも、大学は卒業したものの、就職の決まらないまま故郷に戻ったわけで…
あの頃は「就職氷河
期」という言い訳を、平気で使っていたものですが、今考えると随分「甘ちゃん」でした。今も
「甘ちゃん」ですけど。ワタクシの過去はともかく、鹿児島市にある「温泉錦湯」です。冒頭の「ツ
カミ」は、「錦」しかかかってないじゃん! と いうツッコミが聞こえてきそうですが。
「錦湯」・看板
→ 実は入浴後に発見。
それはさておき、場所は、鹿児島市電の荒田八幡電停から東に向かい、2本目の交差点を南に向か
うと左手(東側)に見えてきます。外観は普通のビルで、1階が男湯、2階が女湯となっています。
「錦湯」・施設全景
→ なぜか中華料理屋を思い起こして
しまいました(理由は不明)。
入浴料は360円で、営業時間は5:00〜翌2:00です。泉質は「塩化物泉」で、泉温は
47.8℃、お湯は茶褐色で、少ししょっぱいです。浴槽は全て屋内で、岩風呂、寝湯(3)、電気
風呂、水風呂、ドライサウナ、歩行浴(温浴と水浴)とバリエーション豊富です。内風呂の一部は
「ゲルマニウム岩盤プレート」が敷き詰められています。
「錦湯」・内湯
→ 右側が「ゲルマニウム岩盤プレート」
敷かれている(らしいです)。
この「ゲルマニウム〜」、韓国慶州市産出で、遠赤外線やマイナスイオン放射に優れているらしい
です。すいません、どう体に良いのかは分かりません。個人的には、「歩行欲」がオススメです。浴
槽自体は、温浴・水浴ともに1m(もない)四方で水深も足首までしか浸かれません。しかし、温浴・
水浴ともに玉砂利が底に敷かれており、入浴直後は、当初は足裏に激痛が走りますが、我慢して入浴
を続けているとなんだか病みつきになります。
「歩行浴」(足つぼ湯)
→ 「♪ やめられない とまらない」
ただ、足裏に激痛が走った時点で、ワタクシのどこかが病んでいるのは、間違いないのですが。
ちなみにこの「温泉錦湯」、スタンプカードがあります(スタンプ20個で1回入浴無料)。
「継続は力なり」と言いますが…私の足裏が健康になるまでにはスタンプカード何枚必要だろう? と
気が遠くなってしまうのは、のぼせているわけではないと思います。…単なる強がり?
(入浴日:2011年10月22日)