今回は白木川内温泉の「山荘」「旭屋旅館」です。なぜ2件一緒なのか? うまく説明

できるかどうか分かりませんが、ひとまずレポートをしてみます。

 場所は出水市の山沿い、国道447号線沿いにある県道48号線の途中に看板があるの

で、その看板に沿って南下すると看板が見えてきます。ちなみに大口市方面から向かう場

合、県道48号線は離合困難な場所が数ヶ所あるので、多少遠回りでも国道447号線か

ら出水市に入ったほうが無難かと思います。

 





  浴槽(「旭屋旅館」のほう)からの景色






 入浴料は150円。ついでにタオルを所望すると250円とのこと。で、タオルを手に

すると・・・ タオルを包むビニールに
「粗品」の印刷が。プレゼントなのかよ!(三村

風)
 

 店の目の前にある浴槽に行こうとすると、店のおばちゃんが「もうひとつ浴槽がある。

そっちのほうが広いからそっちに行ったら?」という旨の助言があったので、私が「両方

とも入浴できるのですか?」と尋ねると、「いや、どちらか」との答えが。おっしゃる意

味がよく分かりません。ともかく、薦められた広い浴槽へ入ります。浴槽の広さは約3畳、

泉質は「アルカリ性単純硫黄泉」で、泉温はほんの少し高めかな?という程度です。硫黄

の臭いのするお湯を舐めてみると、ゆで卵の白身の味がしました。あと、浴槽の底が自然

石を敷いているためか、えらくデコボコしています。
デンジャラスです。お湯の質はよい

です。ただ、建物はあまり綺麗ではなく、脱衣所に洗面場がないので、ぬれたタオルは窓

のから絞って下の川に流さなければ
いけません。ロッカーもほこりかぶっていたし・・・
 





    浴槽(旭屋旅館) つき指注意!!







 
ちなみに、入られなかったもう一つの浴槽は、のぞいてみるとひと一人入るのがやっと

の広さでした。「本物の温泉2」(九州人発行)によると、「山荘」「旭屋旅館」は兄弟

が経営しており、温泉も共同で管理しているそうです。私が入浴したのは「旭屋旅館」の

ほうで、同じ建物の階段を登ると、「旭屋旅館」の入口に出て来ました。ということは、

入られなかった狭いほうの浴槽は「山荘」のもので、2つとも入るには、別に150円必

要かと思われます。
まっ、勘だけどね。

                        (入浴日:2003年10月28日)